倭姫宮から
次に向った先は松尾観音寺
今から5~6年程前に私はここを訪れ、
何か気配を感じ
寺でも神社でもないような
不思議な感じがしました。
ここは龍と11面観音様が
本尊になっています。
~松尾観音の由来~
奈良時代(712年)に当時の高僧、
行基が伊勢神宮参拝の折りに
このお寺を創建されたと伝えられており、
本山も末寺も持たず、いずれの既成宗派にも属さない
単立という特異な形態で存在している祈願時として
霊験あらたかな本尊11面観世音菩薩と
脇仕の地蔵菩薩、毘沙門天が、
衆人の徐災、結縁などに大変ご利益があるとされ
参拝者が多く訪れています。
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この龍の板を見て下さい!
今から2~3年前にこちらの人が
お掃除をしていた時に
わぁ?これは何だろう?と思って
床を見たら龍の顔が板に
浮かび上がっていたそう。
これが写真です。
ここの寺には龍伝説というものがあるそうです。
~ 龍神伝説 ~
本堂裏にある二つの池には
東の池に雄龍、西の池に雌龍がそれぞれ住み
観音様を御守りしているという言い伝えがあり
今から600年前に本堂が火災に遭った際に
池から二体の龍神様が現れ、
雄龍は燃え盛る炎を飲み込みながら
空から舞い降り観音様を自らの体で幾重にも巻き付け
雌龍は何度も池の水を炎に吹きかけ
観音様を火災からお守りになったといわれています。
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ここは霊気をすごく感じるところなので
わからない人は一瞬マイナスのエネルギーを
受けたような感じがする。
外宮・内宮とは違ったエネルギーなので
目を閉じてみると、昔遊郭のあった時代に
いろんな人が悩みを抱えて来て
全ての人の悩みを聞いてお払いをして来た場であるから
いろんな方が通って来ている
そのエネルギーが残っていて
それを最後まで、いまだに守っている
どこの寺とも檀家を持たない寺として
非常に珍しい観音寺です。