Binding of Isaacのボスは中ボス含めて90種類いる。ちなみに敵は197種類いる。敵の種類の約二分の一と言う比率は他にはないのではないかというぐらいボスが多いのだが、それもマップがランダムなローグライグゲームならではの特色と言える。
本記事ではそのボスの解説を作者的な基準で雑魚から順番に紹介していきたいと思う。非常に多いので4つに記事を分ける。
目次:
30~11位←現在
10~1位
注意:
・天使2体以外の中ボスは、ボスラッシュにも登場せずHPが非常に低いので除外している。
・Mom's Heart と It Lives はほとんど変わらないので一つとした。
・出現場所はボスステージのみ記載する。「x2」はDouble Troble(2体いる)ということである。
・特定の条件のボスを除いて、Afterbirthのボスは???を3つの異なるキャラクターで、Afterbirth+のボスは???を6つの異なるキャラクターで倒すことでアンロックされる。
・ランキングの基準は筆者のプレイ感に基づく総合評価的な独断である。以下の考えがある。
①ボスの攻撃パターンはほとんどの場合シンプルなのでHPが高くても低くても時間がちょっと長くなるくらいであまり難易度に影響を与えない。(Mega FattyやThe Cageのように妙に高い場合は除く)
①雑魚敵召喚より弾の方が無効化しにくいので難しい。
②弾幕よりも体当たりの方が避けるのが難しい。
③Chaos CardやPlan CやThe Bibleなどの即死アイテム、PyromaniacやHost Hat、The Soulなど攻撃の大半を無力化するアイテム、Gnowed Leafと自動攻撃アイテムの組み合わせによる無敵攻撃、Stop Watchや「I'm Drowshy」ピルなどによる無限遅延効果など、あまりに強力なアイテムはどのボスに対しても勝てるのでランキングに影響を与えないものとする。
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30.The Gate
出現ステージ:The Depths(5F), Necropolis(5F)
The Womb(7F)x2, Utero(7F)x2
HP:500
関連ボス:Mega Maw
Mega Mawの死後版。ゲートという名前や口の中にisaacのような存在がいる意味深なボス。
Mega Maw同様固定したまま様々な攻撃を行うボスだが次のようなパターンを持つ。
・10の赤い弾を回転しながら飛ばす。
・時計回りと反時計回りの二つのリングの軌道を描く赤い弾
・10方向弾
・Leaper(跳ねる首なし強化の雑魚)を頭上から召喚。
・Leaper含むあらゆる敵にホーミングして皆殺しにするブリムストーンレーザー
ほとんどMega Mawと同じだが、ホーミングタイプのブリムストーンが特徴的である。自分で生み出した敵をおとりにしてレーザーを吐くという毒親を極めたボス。なお下向きに発射されるので付近にLeaperがいない限り上にいると安全である。
Bosh rushやGreed modeなどで現れた場合ボスを殺してくれる。
強化:
黒-ブリムストーンは吐かない。Leaperの代わりに大蜘蛛を勢いよく飛ばす。意外と厄介。
赤-Mega Maw同様、ハート1のダメージを持つ奇怪な弾幕を作る、強化ボスの中でも難敵な形態である。以下のパターンを持つ。
・紫のホーミング弾を5ライン
・回転する赤弾を8ライン
・波打つ赤弾を8ライン
・ジグザグに曲がる赤弾を8ライン
Mega Mawの攻撃パターンを全体に広げたような感じになる。
29.Pestilence
出現ステージ:The Caves(3-4F),The Catacombs(3-4F),Flooded Caves(3-4F)
HP:280
関連ボス:Famine, War, Death, Conquest, The Headless Horseman
The momを倒すことで解き放たれるHarbingers・・・彼らは聖書の世界の終末を描いた「ヨハネの黙示録」に登場する、封印を解かれた4人の災いの騎士である。
