随分前に録画したままだったのを思い出し、
ふと夜中に見始めた「クジラの島の少女」
大好きなニュージーランドの映画です。
クジラに乗ってやってきたニュージーランド、マオリの伝説。
1000年もの間、この伝統を受け継ぐ者は「男」と決められていた。
勇者の魂を受け継ぐ家に生まれた少女、パイケア。
祖父との様々な葛藤にも負けず、孤独を抱えて、
ひたすらマオリの伝統を学んでいく。
その彼女の勇気が最後には奇跡を起こすストーリー。
映画後半で、岸に打ち上げられたクジラをマオリの人々が
一生懸命に介抱して、海へ返してやろうとする場面が
あります。
そのシーンで、最近アカデミー賞のドキュメンタリー賞を
受賞したアメリカ映画「ザ・コーブ」の、イルカの血で海が真っ赤に
染まっている衝撃的なシーンがフラッシュバックしてきました。
ニュース番組で何度も取り上げられていたので、
かなり脳裏に焼きついています。
ある国では神の使い、ある国では、食用の生き物。
それぞれ伝統や文化の違いで、こうも考え方が変わるのか・・・。
同じ地球の生き物なのに。
またタイムリーな時に、深い映画を見たなー、としみじみ
複雑な気持ちになりました。
「私は預言者ではないけれど、明るい未来は分かる。」
とパイケアは出来る限りの愛で、家族のため、そして部族のため
前を向いて進んでいきます。
この映画を見て思ったことは、やはり「祈り」
がとても身近にあって、「祈ること」が
普通だったのだなと言うことでした。
今のこの時期だからこそ、見て欲しい作品です。
