これは、我が街のとある交差点です。
この頃は、日没が早くなってきました。今日は、この交差点について感じることをつづってみましょう。
信号が替わるたび、誰も歩行者がいないと確認していても、やはり不安を感じないではいられません。特にこの頃は。
交差点で車を観ていると、対向車の間際で右左折する車あり、前に本欄でも採り上げましたが、横断歩道で追い越しをかけようとする車あり、様々です。写真にした場所の近くには橋があり、そのすぐ先に時差式の十字路があるのですが、途中で青信号から赤に替わっても渋滞がひどい時は一方の道をふさぎかねない状態になります。こんなときの事故は厄介なものです。
いつだったか、NHKでトラックドライバーの実情を追ったドキュメントのなかで、あるドライバーがこんな心情を吐露していました。
「事故をどこで起こすか、起こされるか自分でもわかりません。
事故には注意してるんですけどね」
最近、気になる事故が起きたんです。バスが歩行者をひきずって死亡させてしまったものでした。そのドライバーの方はベテランの方だったそうですが、ひとたび事故に遭って人生が一変してしまいました。
でも、その方は職業柄、気を配っていただろうことは想像に難くありません。なぜこんなつづり方をするかというと、何人かの知人からその人の人となりを聞いていたからです。
話を戻すと、横断歩道を走ろうとすると、ヒヤリとするものが背筋を走ることがあります。人を巻き込んでいないか?という恐怖感です。
何か気持ちを不安定にするものがあって、車で自暴自棄になって飛ばして、果てに事故を起こす。そんな恐怖を感じることができなくなったらおしまいです。