Pestilenceは疫病を意味するが聖書に登場しない騎士である。しかしながら創作の中ではしばしば4人の騎士に数えられることが多い。Conquestの項でも記載したように、ヨハネの黙示録6:8の「They were given power over a fourth of the earth to kill by sword, famine, plague, and by the wild beasts of the earth.(彼らは地球の4分の1を支配する権威、およびに、剣、飢饉、ペスト、地上の野獣などによって死をもたらすことを許された)」という記述により本来の騎士のConquestを差し置いて4人の騎士の仲間入りをされている。Conquestは怒っていい。
頭がThe Huskに似ている。
PestilenceはHarbingers騎士団御一行の中で唯一突進攻撃を行わないボスだが、空を飛べないと難敵となる。
第一形態では、移動しながらダメージのある毒液を地面に遺す、「Hey!」と言いながらゲロボムを発射し毒液がばらかれる、最大4匹までのChargerあるいはSpitty(弾を出すChargerのような芋虫)を召喚する、という攻撃形態を持つ。
第二形態では首を失うが、ゲロボム攻撃は健在、敵の召喚は蝿に変わる。
このボスが難しいのは、ゲロボムを吐けば吐くほどisaacの足場が失われることである。空を飛べない場合はとにかく速やかに倒すべきであり、足場が無いときは静かに待って毒液が消滅するのを待つしか無い。
強化:
白-毒液の代わりの足が遅くなる白液。ゲロボムではなく6方向弾。第二形態の蝿の代わりに蜘蛛。かなりの弱体化である。
28.The Headless Horseman
出現ステージ:The Basement(1F)~Scarred Womb(7F) の全てのステージ
HP:頭100 馬60
関連ボス:Famine, Pestilence, War, Death, Conquest
The momを倒すことで解き放たれるHarbingers・・・彼らは聖書の世界の終末を描いた「ヨハネの黙示録」に登場する、封印を解かれた4人の災いの騎士である。
The Headless Horsemanはそもそも聖書に全く登場しない。いい加減にしろ。この名前自体は映画「スリーピーホロー」でもおなじみ首なし騎士であり、中世以来ヨーロッパにおける一つのモチーフとなっている伝説の化け物である。
そんな彼はどのステージにもランダムに現れるだけあってFamine, Pestilence, Warの悪いところだけを受け継いだかのような悪魔である。頭と馬が独立し、頭はFamineの首のように3連弾を吐き、Warのように3回突進する(なぜか頭が)。首はPestilenceのダメージ床を発生させるゲロボムを出す。
この馬が特に厄介でHPも低いのでまず馬を倒すことをオススメする。
このボスに限りドロップするアイテムはアクティブアイテムThe Houseとなる。所持することで空を飛び移動速度が早くなり、アイテム使用時は突進攻撃になる。突進攻撃はどうでもいいが、移動関連は非常にありがたい。
27.Mega Fatty
出現ステージ:The Caves(3-4F)
HP:600
関連ボス:The Cage
雑魚敵Fattyのボス版。名前は言うまでもなくデブの意味である。
HPが異常に高く、しかもやけに俊敏である。攻撃もやけに汚いし作者の悪意としか思えないボス。
Fattyは基本的には動かないが以下のような攻撃パターンを持つ。
・ものすごい素早い小ジャンプ。これがもっとも怖い。小ジャンプなのでリーチは短い・・・つもりなのだろうが全然短く無い。ただ素早いだけの攻撃。
・長めの大ジャンプ。ある程度そのリーチが遠いとダメージ判定のある赤い液体を残す。
・ダメージのある屁をこく。キノコを破壊した時と同じガスである。近いとウンチ雑魚敵Dipを1−2体召喚する。
・非常に落下速度の速い糞便弾を大量に出す。
・ある程度吸い込み、茶色い液体を天に向かって吐いてisaacに向かって落ちる。普通に動き回っていればisaacにダメージが来ることは滅多に無いが、プレイヤーへの視覚ダメージがでかい。汚い
接近戦だと踏み潰される危険がかなり高い。その場合は反射神経に頼るしかない。しかし遠距離は威力が低いことが多く、そうなるとMega FattyのHPの高さが問題になる。難儀。
強化:
赤-体が小さくHPが10パーセント少ない。着陸時に6方向弾。Dipの代わりに赤ウンチを出すので要注意。嘔吐攻撃は4方向弾を回転しながら連続で放つ弾に変化する。避けにくいが射程距離は短い。
