こんにちは。ステラです。
年末年始の旅ブログ、
熊野・高野山巡り第3弾になります。
今日は、かつて熊野本宮が鎮座されていた
大斎原（おおゆのはら）での出来事をお話したいと思います。
熊野本宮大社は
明治までは、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある
「大斎原（おおゆのはら）と呼ばれる中州にありました。
しかし、明治22年（1889年）の8月に大水害が起こり、
大斎原に鎮座していた上中下各四社のうち、
上四社を除くすべての社殿が
一瞬のうちに押し流しされてしまうという惨事が起きたのです。
そのため、上四社を明治２４年に現在の社地に遷し、
その他の流された社殿は仮として石祠を造営して合祀してあります。
長い間大斎原で眠っていた
熊野本宮本殿の聖地を見られるという事で
私はこの地をワクワクする思いで訪れました。
「あれは何なのだろう？」
近くの駐車場を降りて、斜め右に顔を向けると
物凄く大きな鳥居が目に入ってきました。
裏道を通り抜けてみると…
多分日本一高いであろう？
鳥居がそびえ立っていました！
そしてその鳥居の真ん中には黄金に輝く
熊野本宮大社の八咫烏（ヤタガラス）のマークが入っていました。
鳥居を見上げて写真を撮ろうと思っても
通っているかのような感じです！
そして、突然、目の前に広大な地が開け、
左側には川が流れていました。
ここには2000年前の熊野の御霊がまだ残されている。
そんな思いが私の胸を掠めました。
厳粛な心持ちで本殿があった跡地で、
いつものようにお参りを済ませると
やはりここは
熊野本宮をお守りしていた聖地だったのだ！
という事を私は実感したのです。
そして、私達は名残惜しむように
大斎原から熊野本宮へと向かいました。
熊野本宮の参拝客は、意外とまばらで、
静かな本宮でお参りをする事が出来ましたが
本宮の社務所では、新年を迎える準備で、
てんやわんやのご様子！
2013年、新年の幕開けを前に、
神社の忙しさが伝わってきました。
宮司様に挨拶しようとしたのですが、
宮司様は、ケータイ片手に取材に追われていて
声をおかけするのもままならないような状態！
それでも、私を一目見ると、
「ステラさん！ごめんね。今忙しくて…」と微笑んで下さり、
私がお土産にと持っていった
とらやの羊羹を喜んで受け取ってくださいました。
その後、熊野本宮でご朱印を貰い、
各自お守り等おみやげを抱えつつ宿に戻る車中で
今日泊まる旅館の話でみんなで盛り上がりました。
随分と宿泊の料金が安かったので
みんなで、得したねと喜んでいたのですが、
宿に戻ると、旅館の方から、
「夕食はついていません」と言われ
「えっ！夕飯ついてないの？」と私達はビックリ
宿の値段が安かった理由を知った瞬間でした
旅館の方が「夕食を作りますか？」と言われたのですが、
夕食は近場で何とかしようと思い御断りしました。
すると旅館の人から
「周囲にはお店はないですよ！」という助言が…。
東京から来た私達はどうにかなるだろうと気楽に考え、
深夜の祈祷に備え2時間程仮眠につきました。
午後9時、各自の願い事、大切な物、御朱印帳を準備して
さあ、夕食を食べようと車で外出したのはいいのですが、
行けども行けどもお店は見えず、当たりは真っ暗闇で
ホントにお店が一軒も見当たらない
ここは東京じゃない、熊野なんだ！ということを
改めて悟った次第です。
旅館の人が私達に親切に語って下さった言葉を、
聞き流してしまったことが悔やまれました。
夜11時には本宮に行かなければならないし、
どうしよう？と困りながら
さらに一時間、車を走らせたてやっと
ローソンが見えました
私はこれ程迄に、
コンビニを見て喜んだのは初めてです。
もう少し行けばイオンがある！との事で
車をさらに走らせて、閉店時間10分前にイオン到着！
お店の中を走るようにして、各自自分の食べ物を買い
車の中での慌ただしく夕食を食べ、本宮に無事11時に到着！
でも、これが31日で良かったなと、つくづく思いました。
これがもし1日の出来事だったら、、、
一年の計が食べ物探しで終わってしまう！
その事を考えるだけでもぞっとします。
これほどまでにイオンとローソンの存在が
有難く感じられたのは初めての事でした。
皆さんも熊野に行かれる際にはご注意を！
夕食付きの宿を予約するようにした方がいいですよ
次に皆さんに
ここまでの旅程で頂いた
メインの場所のご朱印を披露したいと思います
【闘鶏神社】
【那智大社】
【那智の滝】
【熊野本宮大社】
スタッフが朱印を集めているように、
世間一般でも、このご朱印を集めるのが
今、ブームとなっているようですね
――――――――――＜続く＞―――――――――――
年末年始の旅ブログ、
熊野・高野山巡り第3弾になります。
今日は、かつて熊野本宮が鎮座されていた
大斎原（おおゆのはら）での出来事をお話したいと思います。
熊野本宮大社は
明治までは、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある
