昨日、アガリスクエンターテイメントの『時をかける稽古場2.0』を見てきました。
前日に続いて2回目、東京公演と合せれば3回目になります。
今回の会場はKAIKAです。
ホントは大千秋楽を見たかったんだけど、
17時開演で2時間10分。
しかも、アフタートークあり。
会場が京都なので、帰る時間も考えたら、やっぱりねぇ。
ってことでマチネを見てきました。
この日は今回の公演Tシャツを着ていきました。
これ、劇中でも出てくる公演Tシャツです。
これを着て最前列に座ってました。
あらためて、、、
Webに出ていたあらすじはこんな感じ。
超遅筆な脚本家率いる若手劇団「第六十三小隊」は、
勝負をかけた公演を二週間後に控えながら、
台本が1ページも無いという危機に瀕していた。
ある日、稽古場にて偶然タイムマシンを発見した劇団員達は
起死回生の策を思いつく。
それは「稽古最終日まで行って、
完成したあとの台本を取ってくる」というものだった…!
そして、今回のキャストです。
淺越岳人(主宰・脚本家・演出家)
鹿島ゆきこ(劇団員)
熊谷有芳(劇団員)
塩原俊之(劇団員)
津和野諒(劇団員)
斉藤コータ(劇団員)
アツシ:古屋敷悠(劇団員)
榎並夕起(客演のアイドル)
ハマカワフミエ(客演)
矢吹ジャンプ(客演)
ネコソギ(先輩役者):甲田守
沈ゆうこ(制作)
前田友里子(演出助手)
東京公演で見て、映像で見た初演とは変わってる部分を楽しみました。
それに、それぞれの役割も変更になっている部分もありました。
この舞台、稽古中にバミるためにガムテープを床に貼ります。
すると、このガムテープが囲まれた部分だけがタイムトラベルというか、
未来の自分と入れ替わります。
しかも、このガムテープは一回のみ有効。
つまり、もう一度、新しく貼り直せば同じことが起こります。
が、これは単純なタイムトラベルではありません。
上にも書いたように入れ替わります。
劇中でも出てくるんだけど、同じような世界がいくつもあって、
その別の世界の自分と入れ替わってるのだと。
なので、未来から来た人はこのガムテープのことを知りません。
本番2週間前と本番前日で入れ替わります。
本番2週間前は台本がほとんど出来ていません。
この日の稽古で少しながら出来ていた脚本の大幅カットがあり、
ト書きと挨拶だけで終わってしまってました(笑)
が、本番前日は当然ながら台本が出来てます。
でも、3日前に出来たばかり。
しかも、一気に40ページ分がどんと出来上がり、計102ページ。
みんなは徹夜で必死で覚えたそうです。
そんな中、本番2週間前のチームは台本を未来から取ってこようとします。
そして、取ってきた台本を見た淺越は、
「こんなのは自分が書こうとした本とは違うから、これでは出来ない」と言い出します。
それを見た塩原はガムテープを貼って淺越を未来へ送り込みます。
ゲネが進まないと怒る淺越だったが、2週間前のみんなに「ここで演出しちゃいなよ」と言われます(笑)
「2週間」という期間に誘惑されて2週間前で演出することに。
が、みんなはまだ台本を見たばかりでどういう演出プランなのかも分かっていない。
そのため、淺越は見本を見せるためとして、塩原を未来に送り込む。
そして、「見本を見せるため」という名目で全員を入れ替えてしまいます。
このシーン、最後に残された鹿島が「4月の帝国」の住人達に追い込まれます。
終演後に塩原さんが言ってたんだけど、壁際に追い込まれてた鹿島さんの後方に
公演Tシャツを着た私がいたので、挟み撃ちしているかのように見えたそうです。
こんな効果が生まれるんですね。
まあ、あくまでも役者側からの目線ですけどね(笑)
本番直前に送り込まれたみんなは何もするすべがない。
台本もすべて2週間前に持っていったため、残っていない。
そこへ沈がやってくる。