茶-HPが15パーセント高く、大ジャンプの着陸時に衝撃波を発生させる。
いずれの強化もThe Cageの能力が取り入れられており接近戦不向きである。
26.Gabriel
出現ステージ:Angel room
HP:600
関連ボス:Uriel, Mega Satan
隠しボスMega Satanに行くためにはAngel roomに無事に入って天使の像に爆弾を爆破し、現れた天使ボスを倒し、鍵の断片を二つ手に入れなければならない。その中の一人。
Gabrielは聖書にも登場する有名な天使でしばしば神からのメッセンジャーを請け負う。その名前は「神は力」という意味である。
Urielよりも大分厳しいボスであり、攻撃パターンが読めないことから難敵である。
・Isaacを常に追いかける。
・翼を折りたたんで12方向弾、Angelic Babyの召喚、斜め4方向ビームのどれかを行う。
・手に力を溜めた時に動きを止めて縦横4方向ビーム。Urielと違って動きながら力を溜める。
Gabrielは動きをよく覚えておかないといけない上に、翼を折りたたんだモーションの時に何が起きるかわからない危険が孕んでいる。
翼を折りたたんだ際は上下左右のどちらかにある程度距離を保って待つ事が大事だろう。
そして縦横4方向ビームは飛びながら溜めるので常にGabrielのモーションは注意したほうがいい。
なお恐怖効果は受けつけない。
25.The Fallen
出現ステージ:The Basement(1F)~Scarred Womb(7F) の全てのステージ
The Womb(7F)x2 (Little Hornと共に、あるいは普通に2匹)
The Sheol (Satanの戦闘で必ず戦う)
HP:60
関連ボス:Satan
Fallenの名は堕天使・堕落が由来であろう。
3方向弾直後に4方向弾、追いかけて縦横4方向ブリムストーンの2パターンを持ち、低いHPでありながら確実に殺しにかかっている。
HPが半分になると小さなサイズで2匹に増える。なかなか勘弁してほしい弾幕が繰り広げられる。さっさと一体を倒そう。ブリムストーンを放つために追いかけてる時がチャンスかもしれない。
魅惑効果をつけるとお互い殺しあって終わる。
なおこのボスは悪魔部屋のアイテムをドロップする。Dualityを除き、悪魔部屋を使わずに悪魔アイテムを所持して天使部屋に入る限られた手段である。
24.Mama Gurdy
出現ステージ:The Womb(7F), Utero(7F)
HP:750
関連ボス:Gurglings, Gurdy Jr. , Gurdy
Gurdyシリーズの"親"の時期に相当する。Gurdyの名前の由来は胃食道逆流症(GERD)に由来するという説がある。
ボスの中では最大級のでかさを誇る。総力戦といった感じで、様々な攻撃パターンを用意してる。
・地面から針を出す攻撃。針が無ダメージである時間はかなり短い。針を無効化するトリンケットCallusでもダメージを食らう。
・オレンジ色のゲロを出す。アイザックの速度を遅くするダメージ床を形成する。
・5方向弾を3、4、7回出す。
・散弾の爆弾を放つ。
・針の攻撃の前に身を潜めて隠れる事がある。現れた時に必ずオレンジのゲロ攻撃をする。
攻撃が極めて積極的で危険だが、当たり判定が極めてでかいので意外と早く倒せるボスでもある。とにかく当てまくろう。
23.Death
出現ステージ:The Womb(7F), Utero(7F), Scarred Womb(7F)
HP:450
関連ボス:Famine, Pestilence, War, Conquest, The Headless Horseman
The momを倒すことで解き放たれるHarbingers・・・彼らは聖書の世界の終末を描いた「ヨハネの黙示録」に登場する、封印を解かれた4人の災いの騎士である。
Death...死はこのうち第四の騎士であり、青白色とされている。黄泉(ハデス)を連れているとされ、様々な他の騎士とは一線を画した能力を持つボスである。
第一形態ではHP50もある子分の鎌を2つないし4つ召喚する。鎌はしばらくすると動き出しプレイヤーの方にまっすぐと飛ぶ。また、プレイヤーの速度を遅くする呪いのようなものをかける。この時Ludovigo Techniqueを使用するとより遅く、しかし最大スピードが速くなってコントロールが非常に難しくなる。
