劇団アカズノマの『露出狂』見終わりました。


この劇団アカズノマは、、、
私は存じ上げないのですが、NMB48の石塚朱莉さんが立ち上げた劇団です。

Webに出ていたニュースによれば、
Webで演劇界の先輩達と連載対談をやってるうちに、
自分のプロデュースで舞台を作りたいと思うようになって、
この劇団アカズノマを立ち上げたそうです。

対談をしていた先輩達がどんな方々なのかは分かりませんが、
いきなり小劇場の舞台とは。
更にこの演目。
そう、柿喰う客の代表作の一つですよね。
初演は8年前でした。
見た時はあまりの内容に衝撃を受けました。

更に、一昨年に柿フェスで上演されたのも見てるので、
見るのは3度目です。
今回は中屋敷さんじゃなく、七味さんが演出をするとの事。
これはこれで楽しみですよね。

更に七味さんも当然出演なんだけど、
その他にもあがささんとか兵頭さんも出演。
こうなると見に行かない訳にはいかないですよね。
が、、、いつの間にやらあがささんが体調不良で降板してました。
代役は深谷由梨香さんとなりました。

今回の会場はABCホールです。
今回、一般予約日の10時は丁度、飛行機の中だったんだけど、
予約サイトを開きました。
すると、この時点で残り8枚になってました。
後から聞くと、ホント、すぐに完売になったんだとか。

本当は落ち着いてから役者さんに連絡してチケットを予約して貰おうかと思ってたんだけど、
早々に予約しておいて良かったです。

まあ、NMB48から石塚さんだけじゃなく、古賀成美さんという方も出演。
オール女性キャストだし、人気のある方も多いし、
当然といえば当然ですね。

なので、後方の席かと思ってたんだけど、
チケットが届いてみたら、自由席だったらこの列くらいに座るという列でした。
しかもド真ん中でした。
制作さんが気を使ってくれたんだろうか(笑)

ちなみに柿の公演では通常通りの役で上演する「本痴気」と、
キャストをシャッフルして上演する「乱痴気」があります。
これ、今回もあるみたいですが、私はスケジュールが無いので、
この「本痴気」だけでした。

ただ、、、2公演目が確か「乱痴気」だったはず。
これ、「乱痴気」を先に見てしまうと、こっちが「本痴気」になっちゃうんですよねぇ(笑)
なので、「乱痴気」を堪能しようとすると、後半に持ってくる方がいいんだけど、
公演期間が短いと難しいですよね。

そして、今回のキャストです。

御器:石塚朱莉(NMB48)
佐反町:長尾友里花
白峰:るりこ
比留:中村るみ
蔵毛:あがぺる

蒲郡:新名希弥
野宮:水川華奈
葉枝:あだちせり
氏川:古賀成美(NMB48)
真今井:高安智美

羽生:山本奈臣実
香森:深谷由梨香
九門:兵頭祐香
宇津保:七味まゆ味

深谷さん、兵頭さん、七味さんが揃って下級生役です(笑)

これ、高校の女子サッカー部のお話です。
実力のあった1年生が後輩というだけでレギュラーになれず、
先輩と試合をして勝ってレギュラーの座を掴んだものの、
先輩達がみんな辞めてしまい、、、

そして、同期はみんなで結束を高めるために、
カラオケボックスに籠もって、乱交します。

そして、後輩が入ってきてからも、
色々な恋愛感情、肉体関係が入り混じるという凄い内容です。

やっぱり何度見ても面白い作品です。
中屋敷さんの演出だと独特の台詞回しやリズムがありますが、
七味さん演出でも、やっぱり、柿っぽかったです。

で、一昨年も見てるんだけど、役のイメージはどうしても初演の役者さんのイメージが強いです。
なので、しちゃいけないんだろうけど、やっぱり、比べちゃいます。
特に四天王は。

御器は真面目な役どころ。
石塚さんでも違和感はありませんでした。
って言うか、新鮮でした。

佐反町はやっぱり、コロさんのイメージが強いですが、長尾さんはビジュアル的にもピッタリではまってました。

比留は自分の中でのイメージと中村さんの芝居がピッタリでした。

で、白峰が、、、
初演の新良さんのイメージが強過ぎて、優等生な部分もありましたが、るりこさんがビジュアル的にもキャラ的にも違和感がありました。
あくまでも私の個人的な好みの問題なんだけど。

で、深谷さんがメチャクチャ面白かったです。
同期のお兄さんやお父さんと関係を持ってしまう、はじけた役なんだけど、ああいう深谷さんを久々に見ました。
笑っちゃいました。