みんなは状況を説明しようとするが全く信じない。
そこへ物販用の台本を持った前田がやってくる。
みんなは状況を説明するがやっぱり信じてもらえない。
すると、榎並がキラキラした目で状況を説明すると一気に信じてもらえます(笑)
物販用の台本で稽古をしようとするんだけど、
演出の淺越自身が演出を理解していない。
そのため、演出助手の前田が演出をつけることに。
すると突然、熊谷と斉藤と塩原が入れ替わります。
彼らは5年後の世界からやってきました。
すでに劇団も解散してしまい、みんなバラバラに。
彼らは結婚式の余興の稽古をするためにこの稽古場へやってきた。
2週間前のメンバーと入れ替わってるという事実を聞き、
このまま舞台の本番に出ようと言い出します。
実は、、、この公演は直前になって中止になってしまいます。
何故なら、初日当日になってハマカワがインフルエンザを発症してしまったため。
帰ろうとしない3人に対し、淺越は他のみんなを呼んで決めてくれと。
そして、結局、みんな元の世界に戻る事に。
で、みんなも元の2週間前に戻ろうとするんだけど、
ハマカワだけは残ろうとします。
このまま帰ったら、インフルエンザが発症してしまう。
が、自分が残ってたら、本番前日のハマカワは本番までに発症し、
2週間前のハマカワは本番後に発症する。
だから残ると。
しかし、みんなに促されて2週間前に戻るのでした。
と、かなり大まかに書けばこんな感じです。
これをアガリスクのメンバーが演じるとメッチャ面白くなる訳で。
何度見ても笑っちゃいます。
で、昨日書いた「あ・つ・しぃ!」は、
本番前日からやってきた人は篤史を見るとみんな驚きます。
何故なら、本番前に降板していたのでした。
その理由は共演者の榎並に手を出した事が分かり、
榎並の事務所の逆鱗に触れて降板することに。
そのため、この「あ・つ・しぃ!」は印象的なんですよねぇ。
「アツシ」という役名がそのままでよかったです。
ちなみに、、、余談ですが、劇団の代表作である『ナイゲン』では、
篤史さん、榎並さん、古屋敷さんは1年生の代表役でした。
篤史さんと榎並さんが仲がいいのに古屋敷さんが嫉妬するという関係でした。
古屋敷さん、リベンジできたって感じですね(笑)
初演時は熊谷さんがインフルになるという役どころでしたが、
今回はハマカワさんに代わりました。
ハマカワさん、美人ですよね。
今回、すっかり顔馴染みになれました。
榎並さんとも少しお話させて頂きました。
そうそう、この回もアフタートークがあったんだけど、
トークゲストのプロトテアトルのFOペレイラ宏一朗さんが、
メチャクチャ、台詞量が多いとおっしゃってました。
私は見てて、全くそんな印象を受けませんでした。
劇団ショウダウンをよく見てるからでしょうね(笑)
今回、凄く楽しかったです。
ホント、何度見ても笑ってしまいます。
これも名作ですね。
アガリスクの次回本公演は9月らしい。
何とか調整して見に行きたいです。
前日に続いて2回目、東京公演と合せれば3回目になります。
今回の会場はKAIKAです。
ホントは大千秋楽を見たかったんだけど、
17時開演で2時間10分。
しかも、アフタートークあり。
会場が京都なので、帰る時間も考えたら、やっぱりねぇ。
ってことでマチネを見てきました。
この日は今回の公演Tシャツを着ていきました。
これ、劇中でも出てくる公演Tシャツです。
これを着て最前列に座ってました。
あらためて、、、
Webに出ていたあらすじはこんな感じ。
超遅筆な脚本家率いる若手劇団「第六十三小隊」は、
勝負をかけた公演を二週間後に控えながら、
台本が1ページも無いという危機に瀕していた。
ある日、稽古場にて偶然タイムマシンを発見した劇団員達は
起死回生の策を思いつく。
それは「稽古最終日まで行って、
完成したあとの台本を取ってくる」というものだった…!