ある程度ダメージを与えると馬がDeathから離れて第二形態となる。馬はDeathの死後もひたすら高速で横を通り続け、倒さないとクリアにならない。宙に浮かぶDeath本体は顔にダメージの当たらない雑魚敵Knightを召喚する。
このボスが難しいのは、じわじわと削っていくいやらしさに加えその体力の高さである。その上ほとんど召喚を用いて攻撃するのでダメージチャンスがなかなかこない。根気よく戦っていこう。
強化:
黒-プレイヤーを遅くする代わりに、衝突すると爆発する高速の敵Kamikaze Leechを召喚する。また、第二形態のKnightの代わりに死ぬと4方向に弾を飛ばすRed Mawに変わる。より攻撃的で危険である。
22.Rag Mega (Afterbirth+)
出現ステージ:The Caves(3-4F),The Catacombs(3-4F),Flooded Caves(3-4F)
HP:120
関連ボス:Rag Man
Rag Manの強化版。倒すまでに全く余裕を与えない嫌なボスである。
このボスが難しいのはダメージの与えにくさである。彼の周りに弾を防御するオーブが3体回っているのに加え、完全に包帯で覆われてダメージを受け付けない無敵期間があることだ。ダメージチャンスがかなり少なく、その上雑魚敵Raglingsを召喚し、紫色の光線を吐いて死んだRaglingsを蘇らせるので厄介極まりない。
紫のオーブはRag Megaがダメージを蓄積する度に一つずつIsaacに高速に接近してくる。本当に意外と速いので逃げ続けながら攻撃を繰り返さないといけない。とにかくダメージチャンスの少ないボスである。移動しながらの涙の慣性に慣れると戦いやすいかもしれない。
貫通弾だと非常に助けになってくれるだろう。
21.Carrion Queen
出現ステージ:The Catacombs(3-4F), Necropolis(5F)
HP:350
関連ボス:Chub, C.H.A.D.
名前を直訳すると腐肉女王。Chubの死後版である。
厄介なことに肌色の尻以外一切の攻撃を受け付けない。貫通弾であれば楽だがそうでないと彼女の高速移動になんとか慣れて弱点を攻撃し続けねばならない。
Chub同様Isaacが上下左右の視線にいると突進する。また復活可能なダメージ判定のある赤いウンチを出す。これが非常に厄介であり、Boss rushなどに現れたら早急に倒さねばならない。
ダメージを与えるとThe Hollowのように斜めに移動することしか無くなる。むしろ楽。
ChubやC.H.A.D.同様突進時に爆弾を食べさせると停止して大ダメージを食らう。爆弾に余裕がある場合はこの手を使う方が楽かもしれない。
強化:
桃-赤いウンチの代わりに小さな心臓を召喚する。小さな心臓は仮面の雑魚敵Mask + Heartのものと同じで追い詰められると4方向弾を出す。小さな心臓を倒すとCarrion Queen本体にダメージが与えられる。また斜めに移動する事が無くなる。
20.The Adversary
出現ステージ:Necropolis(5F), Dark Depths(5F)
HP:520
関連ボス:Dark One
Dark Oneの死後バージョン。ちゃんと包帯で手当てしてもらっている。The Adversaryは敵対者の名前でヘブライ語の「ha-satan」の意味である。(そもそもSatanは本来は特定の悪魔を示すのではなく敵対者という意味をもつ。)
Dark Oneとは桁違いに強化されており、攻撃パターンも全く違って以下の通り。
・部屋を暗くする。
・蜘蛛を1−2体召喚する。
・空に飛び上がってしばらくしてisaacの頭上めがけて墜落し、小さな衝撃波を発生させる。
・極めて短いモーションで追尾するブリムストーンのホーミングレーザーを放つ。
特にこのブリムストーンが厄介で距離を持つとあっという間に餌食にされてしまう。できるだけ接近してぐるぐる回りながらの戦いがおすすめ。
19.Sisters Vis (Afterbirth+)
出現ステージ:The Depths(5F), Necropolis(5F), Dark Depths(5F)
The Womb(7F), Utero(7F), Scarred Womb(7F)
HP:350
関連ボス:The Cage
