食物アレルギーがあるお子様をお持ちの方は
経験があるかもしれませんが、
スーパーなどで週末などに行われている
「試食販売」
これがなかなか避けて通れない難関なのです。
やはり子供はジュースが大好きなので、
おもむろに、ストローを突っ込んで丸々1本
試食用に置いてある、ヤ○○○は
乳アレルギーの娘には最大の敵・・・・。
販売しているおばさんは、満面の笑顔で
「どうぞ、どうぞ!」
と、勧めてくれますが・・・。
以前、チーズの試食販売をしていて、
「娘はチーズがダメなので」
と、言って断ると、
「このチーズは癖がないから、子供さんも大丈夫ですよ。」
と、なかなか理解してくれません。
しかたがないので、
「アレルギーがあるので食べれません。」
と、言うと、本当に申し訳なさそうにしてらっしゃいました。
食に関わる仕事をしている以上、売ることも
大切だけれど、世の中の現状を認識する
ことは不可欠だと思いました。
まだ我が家の娘の症状は軽いけれど、
重症なアレルギーを持つ子供たちは
きっとスーパーで買い物なんて、
夢のまた夢かも知れません。
まだ今ひとつ、アレルギーを持つ親の気持ちが理解されにくい
現状の世の中。
そういう私もそうですが、やはり実体験を踏む以外に
第三者に理解してもらうのは難しいのですかね。