綾部にて3 | 自然素材Origin Diary

自然素材Origin Diary

乳製品や卵を使わずに、体に負担の少ない蒸し菓子をメインとした素朴なお菓子を作っています。
新商品のお菓子のご紹介やイベント情報、
大好きな物や日常のささいな話などを綴るオリジン日記です。


綾部2日目はボランティアスタッフの方々のレポート発表会終了後、

古屋集落という小さい集落で栃餅を作っているおばあちゃんのところに

行くというので便乗。


吉水のお宿よりもまだ山深い集落の公民館が作業場です。






村おこしの一環として、この古屋地区で暮らす3人のおばあちゃんが

主となって特産品の栃を使ってお餅やおかきを手作りしています。


以前京都の「ほんびょうさんの朝市」で購入してとてもおいしかったので、

まさかその製造現場を見れるとはラッキーでした。




栃の実です。

栗とどんぐりを合わせたような形をしています。





栃の実を収穫してから水につけて灰汁をとり、天日干しして、皮を剥く、

とても長い道のりです。


収穫してから商品になるまでは2か月も要するとのこと。





灰汁をとって皮を剥いた栃の実。

少しかじると、栃特有の風味と、まだ少し灰汁の苦味が残ってました。

食感は栗のよう。


これを餅米と合わせて栃餅ができるそうです。

お昼ご飯として、おばあちゃん特製の栃餅ぜんざいをお出しいただきました。




普通の杵つきもちよりも、柔らかく、大きなお餅2個は軽く食べられました。

完全無添加の栃ともち米だけの素朴なお餅。


80歳から90歳になるおばあちゃんが、とても大切に作られていました。

この仕事を任されているという責任感と、自分たちにしかできないという

強いプライドを持って、機敏に動く姿にとても感動しました。

自然と共存するというのは正直楽ではないと思います。


綾部は昔の日本がそのまま手つかずで残っているような貴重な場所です。


もし機会があれば是非綾部に来て、自然に触れて、人に触れて、

生命力あふれる栃餅を味わってみてください。


百聞は一見にしかず!