1994年式M3BのF・Rスタビライザーブッシュを交換してみました!

 







これも今年のとある日にリフトアップした際、熟練メカニックの本能? 感性? 習慣? から定例の下回り目視・触診・打音など全般チェックしましたところ、前オーナーが交換したF・Rに取り付けられた赤い強化スタビライザーのブッシュが完全に硬化・変形している事に気付きました。

 

多分、少なくとも10年以上は交換なく推定10万km以上、温泉巡りからFSW本コース・ショートコース共に数百週を陰ながら支えてくれた大切なパーツの一つです。
 
当然ながら、私の手元に来てから8年8万km以上走行して日々のブッシュ硬化・走行安定性の変化に変化は気付かず、言われるまで何も感じておりませんでした!
これも特別な熟練メカニックのお陰です。(熟練とはいえまだ若い?)
 
前オーナーがサスペンション・ショック共にARCをセットしていた為、当初はARC製スタビと思い込んでいましたが、念のため画像・シリアルナンバーをメールで送信・確認したところ同社の製品ではないという事が判明!!
バラシて確認してみるとアイバッハの文字が見つかりやっとF・Rスタビブッシュを発注しました。
 
実際に交換してみると、硬化したスタビではブッシュ固定個所であるブッシュ受け金具の部分でスタビが固着して、スタビライザー可動部が制限(固定)された状態でした。
これでは全長でしなり、ロールをしなやかに抑えるスタビライザー本来の役目を果たしていませんでした。

交換して早速試乗です!

まずは近所の一般道を走行してみると、何やら乗り心地が柔らかく、且つ若干シャープになった様子です。
柔らかくてシャープ・・・❓
なんか矛盾した感覚でしょう?

そこで、いつもの高速道路周回コースをそれなりに走ってみると・・・?!

あらまぁ❗
速度がある程シャッキリ、滑らかに、しっかりとストロークしてコーナリングが楽しくて、嬉しくて、走ることが堪らない❗

劇的な変化にとても感動しました。

いつものことながら、基本的なボディー剛性がしっかりしていると、旧車の場合は永年のヤレた各パーツを交換すると元の性能に近く回復するようです。
但し、きちんとした熟練メカニックがネジ、ボルトナットまで丁寧に洗浄し、必要に応じ適正に油脂を塗布するなど昔からの作業手順で組み付けることが何よりも大切です。

最近のメカニック⁉は時間に追われコスト重視の会社方針に流され、整備の基本的な事をないがしろになってしまった様に感じます。
大切な整備技術が伝承されない現在、未来はとても残念な結果になるのでしょう。