こんにちは。ステラです。
ずっと続けてきた熊野、高野山巡りも
これでラストになります。
高野山に移動して迎えた
最終日の1月2日の話です。
前日、元旦の夕飯の時に、
宿坊の住職さんが席に参上されて、
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/3b/41/j/t02200165_0640048012386329952.jpg?caw=800)
「明日先祖供養の
御奉納をされますか?」と聞いて下さいました。
せっかくなのでぜひ、と申し上げると
小坊主さんが申請用紙を持ってきてくれました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/c2/fc/j/t02200165_0640048012386329729.jpg?caw=800)
さっそく希望者は内容を埋めて、
翌朝、護摩焚きをしていただくことに。
翌朝、6時半。
眠い目をこすりながら、本殿の方へと集まり
ご住職様による護摩焚きが始まりました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/24/34/j/t02200164_0640047812386329415.jpg?caw=800)
私達メンバーもほぼ全員が先祖供養に参加。
私も、父方、母方両方の先祖供養が出来、
ほっと胸を撫で下ろしました。
今回の旅は、三日前の闘鶏神社からの祈祷で始まり
開寅祭を経て、最終日は先祖供養。
最高の祈祷、供養の旅となりました。
心身共に洗われたような気がします。
先祖供養が終わると朝食の場へ移動。
全員が晴れやかな表情で、
精進料理を堪能しました。![割り箸](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/01/85/j/t02200164_0640047812386329201.jpg?caw=800)
この3日間ホテルを転々として来ましたが
この熊谷寺の宿坊で出された
料理が非常に美味でした。![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
精進料理ということで、
質素なものだと思い込んでいたのですが、
こんなに手の込んだ、美味しいものを
作られているということに驚きました。
精進料理は身体にも優しいし
精神修行の食べ物としては
最高のものではないかと思います。![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
これからも高野山を訪れるときは、
宿坊に泊まり、精進料理を食べようと決めました。
食後は奥の院に向かう予定だったのですが、
距離が少しあるため、早めにチェックアウトして出発。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/dd/46/j/t02200165_0640048012386328936.jpg?caw=800)
ーーーーーーーー<奥の院について>ーーーーーーーーー
奥の院は、弘法大使空海の御廟(霊屋)が祀られている
高野山で最も信仰させている場です。
参道の両側には30万基ともいわれる墓石や
供養塔が立ち並び、ここに祀られている人達は
真言宗の宗徒とは限りません。
それは空海が宗派を超越して
信仰されていることの証でもあります。
墓石や供養塔の半数近くは戦国大名のお墓で
彼らは永遠に生き続けるとされる空海を慕い
浄土への往生を願ってここにお墓を建てたらしいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奥の院には歴史の立役者となる
顔ぶれが供養されています。
一例を挙げてみると
織田信長供養塔
親鸞聖人供養塔
明智光秀供養塔
伊達政宗供養塔
武田信玄・勝頼供養塔
時代劇で見るような有名な方々も多く、
本当に驚きました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/8b/46/j/t02200165_0640048012386328694.jpg?caw=800)
昔ながらのお墓独特の参道です。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/aa/62/j/t02200165_0640048012386328396.jpg?caw=800)
そこを通り過ぎると
水向地蔵(みずむけじぞう)が祀られています。
地蔵菩薩や、観音菩薩、不動明王など
全部で15体ありました。
奥の院に入る前に
参詣者はこれらの像に水をかけて、身を清めた後に
ようやく、御廟の橋を渡ることになるのです。
村田社長はどの菩薩様に
水をかけようかと迷っているみたいです!
↓
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/ed/76/j/t02200164_0640047812386327921.jpg?caw=800)
私は観音様に水をかけました。
ーーーーーーーーー<御廟の橋とは>ーーーーーーーーーー
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/be/c6/j/t02200164_0640047812386326552.jpg?caw=800)
御廟の橋は、別名無明の橋と呼ばれ
橋板一枚、一枚の裏には金剛界37尊を示す
種子(梵字)が刻まれています。
これを渡ると浄土に行けると信じられています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橋の先から向こうは違う世界!
