ステラ薫子です。
レオンで大聖堂など、歴史的価値のある建物など数多くのものを観光した後は、アストルガへ向かいました。
アストルガはローマ時代に築かれ北西スペインの重要都市でした。ローマ時代の浴場跡など今でも考古学的に貴重な資産が残されています。スペインで最初に設置された司教座のひとつでもあります。一時期、衰退した時期がありましたが、中世に巡礼路の主要宿場として再び脚光を浴びることになりました。
さて、我々が一番先に向かったのが司教館。
ここは1889年にガウディが建築した建物です。洋風のお城のように華やか。しかし、ここを利用していた司教が死去した後、次の司教はこの建物を好まず、現在は博物館となっています。
ここでは記念撮影だけをしてアストルガ大聖堂へ。
アストルガ大聖堂は、15世紀から建設が始まり、18世紀後半まで続いたため、ゴシック、バロック、ルネサンスと多種の様式が混在しています。
到着したときはミサが行われていたので、(この旅はミサの最中に遭遇することが多かったような気がします。そのおかげで美しい讃美歌を聞くことができました)フレスコ画やマリア像を見学。
その後は、大聖堂ミュージアムで買い物を。巡礼スタンプも押してもらいました。大聖堂を出てチョコレートのお店巡りをしてようやく昼食。とても美味しいランチでした。
そしていよいよサンディアゴ・デ・コンポステーラが望めるゴゾの丘へ。
バス移動中は天気が悪く、雨が降っていたのですが、ゴゾの丘へ近づくと奇跡的に太陽が顔を出しました。
私の晴れ女パワー発揮でしょうか。この旅も外を観光地のポイントでは晴れていることがほとんどでした。巡礼の像の間からサンディアゴ・デ・コンポステーラを確認し、急いでバスへ。
さて、次回はついにサンディアゴ・デ・コンポステーラです。