高倉健さんの訃報がメディアで大きく取り上げられています。
日本の銀幕のトップスターだと誰もが認める
素晴らしい俳優さんだったと思います。
とても残念です。

さて、今日は、在りし日の姿を思い起こしながら、
占星術で高倉健さんについて語りましょう。

高倉健さんは、1931年2月16日生まれです。
ホロスコープを見ると、太陽星座が水瓶座、
また、感性の星、月星座も水瓶座、
さらにコミュニケーションの星、水星星座も水瓶座でした。
彼の性質を作り上げる天体(惑星)の星座がほとんど水瓶座だったのです。

私も水瓶座です。
水瓶座の方は、常識の枠を飛び越えた自由な発想力を持っています。
自分の世界観を貫き通すために、
ときに変わっていると言われることもあるでしょう。

高倉健さんをテレビで見ていると、実直さはよくわかるけれど、
あまり素の顔は見せてくれない方だなという印象を受けます。
プライベートの自分を見せることを、
好ましく思っていなかったのかもしれません。

水瓶座の性質にもそういうところがあります。
個性的に振る舞いますが、その自分の個性をアピールし、
わかってもらおうとはしないのです。
我が道を行く、と言えば分かりやすいでしょうか。

恋愛の星、金星星座は山羊座です。
これは高倉健さんの恋愛観が山羊座的であるということです。
山羊座の恋愛は堅実。
ゆっくりと相手との距離を深め、信頼を築いていこうとします。
恋愛、結婚に対する考えも昔堅気です。

そして制御の星、土星星座も山羊座です。
高倉健さんは金星と山羊座の位置が
0度(コンジャンクション)の角度にあります。
金星の燃え上がる恋愛を土星が抑制してしまいます。
恋愛することが苦手で、愛の表現なんて口に出して言えない。
だけれどもその愛は長く続く。
そんな恋をしてきたのでしょうね。

山羊座は12星座中、一番忍耐強く責任感があります。
土星星座が山羊座ですから、
自分の生き方を貫こうとする意志がさらに強固になります。

ただし、エネルギーの星、火星が獅子座の0度の位置にあるため、
やんちゃな一面があったのではないかと思います。

それでは高倉健さんの運勢を見てみましょう。
運勢的には今から7年前位に、
ストレス・カルマ業病運という運勢が入っています。
おそらくこの頃から、だいぶ体調が崩れていたのではないかと思います。

2012年3月ほど前から2013年7月10日位まで、病気軸も入っていました。

そして、今年の彼の運勢は無の状態。
亡くなられた11月10日は、占星術では太陽が火星、海王星を通過しています。
これは病気の運勢を示します。
まさに、天から召された命をまっとうしたと言えるでしょう。
今頃は、天国で来世のときを待っているのではないかと思います。

偉大なるスターが亡くなることは残念ですが、天寿をまっとうし
最後まで、国民に夢を与えてくれた高倉健さんならではの
輝かしい人生だったのではないかと思っております。
心よりご冥福をお祈りします。