橋を渡る時にはまず、合掌礼拝します。
合掌するのは、空海がここまで送り迎えをしてくれると
信仰されているためだそうです。
空海が修行のため入定したのは承和2年(西暦835年)
高野山ではまだ空海は生きているという信仰があり
空海入定後も毎日早朝に洗面用の桶を備え、
1日2回、食事や抹茶の膳を供えているそうです。
この先からは
シャッター、カメラ禁止になります。
残念ながら、素晴らしい光景、
弘法大使の灯篭洞の中の素晴らしさは
写真でお見せできません。
ーーーーーーーーーー<灯籠堂について>ーーーーーーーーーーーーー
御廟の橋を渡ると正面に灯籠堂があります。
ここには約2万500基が祀られ
日本最大の光明な世界を現出しています。
元永元年(1118年)から現在に至るまで
灯は消えることなく灯されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この奥の院から感じる何とも言えないエネルギー。
本当に胎蔵界と金剛界が一緒になった
世界の中にいるような、
宇宙にいるような感じの場所。
そして熊野本宮では味わえない、
金剛峯寺でも感じる事の出来なかった、
奥の院ならではの天と地が合体したような感覚。
曼荼羅で例えるならば
胎蔵界と金剛界が合体した場にいるような感じです。
多分、ここにもう一度来る事になるだろうなと
私は感じ、お守りを買い、次は壇上伽藍へと向かいました。
高野山において奥の院と並ぶ神聖な場所が
壇上伽藍です。
この壇上伽羅は19の塔で構成されていて
境内全体が国指定の史跡となっています。
その中で目を引くのは、
鮮やかな朱塗りの大塔です。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/e8/3c/j/t02200295_0358048012386326093.jpg?caw=800)
壇上伽藍の壇上とは、
大塔が鎮まる檀という意味です。
ーーーーーーーーーーー<根本大塔について>ーーーーーーーーーー
この根本大塔は、創建以来5回も
落雷による火災で焼失されそのつど再建されました。
現在の塔は昭和12年の再建で、塔の高さは48.5メートル
ここに胎蔵界と金剛界の両仏が安置されています。
塔内部の真ん中には大日如来が本尊として座しており
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/c4/8e/j/t02200164_0640047812386325794.jpg?caw=800)
その四方には、金剛界(密教の教主・大日如来の知恵の世界)の
4仏が配置されており、その周りに16本の柱が立てられ
各柱には色鮮やかな金剛界の菩薩の絵が描かれています。
いずれも日本画家の堂本印象(1891~1975年)の作品
一つの塔内に密教におけるふたつの世界
胎蔵界と金剛界両方の仏が安置されることを「胎金不二」といいますが、
これは非常に珍しいことで、現存する多宝塔では唯一の例です!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はそのあまりの偉大な鎮座に
圧倒されてしまいました。
本当は弘法大使さまの肖像画が安置されている
御影堂を見たかったのですが、
お正月ということもあり
ほとんどの塔がクローズされていて
見ることが出来ずとても残念でした。
しかし、金堂は開いていたので、中に入ってみると
そこには胎蔵界と金剛界の曼荼羅が飾ってありました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/0a/a9/j/t02200295_0358048012386325452.jpg?caw=800)
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/eb/f4/j/t02200164_0640047812386325255.jpg?caw=800)
色々と覗いて回っているうちに、
時刻は午後2時を過ぎていました。
そろそろ大阪の伊丹空港に向けて
出発しなければならなかったので、
名残惜しく思いながら高野山を後にしたのです。
50年以上生きて来た私ですが、
この年末年始の旅は、初めての体験ばかりの旅。
とても貴重な旅になりました。
日本にも、これだけの素晴らしいものが沢山あると
再確認した次第です。
今まで海外が好きだった私ですが、
今年は少し、日本にも目を向けて
神社巡りをしながら、1つ1つの意義、
今年は出雲、伊勢神宮の式典
遷宮が20年、60年と重なります。
この2013年は何か大きな変わり目、節目となる時なのでは
ないのかなと思います。
9月には伊勢、11月には出雲へ行こうと計画中です
<
また、その時が来たら
みなさんにご報告しますね。![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
ずっと続けてきた熊野、高野山巡りも
これでラストになります。
高野山に移動して迎えた
最終日の1月2日の話です。
前日、元旦の夕飯の時に、
宿坊の住職さんが席に参上されて、
