こんにちは。ステラです。



今年のゴールデン・ウィークは

飛び石の連休となりましたね。



私もその飛び石の短い連休期間を利用して

1ヶ月半ぶりに韓国に行って来ました。



今回、私が韓国へ行ったのは

どうしても行きたいところがあったからです。



今から7年前に訪れた江華島の普門寺の

「磨崖石仏坐像様に一目お会いしたい」ということで

韓国の方にお願いをして連れて行ってもらいました。チョキ



江華島というのはその昔の高麗時代、

開城というところに首都があった時代に



モンゴル人が開城に押し寄せてきて

高麗の都が一度江華島に移動しました。



理由は、島になっているため

モンゴルからの襲撃を避けるには適地だったからです。



場所は仁川から近く

ソウル市内から車で約1時間半ほどの距離



私が何故このように江華島について

詳しいのかと言いますと



実は、KNTVで放映されている武神(ムシン)という

韓国ドラマにハマッていて



毎週月曜、火曜日は必ず欠かさずみるし

どうしてもそれが不可能な場合は

録画して後でみているからですビックリマーク



ドラマでは高麗時代の主人公が、

奴隷の立場から最高権力者の将軍という地位にまで

上り詰めるという内容の時代劇です。



凄く面白いので、

もしご興味のある方は是非みて下さいね。ニコニコ



このドラマでは江華島がよく出てきます。



私が7年前に普門寺を訪れた時は

この島に対する知識もあまり持っていなくて

ただ訪れていただけなのですが



知識を身につけてから訪れると、

それなりのものを得られる!ということで、



胸高らかに汝矣島 (ヨイド)の家を

11時に出発したのです。車



が、しかし、ちょうど訪れた日が



江華島のコインドルという、

紀元前2500年から紀元前1500年頃 に造られた



支配階級の墓であると同時に

儀式用の祭壇とされている場所で

祭典が行なわれていたため、



渋滞に巻き込まれ、



普段なら車で約1時間半で着くのですが、

何と2時間40分もかかってしまいまいました。あせる



そして、江華島からは

席毛島(ソンモド)まで約5分程フェリーに乗ります。船



私は車が渋滞していた時、

朝ごはんを食べずに出発したので

お腹が空いてしまい、



ちょうど道の真ん中で

おじさんがお煎餅を売っていたので

そのお菓子を買って車の中で食べていましたが



その残りをフェリーからカモメ達にあげると、

カモメが近くまで寄ってきました。



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私が手のひらにお菓子をのせると、

上手にくちばしでつまんでは、

飛んで行って空中で美味しそうに食べるのです。音譜



その様子に我を忘れ、

周りの子供達と一緒になってはしゃいでしまいました。



こんなに童心に返ったのは、久しぶりです。ニコニコ



席毛島(ソンモド)の船浦里乗船場に到着すると



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市場のアジョシ、アジュモニ(オジさん、オバさん)が

待ち構えたかのように客引きをしています。



私達もまずは腹ごしらえからと



そこで一番声が大きかった

アジュモニ(オバさん)に引きずられるかのように

お店の中へと入り



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スントゥブを食べてイザ出陣!



普門寺までの道路は斜面が15度の坂になっています。



この景色は見覚えがあるなと

これからが大変な道のりになるなと



昔の記憶を辿っている間に普門寺の入口に到着しました。



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ーーーーーーーーーー<普門寺について>ーーーーーーーーーーーー



普門寺は新羅時代635年(善徳女王4年)に

犠正大師が創建されたお寺です。



普門寺のある山の形が、インドの南にある

観世音菩薩が住むという普陀落山(フダラクサン)に似ていることから

洛伽山と呼ばれ寺を普門寺と名づけたとされています。



普門寺は

韓国3大海上観音 聖地のひとつに数えられています。



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本殿に行くまでには

本当に物凄い傾斜の坂道が私達を待っていました。



はぁ、はぁ、息を切らしながら

やっとの事で本殿に到着。



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そこで私は観音経と般若心経、南無阿弥陀仏を唱えながら

御神殿にご挨拶をしました。



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この寺には実に面白い逸話があります。



お寺が建てられてから10年後の事です。



ある漁師が海で魚を獲っていると

網にかかったのはなんと石の仏像でした。



その仏像を見て

「何だ、こりゃ?」と漁師は言って海に捨てました。



そして、再度網にかかったのは

また、捨てた仏像だったのです。



それで、漁師はまたその仏像を海に捨てて

今日は魚が釣れないと家に帰りました。



その日の夜、夢枕にお坊さんが出てきて

「捨てた石の仏像を拾って安置させなさい」と言われ



拾った石の仏像の数なんと22個!!



タロットカードの大アルカナと同じ数ですね。

不思議です!?



それを石窟に安置しました。



石室内には

釈迦牟尼仏、弥勒、菩薩と羅漢像が安置されています。





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私がこの場所でお祈りをしていると、

精神的な安堵感を感じられました。



実は以前はこの22の石像がどこのものか?

わからなかったらしいのですが、



つい最近この石を調べたところ、

インド産の土石であることがわかったそうです。



ですから、インドの南にある観世音菩薩が住むという

普陀落山(フダラクサン)に似ていることから



洛伽山と呼ばれたというのは

何か意味があるのだなと思い

私は感動しました。



念願の磨崖石仏坐像様にお会いするには

この長~い階段を登らなければなりません!!





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ここまで連れて来て下さった社長が

「先生、ここ本当に行くんですか?」と声をかけられ、



私の今の体力では登りきれるかな?と

一分ほどその道をずっと眺め考えてました。



でも、やはり

ご挨拶したいという一心で

418段ある階段を登る決心をしたのです。



階段の途中には踊り場があり

108段、108段が2回あります。



この108段というのは人間の煩悩を表します。



多分、この108段を登ることによって

煩悩を捨てていく。



観音様とお会いする間に汚れを取るという

観音様のお導きというか、入口なのではないかなと

思いながら登って行きました。



途中の踊り場です。見てください。



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こちらから見る海がまた素晴らしくて

この場所で5分休憩をとり



また、108段登り、

そこからまた数段登ってついに到着!!



この磨崖石仏坐像様は高さが9m20cm、幅3m30cm



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この観音様は1928年に表訓寺の住職、李華応と

普門寺の住職、裵善周が彫刻したもので

韓国三十三観音聖地の一つです。



私は観音菩薩がとても大好きです。



自宅にも観音菩薩像がいくつかあり、

韓国の家にもあります。



そして、私の後ろには

観音菩薩様がついていると

よく霊能者に言われて来ましたが、



不思議な事に

私が前世で修行をしていたというのを

弥勒様、観音様に会うと感じられるんです。



この場所で座り、静かに祈りを捧げました。



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本来ならば、今回の旅行では

江華島のコインドルと

伝燈寺(チョンドサ)も観る予定だったのですが



残念な事に今回は普門寺だけで

時間いっぱいとなってしまいました。



帰り道も渋滞にハマリ、

フェリーに乗るまでの時間は

約1時間半を要しました。



ヨイドの自宅に着いたのは

遅くなりましたが、



途中、道は混んでいても

私にとっては最高の旅となりました。



しかし、隣でずっと運転していた方は

非常にお疲れだったご様子。



本当に申し訳ございませんでした。



今度江華島に行く時は

伝燈寺(チョンドサ)、コインドル、

高麗王宮を観て回りたいと思っています。



その時にもまた、

いつも運転手を買って出て下さる

韓国の方と、ご一緒したいなぁと思うのですが、



社長さん、

次回も私の我儘に付き合って下さいますよねはてなマークはてなマーク