昨日、ねこMan-MAの『レッドウルフ~赤い彗星と呼ばれた男~』を見てきました。


ねこMan-MAはネコ主宰の高倉良文さんが定期的に行ってた公演です。
が、ずっと平日一日だけの公演ばかりだったので、
なかなか見に行くことが出来ず、オンライン配信での観劇ばかりでした。

が、今回は複数日の公演。
しかも、土曜が千秋楽とは言え、金曜は祝日。
なので、見に行けそう。

でも、元々、2月は別に東京遠征の予定があって、
月2回は厳しいなって思ってました。
が、今回はネコ脱出の新人さんのデビューでもあるので、
何とか見たい。
作・演出は良文さんだしね。
って事で無理やり、日帰りで見に行くことにしました。

会場はすっかりお馴染みのサンガイノリバティです。


ホントはもうちょっと余裕があるはずだったのに、
飛行機の使用機の到着遅れと空港混雑で予定より遅れちゃいました。
とは言え、受付開始の20分前には着きました。
会場入口前の階段での開場待ちは、
夏場は凄く暑いんだけど、冬場は大丈夫です。

この日は新人の二ツ塚さんと、今回は出演されてませんが、
先輩の前田有華さんが前説担当でした。


やっぱり、前説は慣れてないんですね。
目線がずっと上の方でした(笑)

Webに出ていたあらすじはこんな感じ。

プロボクサーとして脚光を浴びた男は
試合中に対戦相手を死亡させてしまう、
その日から世間は『チャンピオン』ではなく
『人殺し』のレッテルを貼り彼を社会的に抹殺、
誰に惜しまれる事もなくチャンピオンはリングを降りた、

引退し社会生活を送ろうとする彼には厳しい現実が待っていた……
現代社会に生きる人々に送る、
切なくも拳を握って熱くなれる再生の物語、
ヒューマンアクションストーリーのゴングが鳴る!

そして、今回のキャストです。
今回、役が凄い事になってます。

山本浩二(プロボクサー【チャンピオン】):有田新悟(ネコ脱出)
正田(プロボクサー【チャレンジャー】):長岡悠輝(アミティプロモーション)
小早川(実況):作山嘉規
衣笠(解説):志村光貴
正田の奥さん:佐藤優花(アヴィクション)
正田の娘:福島ななか(ネコ脱出)

世の中の声
山倉:二ツ塚杏理(ネコ脱出)
清原:志村光貴
長嶋:作山嘉規
原&中畑:櫻川ヒロ

山本のファン
古田(ハローワーク勤務):市川春琳(レベリズムスタンド)
世腹井(警備員):阿部晃大(翠座)

【山奥にある学校】

■山之内高校講師■
斉藤:佐藤優花

■しりとり部■
松坂:市川春琳
田中:阿部晃大

■熱血部■
空条:長岡悠輝
富樫:櫻川ヒロ
鳥山アラレ:二ツ塚杏理
尾田:志村光貴
諸星:作山嘉規
ネコ:阿部晃大
アナウンス:市川春琳

■映画研究会■
金田一:市川春琳
麻宮:二ツ塚杏理
作山&頭にZの刺青が入ったモヒカン役:作山嘉規
アンソン:長岡悠輝
キョンジャ&無限列車の敵:櫻川ヒロ
ドク:志村光貴
ジョボビッチ:市川春琳
不良A&エキストラA:阿部晃大

■ラ部■
幕の内:作山嘉規
鷹村:二ツ塚杏理

■ネガティ部■
伊達:阿部晃大
真田:櫻川ヒロ

■ヤ部■
星野:二ツ塚杏理
五島:櫻川ヒロ

■狂喜乱部■
和泉:阿部晃大
野村:志村光貴

■セレ部■
叶:市川春琳

■ポジティ部■
鴨川:市川春琳
だん平:志村光貴

■ハ部■
矢吹丈:志村光貴

■マルチ商法部■
不動明:作山嘉規

■ゆうれい部■
星空:福島ななか

よし、書ききった(笑)

こうやってキャスト名を載せていると、
時々、読み方が分からない場合があります。
それでも、何となく想像したりしながら書いてます。
でも、、、市川さんの下の名前は想像できませんでした。
なので、調べてみたら「春琳」と書いて「あつり」と読むそうです。
これは、予測不能です。
そもそも、名前としても初めて聞きましたし。
色々とあるんですね。

で、舞台は色々と凄かったです。
あらすじにもあるように、物凄く重い内容から始まります。
プロボクサーは社会からも抹殺されてしまいます。
それでも、何とか仕事を見つけるべく、
ハローワークへ行きます。
そこで紹介されたのが、山奥にある学校の講師。

その学校が凄い。
もう、まさかの小ネタ集(笑)
超ハイスピードで色々な部活が登場してきました。
これがかなりのツボで。
良文さん、年齢が近いだけに、
ツボも同じなんでしょうね。
個人的にはペンギン村のアラレちゃんが面白かったです。

そして、ラストは熱かったです。

この舞台、何が凄いって殺陣が素晴らしかったです。
かなり長期的に本格的なアクションの訓練をしてたそうです。
ちょっとネタバレになりますが、
クライマックス、福島さん演じる星空のシャドーボクシングのシーンがあります。
これが全く、違和感がありませんでした。

失礼ながら女優さんの場合、キックは割と見れるんだけど、
パンチとなると違和感がある事が多いです。
でも、今回はワンツーからのフックまで素晴らしかったです。
かなり稽古されたんでしょうね。
元々、アクション志望らしいんだけど、将来有望ですね。

終演後、良文さんとも色々とお藩士してました。
そして、せっかくなので、
新人さん二人とツーショットチェキを撮ってもらいました。
更には前田さんと有田くんも挨拶に来てくれました。
そして、志村くんともお話を。
無理やりにでも見に行って良かったです。