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/3b/41/j/t02200165_0640048012386329952.jpg?caw=800)
「明日先祖供養の
御奉納をされますか?」と聞いて下さいました。
せっかくなのでぜひ、と申し上げると
小坊主さんが申請用紙を持ってきてくれました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/c2/fc/j/t02200165_0640048012386329729.jpg?caw=800)
さっそく希望者は内容を埋めて、
翌朝、護摩焚きをしていただくことに。
翌朝、6時半。
眠い目をこすりながら、本殿の方へと集まり
ご住職様による護摩焚きが始まりました。
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私達メンバーもほぼ全員が先祖供養に参加。
私も、父方、母方両方の先祖供養が出来、
ほっと胸を撫で下ろしました。
今回の旅は、三日前の闘鶏神社からの祈祷で始まり
開寅祭を経て、最終日は先祖供養。
最高の祈祷、供養の旅となりました。
心身共に洗われたような気がします。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
先祖供養が終わると朝食の場へ移動。
全員が晴れやかな表情で、
精進料理を堪能しました。
![割り箸](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/01/85/j/t02200164_0640047812386329201.jpg?caw=800)
この3日間ホテルを転々として来ましたが
この熊谷寺の宿坊で出された
料理が非常に美味でした。
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
精進料理ということで、
質素なものだと思い込んでいたのですが、
こんなに手の込んだ、美味しいものを
作られているということに驚きました。
精進料理は身体にも優しいし
精神修行の食べ物としては
最高のものではないかと思います。
![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
これからも高野山を訪れるときは、
宿坊に泊まり、精進料理を食べようと決めました。
食後は奥の院に向かう予定だったのですが、
距離が少しあるため、早めにチェックアウトして出発。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/dd/46/j/t02200165_0640048012386328936.jpg?caw=800)
ーーーーーーーー<奥の院について>ーーーーーーーーー
奥の院は、弘法大使空海の御廟(霊屋)が祀られている
高野山で最も信仰させている場です。
参道の両側には30万基ともいわれる墓石や
供養塔が立ち並び、ここに祀られている人達は
真言宗の宗徒とは限りません。
それは空海が宗派を超越して
信仰されていることの証でもあります。
墓石や供養塔の半数近くは戦国大名のお墓で
彼らは永遠に生き続けるとされる空海を慕い
浄土への往生を願ってここにお墓を建てたらしいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奥の院には歴史の立役者となる
顔ぶれが供養されています。
一例を挙げてみると
織田信長供養塔
親鸞聖人供養塔
明智光秀供養塔
伊達政宗供養塔
武田信玄・勝頼供養塔
時代劇で見るような有名な方々も多く、
本当に驚きました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/8b/46/j/t02200165_0640048012386328694.jpg?caw=800)
昔ながらのお墓独特の参道です。
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そこを通り過ぎると
水向地蔵(みずむけじぞう)が祀られています。
地蔵菩薩や、観音菩薩、不動明王など
全部で15体ありました。
奥の院に入る前に
参詣者はこれらの像に水をかけて、身を清めた後に
ようやく、御廟の橋を渡ることになるのです。
村田社長はどの菩薩様に
水をかけようかと迷っているみたいです!
↓
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/ed/76/j/t02200164_0640047812386327921.jpg?caw=800)
私は観音様に水をかけました。
ーーーーーーーーー<御廟の橋とは>ーーーーーーーーーー
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御廟の橋は、別名無明の橋と呼ばれ
橋板一枚、一枚の裏には金剛界37尊を示す
種子(梵字)が刻まれています。
これを渡ると浄土に行けると信じられています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橋の先から向こうは違う世界!
