こんにちは。ステラです。



私が関心をもっている世界のスポットを

今後ブログでみなさんに紹介して行きたいと思っています。



先日エジプトのデンデラ天空図、占星術の話をしましたが

今日も前回に引き続き、デンデラ神殿の話をしたいと思います。



デンデラはエジプトで最も重要な神殿遺跡のひとつで

デンデラ神殿は農業が盛んな小さな町、

ケナ(赤枠の部分)の外れにあります。






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ハトホル神は喜びと愛の女神で

通常は雌牛、雄牛の頭か耳を持つ女性として表現されますが、

まれに雄牛の角の間に日輪の髪飾りをつけた女性として登場します。



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神話によると、ハトホル神をまつるこの神殿は

古王国時代に再建された新王国の以下の君主たちが

神殿の装飾を行っていました。



【トゥトモセ3世(紀元前1479年~1425年)、

アメンホテプ3世(紀元前1391年~1353年)

ラメセス2世(紀元前1290年~1224年)、

ラメセス3世(1194年~1163年)を含む】



中でも有名なラメセス2世は、

エジプトで多くの神殿を作った王としても知られています。



この神殿はエジプトの大部分の神殿と同じく

ナイル川の方向を向いているのですが

ナイル川の流れがここでは屈折しているため、

この神殿は通常のような東西の方向の軸線を持たず、

北に面して立っています。



写真のハトホル神殿はギリシア・ローマ時代のものです。



デンデラは神々の神殿そのものの内部で行われる祭礼と同じく、

「新年祭」と「美しき出会いの祭」の様子を伝えてくれる

古代の記述に見られるとおり、再生を目的としたものでした。



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          ハトホル神殿








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儀式は次の通りです。

デンデラではエジプトの「元旦」前夜になると、ハトホルの神像が

神殿の屋上に特に設けられたキオスクまで運び上げられたそうです。



<キオスクとは?>

語源は、地中海周辺のアラビア語、ペルシャ語から来ています。

意味は、パビリオンと同じでメインの建物からすこし離れて

庭などに立っている(Free Standing)建築物のことをいいます。





神像はそこに安置されて夜明けを待ち、

上る太陽の光を浴びることになるのです。



それは像に新たな生命を吹き込むためだったそうです。



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祭礼の日にはおびただしい数の花が捧げられました。



花はアンク(生命)の文字をかたどった容器に入れられるか、

おおきな花束(「花束」を意味するエジプト語は「生命」を意味する単語と

同じ子音構造を持っていた)にされて奉献されました。



花はいつでも捧げることができました。

それは、花が生命と再生の象徴だったからです。



デンデラ神殿の特徴をなすハトホル柱あるいは「シストルム形」柱は

初期のキリスト教徒たちによってひどく傷つけられ、

女神の顔面は多くが削りとられています。本当に残念!しょぼん



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デンデラの屋上礼拝堂の柱頭に表されているハトホル女神は、

デンデラとエドフの両神殿で行われた重要な祭礼で

中心的な存在となりました。



また、ハトホル神殿で最も高い位置にあるこの区画は、

古代の敬虔な巡礼たちが女神からのお告げや

奇跡を待つ場所として用いたところでもあります。



私もここに入りましたが、藍色のオーラで

なんともいえないス~ッとした感じでした。音譜



また是非、訪れてみたいものです。ニコニコ