土日とも、ネコ脱出の『人生快速』を見てきました。




ネコ脱出は大好きな劇団です。
コロナ禍に遭った時も積極的に公演を行ってました。
ここ数年の公演の頻度が凄いです。

そして、この『人生快速』は2013年に上演された作品の再演です。
当然、私も見てます。
この作品、かなり思い入れがあります。
作品自体も面白かったんだけど、
終演後、飲みの場に参加させて頂いたんだけど、
そこで元MOTHERな方々が集結。
ホント、夢のような時間でした。

今週末の東京遠征の目的はネコ脱出のみ。
でも、今回は1回だけにして、
普段の東京遠征ではなかなか行けない
神社仏閣巡りをしようと思ってました。

が、チケット発売日が近付くにつれ、
最近は複数回見る事が前提となってるので、
やっぱり、2回、見たくなりました。
客演さんにも顔馴染みな方が多いし、
何より、2月の公演時にデビューした、
新人さんの本公演デビューですしね。

今回の会場は下北沢の小劇場B1です。
この会場、客席がL字型になってるので、
どちらで見るかはかなり重要です。
でも、まあ、2回見たので、
両側から堪能できました。
土曜は右の端の方、日曜は左の真ん中寄りで見てました。
ただ、日曜は椅子が少し小さめなので、膝が少し上がり気味。
お尻の接地面が少ないので、お尻が痛かったです。
これも、痩せて、お尻のお肉が減ったからですかねぇ。

いつものように開場中の前説が。
ネコ脱出は劇団員みんなで、客入れをしてます。






それに加えて、今回は開場中に
有田新悟さん作・演出のミニシアターが上演されてました。
土曜は有田さん、船戸さん、知江崎さんの3人、日曜は有田さんの一人芝居でした。
動画を撮ってたので、写真は撮れませんでした。



そして、今回のキャストです。

日向山駅職員
白滝(新人駅員):長谷実ヅキ
北星(主任):高倉良文
東山(運転士):朴贊革
八ツ森(駅員):有田新悟
2代目えきちょう:迫真由美
小和田(売店販売員):モリマリコ

11年前の日向山駅員
鳥居(初代駅長):森智子(劇団fool)

臨時職員
羽衣(運転士):吉岡大輔(骸骨ストリッパー)

常連
田本(乗り鉄):肥田強志(SHEROES)
坪尻(撮り鉄):なかやん(タッタタ探検組合)
住ノ道(乗り鉄):出口沙紀

新婚旅行者
赤岩コウ:川瀬誠(東京ドラマハウス)
ミホ(旧姓古瀬):知江崎ハルカ(翠座/Teamかわのじ)

日向山学園
大畑(教師):杉田麻由香
小幌(教師):前田有華
隼慎士(教師):船戸慎士(StudioLife)
長瀞(卒業生・youtuber):福島ななか
一条(卒業生・youtuber):二ツ塚杏理

今回、長谷さんが本公演では初めての主役です。

この物語はとある山の麓にある登山鉄道のお話。
迫さん演じる駅長、すぐに明かされるんだけど、猫です。
でも、猫だけに忖度なし。
思った事をズバズバ言います。
あっ、当然、人間には言葉は分かりません。
これが、色々と核心を突いてて、凄くいいんですよねぇ。

初演を見て、凄く印象的なシーンを記憶してました。
それは、今回、森さんが演じた初代駅長。
前回の理由は忘れましたが、今回は離れ離れで暮らしている息子。
辞令が出て、もうすぐ会える、、、のだが、息子が交通事故で亡くなったと。
すると、駅長が入って来た電車に飛び込んで、死にます。
これ、かなり辛いです。

そして、最近のネコ脱出の特徴。
こういう重いシーンの後に登場するのが、隼です。
見た事が無い人には説明しづらいですが、今回は分かりやすいセリフがありました。
無駄な動きの多いルー大柴です(笑)
今回もメッチャ、面白かったです。

そして、今回、吉岡さんも隼と絡みます。
これが、、、混ぜるな危険です(笑)
これまた、メッチャ、笑いました。

今回、新人の福島さんと二ツ塚さんは本公演デビューでした。
土曜は福島さんが隼と羽衣のシーンに残され、大変そうでした。
2人は今後、どんどんシーンが増えていくんでしょうね。
頑張って下さい。

そして、先輩の前田さん。
隼とガッツリ絡んでました。
こういう思い切った演技が出来るようになったんですね。
これからも期待です。

同期の長谷さん。
初の主役で重圧もあったかと思いますが、凄く、素敵でした。
長谷さんの持つ独特な雰囲気があって、これがいいんですよねぇ。

本当に素敵な作品で、笑ったり、泣いたりで忙しかったです。

終演後は役者さん達とお話を。
そして、今回も散財してしまいました。
パンフレットにDVD、チェキ。
あー、、、仕方ないです。