橋を渡る時にはまず、合掌礼拝します。
合掌するのは、空海がここまで送り迎えをしてくれると
信仰されているためだそうです。
空海が修行のため入定したのは承和2年(西暦835年)
高野山ではまだ空海は生きているという信仰があり
空海入定後も毎日早朝に洗面用の桶を備え、
1日2回、食事や抹茶の膳を供えているそうです。
この先からは
シャッター、カメラ禁止になります。
残念ながら、素晴らしい光景、
弘法大使の灯篭洞の中の素晴らしさは
写真でお見せできません。
ーーーーーーーーーー<灯籠堂について>ーーーーーーーーーーーーー
御廟の橋を渡ると正面に灯籠堂があります。
ここには約2万500基が祀られ
日本最大の光明な世界を現出しています。
元永元年(1118年)から現在に至るまで
灯は消えることなく灯されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この奥の院から感じる何とも言えないエネルギー。
本当に胎蔵界と金剛界が一緒になった
世界の中にいるような、
宇宙にいるような感じの場所。
そして熊野本宮では味わえない、
金剛峯寺でも感じる事の出来なかった、
奥の院ならではの天と地が合体したような感覚。
曼荼羅で例えるならば
胎蔵界と金剛界が合体した場にいるような感じです。
多分、ここにもう一度来る事になるだろうなと
私は感じ、お守りを買い、次は壇上伽藍へと向かいました。
高野山において奥の院と並ぶ神聖な場所が
壇上伽藍です。
この壇上伽羅は19の塔で構成されていて
境内全体が国指定の史跡となっています。
その中で目を引くのは、
鮮やかな朱塗りの大塔です。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/e8/3c/j/t02200295_0358048012386326093.jpg?caw=800)
壇上伽藍の壇上とは、
大塔が鎮まる檀という意味です。
ーーーーーーーーーーー<根本大塔について>ーーーーーーーーーー
この根本大塔は、創建以来5回も
落雷による火災で焼失されそのつど再建されました。
現在の塔は昭和12年の再建で、塔の高さは48.5メートル
ここに胎蔵界と金剛界の両仏が安置されています。
塔内部の真ん中には大日如来が本尊として座しており
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/c4/8e/j/t02200164_0640047812386325794.jpg?caw=800)
その四方には、金剛界(密教の教主・大日如来の知恵の世界)の
4仏が配置されており、その周りに16本の柱が立てられ
各柱には色鮮やかな金剛界の菩薩の絵が描かれています。
いずれも日本画家の堂本印象(1891~1975年)の作品
一つの塔内に密教におけるふたつの世界
胎蔵界と金剛界両方の仏が安置されることを「胎金不二」といいますが、
これは非常に珍しいことで、現存する多宝塔では唯一の例です!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はそのあまりの偉大な鎮座に
圧倒されてしまいました。
本当は弘法大使さまの肖像画が安置されている
御影堂を見たかったのですが、
お正月ということもあり
ほとんどの塔がクローズされていて
見ることが出来ずとても残念でした。
しかし、金堂は開いていたので、中に入ってみると
そこには胎蔵界と金剛界の曼荼羅が飾ってありました。
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/0a/a9/j/t02200295_0358048012386325452.jpg?caw=800)
![ステラ薫子オフィシャルブログ「stella fortune up diary」 Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130121/17/stella-kaoruko/eb/f4/j/t02200164_0640047812386325255.jpg?caw=800)
色々と覗いて回っているうちに、
時刻は午後2時を過ぎていました。
そろそろ大阪の伊丹空港に向けて
出発しなければならなかったので、
名残惜しく思いながら高野山を後にしたのです。
50年以上生きて来た私ですが、
この年末年始の旅は、初めての体験ばかりの旅。
とても貴重な旅になりました。
日本にも、これだけの素晴らしいものが沢山あると
再確認した次第です。
今まで海外が好きだった私ですが、
今年は少し、日本にも目を向けて
神社巡りをしながら、1つ1つの意義、
そして、歴史を感じとれる
お参りをしていきたいなと思っております。
今年は出雲、伊勢神宮の式典
遷宮が20年、60年と重なります。
この2013年は何か大きな変わり目、節目となる時なのでは
ないのかなと思います。
9月には伊勢、11月には出雲へ行こうと計画中です
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
また、その時が来たら
みなさんにご報告しますね。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)