そして、今回のキャストです。
淺越岳人(主宰・脚本家・演出家)
鹿島ゆきこ(劇団員)
熊谷有芳(劇団員)
塩原俊之(劇団員)
津和野諒(劇団員)
斉藤コータ(劇団員)
アツシ:古屋敷悠(劇団員)
榎並夕起(客演のアイドル)
ハマカワフミエ(客演)
矢吹ジャンプ(客演)
ネコソギ(先輩役者):甲田守
沈ゆうこ(制作)
前田友里子(演出助手)
東京公演で見て、映像で見た初演とは変わってる部分を楽しみました。
それに、それぞれの役割も変更になっている部分もありました。
この舞台、稽古中にバミるためにガムテープを床に貼ります。
すると、このガムテープが囲まれた部分だけがタイムトラベルというか、
未来の自分と入れ替わります。
しかも、このガムテープは一回のみ有効。
つまり、もう一度、新しく貼り直せば同じことが起こります。
が、これは単純なタイムトラベルではありません。
上にも書いたように入れ替わります。
劇中でも出てくるんだけど、同じような世界がいくつもあって、
その別の世界の自分と入れ替わってるのだと。
なので、未来から来た人はこのガムテープのことを知りません。
本番2週間前と本番前日で入れ替わります。
本番2週間前は台本がほとんど出来ていません。
この日の稽古で少しながら出来ていた脚本の大幅カットがあり、
ト書きと挨拶だけで終わってしまってました(笑)
が、本番前日は当然ながら台本が出来てます。
でも、3日前に出来たばかり。
しかも、一気に40ページ分がどんと出来上がり、計102ページ。
みんなは徹夜で必死で覚えたそうです。
そんな中、本番2週間前のチームは台本を未来から取ってこようとします。
そして、取ってきた台本を見た淺越は、
「こんなのは自分が書こうとした本とは違うから、これでは出来ない」と言い出します。
それを見た塩原はガムテープを貼って淺越を未来へ送り込みます。
ゲネが進まないと怒る淺越だったが、2週間前のみんなに「ここで演出しちゃいなよ」と言われます(笑)
「2週間」という期間に誘惑されて2週間前で演出することに。
が、みんなはまだ台本を見たばかりでどういう演出プランなのかも分かっていない。
そのため、淺越は見本を見せるためとして、塩原を未来に送り込む。
そして、「見本を見せるため」という名目で全員を入れ替えてしまいます。
このシーン、最後に残された鹿島が「4月の帝国」の住人達に追い込まれます。
終演後に塩原さんが言ってたんだけど、壁際に追い込まれてた鹿島さんの後方に
公演Tシャツを着た私がいたので、挟み撃ちしているかのように見えたそうです。
こんな効果が生まれるんですね。
まあ、あくまでも役者側からの目線ですけどね(笑)
本番直前に送り込まれたみんなは何もするすべがない。
台本もすべて2週間前に持っていったため、残っていない。
そこへ沈がやってくる。
みんなは状況を説明しようとするが全く信じない。
そこへ物販用の台本を持った前田がやってくる。
みんなは状況を説明するがやっぱり信じてもらえない。
すると、榎並がキラキラした目で状況を説明すると一気に信じてもらえます(笑)
物販用の台本で稽古をしようとするんだけど、
演出の淺越自身が演出を理解していない。
そのため、演出助手の前田が演出をつけることに。
すると突然、熊谷と斉藤と塩原が入れ替わります。
彼らは5年後の世界からやってきました。
すでに劇団も解散してしまい、みんなバラバラに。
彼らは結婚式の余興の稽古をするためにこの稽古場へやってきた。
2週間前のメンバーと入れ替わってるという事実を聞き、
このまま舞台の本番に出ようと言い出します。
実は、、、この公演は直前になって中止になってしまいます。
何故なら、初日当日になってハマカワがインフルエンザを発症してしまったため。
帰ろうとしない3人に対し、淺越は他のみんなを呼んで決めてくれと。
そして、結局、みんな元の世界に戻る事に。
で、みんなも元の2週間前に戻ろうとするんだけど、
ハマカワだけは残ろうとします。
このまま帰ったら、インフルエンザが発症してしまう。
が、自分が残ってたら、本番前日のハマカワは本番までに発症し、
2週間前のハマカワは本番後に発症する。
だから残ると。
しかし、みんなに促されて2週間前に戻るのでした。
と、かなり大まかに書けばこんな感じです。
これをアガリスクのメンバーが演じるとメッチャ面白くなる訳で。
何度見ても笑っちゃいます。
で、昨日書いた「あ・つ・しぃ!」は、
本番前日からやってきた人は篤史を見るとみんな驚きます。
何故なら、本番前に降板していたのでした。
その理由は共演者の榎並に手を出した事が分かり、
榎並の事務所の逆鱗に触れて降板することに。
そのため、この「あ・つ・しぃ!」は印象的なんですよねぇ。
「アツシ」という役名がそのままでよかったです。
ちなみに、、、余談ですが、劇団の代表作である『ナイゲン』では、
篤史さん、榎並さん、古屋敷さんは1年生の代表役でした。
篤史さんと榎並さんが仲がいいのに古屋敷さんが嫉妬するという関係でした。
古屋敷さん、リベンジできたって感じですね(笑)
初演時は熊谷さんがインフルになるという役どころでしたが、
今回はハマカワさんに代わりました。
ハマカワさん、美人ですよね。
今回、すっかり顔馴染みになれました。
榎並さんとも少しお話させて頂きました。
そうそう、この回もアフタートークがあったんだけど、
トークゲストのプロトテアトルのFOペレイラ宏一朗さんが、
メチャクチャ、台詞量が多いとおっしゃってました。
私は見てて、全くそんな印象を受けませんでした。
劇団ショウダウンをよく見てるからでしょうね(笑)
今回、凄く楽しかったです。
ホント、何度見ても笑ってしまいます。
これも名作ですね。
アガリスクの次回本公演は9月らしい。
何とか調整して見に行きたいです。