今回は私が幼い頃に抱いていた夢について
話したいと思います。
私は小さい頃、
考古学者になりたかったんです。
砂場で穴を掘っていて
何かそこで石を見つけると
これは恐竜の石かも知れない!!
と目を輝かせて
母や、叔父に持っていった覚えがあります。
(実際はただの石だったんですが、、、 )
遊んでいるときも、いつも歴史のことを考えて
日々を送っていた小学校の時の事です。
府中の祖母の家で
流れ星が落ちてくるのを見たのです。
何で遠く離れた星が目の前に落ちてくるのだろう?
流れ星って一体何なのだろう?
このときから、私は星に興味を持ち始めました。
そして、毎週日曜日になると
昔の東急文化会館の中にあった
天文博物館五島プラネタリウムに行って
一人でず~っと星を見上げていました。
上映が終わると外に出るのですが
また、トイレに隠れてこっそりと中に入り
同じものを何回も見た記憶があります。
この大好きだったプラネタリウムは、
現在は、ヒカリエという商業施設に変わってしまいました。
とても残念です。。。
最初は天体の星への興味から始まり、
知らず知らずに星の神秘の世界、
未知の世界に触れていくようになったのです。
もともと、小さな頃から少し霊感のあった私は
見えない世界というものにも強い興味を持っていました。
そして興味は広がっていき、
タロット・占星術という世界に入り込んでいきます。
このタロット・占星術を勉強していくと
その土地の文明にも触れることになります。
タロットだったら、フランスやイタリアを
実際に訪れ、その国の歴史や空気を感じてみる。
そのうちに、なぜ、この国でタロットや占星術が生まれたのかという
ルーツについて知りたいと思うようになりました。
そうこうしているうちに
世界を旅行することが私の趣味になったのです。
40歳位までは、エジプトは日本よりはるか遠い未知の国であり、
なぜだか怖いという思いがありました。
最初にエジプトを訪れたのは、今から8年位前になります。
きっかけは仕事でした。
エジプトという国は本当に別世界。
ルクソール神殿、カルナック神殿、アスワンのイシス神殿、
有名なギザのプラミッド・・・。
↑
ルクソール神殿
↑
未完成のオベリスク(切り取られていない)の前で
見ているとまるで、この国は時間が止まっているように思えます。
言葉では言い表せないほどの感動と
不思議な感覚を得たのを今でも覚えています。
ギザのクフ王のピラミッドに入った時に
私は、あるメッセージを受けました。
このクフ王のピラミッドはただのお墓ではない。
何か意味がある場所だ。
あと、4回このギザのピラミッドの中に入らなければ
あなたが知りたいことはわからないだろう。。。
この突然のメッセージを感じた途端、
私の足が震え出し、友人に背中を押してもらわなければ、
前に進めない状態でした。
スフィンクスを観たときにも不思議な現象が、
私にはそのスフィンクスの中が空洞であり
何か道があるように感じました。
エジプト大使館から来て通訳をして下さっていた方
(吉村先生とか有名な方を通訳してくださる方)
がおっしゃるには、
「実は同じことを2ヶ月前に中国から来たお坊さんが言っていました。
またその方は、4~5年ぐらいの後には、
ここは人が入れなくなるとも言ってましたよ!」
「へぇ~そうなんですか」と
通訳の方と話をしたのを思い出します。
実はこのスフィンクスの下には通路があるということは
通訳者の彼女も知っていたとのことです。
不思議な事に、時々私にはある場所を訪れると
メッセージが降りてくるんです。
それから、何年か経って、1回、2回、3回とエジプトを訪れ
4回訪れたのですが、その4回目に私は時間がなくて
このクフ王のピラミッドの中に入ることが出来ませんでした。
結局クフ王のプラミッドの中には3回しか入っていません。
最後の4回目はまだというわけです。
忙しさに追われているうちに、エジプトの情勢が悪化。
しして私の体調も悪くなってしまい
本当にエジプトに行かれない状況となってしまいました。
それから、エジプトへの思いが募り
この間もエジプト展に行ってきた次第なのです。