「大斎原（おおゆのはら）と呼ばれる中州にありました。
しかし、明治22年（1889年）の8月に大水害が起こり、
大斎原に鎮座していた上中下各四社のうち、
上四社を除くすべての社殿が
一瞬のうちに押し流しされてしまうという惨事が起きたのです。
そのため、上四社を明治２４年に現在の社地に遷し、
その他の流された社殿は仮として石祠を造営して合祀してあります。
長い間大斎原で眠っていた
熊野本宮本殿の聖地を見られるという事で
私はこの地をワクワクする思いで訪れました。
「あれは何なのだろう？」
近くの駐車場を降りて、斜め右に顔を向けると
物凄く大きな鳥居が目に入ってきました。
裏道を通り抜けてみると…
多分日本一高いであろう？
鳥居がそびえ立っていました！
そしてその鳥居の真ん中には黄金に輝く
熊野本宮大社の八咫烏（ヤタガラス）のマークが入っていました。
鳥居を見上げて写真を撮ろうと思っても
全てをカメラのフレームに納めることが出来ないほどの高さです。
写真では、皆さんにそれがどれ位の大きさなのか
うまく伝えることが出来ないのが残念です。
この鳥居が大斎原の鳥居でした。
この時既に、
時刻は午後3時を少し回ったところで
太陽も沈みかけていた頃でした。
周りには私達以外あまり人もおらず、
トンビが空高く鳥居の周りを飛んでいました。
まず、私たちは鳥居の前で一礼して
中へ入り、まず手と口を清めました。
本殿があった場所へ向かう道は
両端が高い樹で覆われていて
まるで、女性の子宮の中を
通っているかのような感じです！
そして、突然、目の前に広大な地が開け、
左側には川が流れていました。
ここには2000年前の熊野の御霊がまだ残されている。
そんな思いが私の胸を掠めました。
厳粛な心持ちで本殿があった跡地で、
いつものようにお参りを済ませると
やはりここは
熊野本宮をお守りしていた聖地だったのだ！
という事を私は実感したのです。
そして、私達は名残惜しむように
大斎原から熊野本宮へと向かいました。
熊野本宮の参拝客は、意外とまばらで、
静かな本宮でお参りをする事が出来ましたが
本宮の社務所では、新年を迎える準備で、
てんやわんやのご様子！
2013年、新年の幕開けを前に、
神社の忙しさが伝わってきました。
宮司様に挨拶しようとしたのですが、
宮司様は、ケータイ片手に取材に追われていて
声をおかけするのもままならないような状態！
それでも、私を一目見ると、
「ステラさん！ごめんね。今忙しくて…」と微笑んで下さり、
私がお土産にと持っていった
とらやの羊羹を喜んで受け取ってくださいました。
その後、熊野本宮でご朱印を貰い、
各自お守り等おみやげを抱えつつ宿に戻る車中で
今日泊まる旅館の話でみんなで盛り上がりました。
随分と宿泊の料金が安かったので
みんなで、得したねと喜んでいたのですが、
宿に戻ると、旅館の方から、
「夕食はついていません」と言われ
「えっ！夕飯ついてないの？」と私達はビックリ
宿の値段が安かった理由を知った瞬間でした
旅館の方が「夕食を作りますか？」と言われたのですが、
夕食は近場で何とかしようと思い御断りしました。
すると旅館の人から
「周囲にはお店はないですよ！」という助言が…。
東京から来た私達はどうにかなるだろうと気楽に考え、
深夜の祈祷に備え2時間程仮眠につきました。
午後9時、各自の願い事、大切な物、御朱印帳を準備して
さあ、夕食を食べようと車で外出したのはいいのですが、
行けども行けどもお店は見えず、当たりは真っ暗闇で
ホントにお店が一軒も見当たらない
ここは東京じゃない、熊野なんだ！ということを
改めて悟った次第です。
旅館の人が私達に親切に語って下さった言葉を、
聞き流してしまったことが悔やまれました。
夜11時には本宮に行かなければならないし、
どうしよう？と困りながら
さらに一時間、車を走らせたてやっと
ローソンが見えました
私はこれ程迄に、
コンビニを見て喜んだのは初めてです。
もう少し行けばイオンがある！との事で
車をさらに走らせて、閉店時間10分前にイオン到着！
お店の中を走るようにして、各自自分の食べ物を買い
車の中での慌ただしく夕食を食べ、本宮に無事11時に到着！
でも、これが31日で良かったなと、つくづく思いました。
これがもし1日の出来事だったら、、、
一年の計が食べ物探しで終わってしまう！
その事を考えるだけでもぞっとします。
これほどまでにイオンとローソンの存在が
有難く感じられたのは初めての事でした。
皆さんも熊野に行かれる際にはご注意を！
夕食付きの宿を予約するようにした方がいいですよ
次に皆さんに
ここまでの旅程で頂いた
メインの場所のご朱印を披露したいと思います
【闘鶏神社】
【那智大社】
【那智の滝】
【熊野本宮大社】
スタッフが朱印を集めているように、
世間一般でも、このご朱印を集めるのが
今、ブームとなっているようですね
――――――――――＜続く＞―――――――――――