Sisters VisはMcmillanが2007年に作ったゲームGishの3面のボスであり、Isaacの敵VisとボスThe Cageのデザインの元ネタとなっている。Visは「力」の意味である。
シンクロナイズドスウィミングのごとくコンビネーション技を行うボスである。後に述べるThe Cageのように二人でごろごろ転がり、単独で止まって弾あるいは巨大ブリムストーンを吐いたり、Visや鎖に繋がれた悪魔Begottenを召喚したりする。
また突然大ジャンプしてisaacの両脇に位置し、二人で仲良く巨大ブリムストーンを吐きあうという奇妙なコンビネーション技を展開する。isaacが端にいると大ジャンプに踏み潰されるので彼女らとの戦闘中はできるだけ中央にいた方が安全である。
一方が死ぬともう一方が怒って移動がより速くなる。
なにせボス自体が2体いるので乱暴かつ凶暴な攻撃だが体力は高くないので丹念に一体ずつダメージを与えていこう。
18.Monstro II
出現ステージ:The Depths(5F), Dark Depths(5F)
HP:632.5
関連ボス:Monstro, Gish
Monstroの死後バージョン。よく見ると脊髄が見える。
体力攻撃共に非常に強く、全く侮ってはいけないボスである。
Monstro同様ホップしながら移動するが、左右の直線上にいるとブリムストーンレーザーを打ってくる。
大ジャンプを二回行い、一回は8方向弾、2回目は死ぬと4方向の弾を出すSuckerを4体召喚する。これもまたいやらしい。
またブリムストーンレーザーを誘って死角から打つ、という戦略も、割とすぐ移動するのでよほど素早くない限りうまくいかない。
召喚されたSuckerはブリムストーンで死ぬのでそれを誘い出して楽にするのも一手である。例によって貫通弾だと楽である。
このボスとの戦いは基本的に消耗戦であり、Suckerたちを一網打尽にしてからダメージを与え続けるというような二つの作業を常にしなければならない。
強化:
赤-より小さく、より素早くなる。Suckerは2体しか召喚しない。
17.The Cage
出現ステージ:The Depths(5F)
The Womb(7F)x2, Utero(7F)x2
HP:800
関連ボス:Mega Fatty, Sisters Vis
The Cageは監獄などの意味合いだろう。Mega Fattyの死後バージョンで首がない。
大ジャンプし着地時に衝撃波を出す攻撃(その際緑のダメージ液も出る)、渦巻きながら出される6ラインの弾、ボールのように回転しながら体当たり、Visの召喚の攻撃パターンを持つ。
ラスボス以外のボスの中でもっとも耐久力が高く、しかもラスボスThe Momよりも高い。その上Mega Fattyより動けるのでなかなかタチが悪い。これも地道に攻撃を避けて戦い続けるしかないボスである。
衝撃波は爆風ダメージと同じなのでPyromaniacを取得すると回復する。
強化:
桃-2体に増えてHPが半分になる。プレイヤーの上に落ちてこなくなる。難しいようで案外楽なのでさっさと1体ずつ倒していこう。
緑-常に緑の毒液を垂らし続ける。転がれると足場を失うのでタチが悪い。
16.Brownie (Afterbirth)
出現ステージ:Dark Depths(5F)
HP:400
関連ボス:Dangle
名前は茶色そうなやつということでうんちボスの中のボスである。
ダメージを受けるごとに雑魚うんちのBrownie cornを出すため高火力の武器をぶつけると大量発生する。
移動中にBrownie cornが当たるとBrownie cornは死にBrownieは回復する。
遅くなる茶色い痕を残しながら飛び回り、とうもろこし弾を打つという攻撃をしつこいぐらい繰り返す。
またウンチの地雷を設置することもあるが、この巻き添えを食うとBrownieは毒状態になる。
なおBrownieは自分の受けた状態に等しい効果のある液体を移動時に流す性質を持つ。つまり毒状態だと毒液を遅くなると白い液体を出すなど。
このように攻撃が極めて派手で非常識なほど敵を産出し素早い弾幕を形成するので大幅にダメージを被る危険のあるボス。
なおダメージがある程度通るとHPが非常に少ないDangleになる。Dangleも十分に厄介なのであまり嬉しくない弱体化である。
多くのうんちボス同様、うんち爆弾で回復し、Flush!で一撃で死ぬ。
強化:
黒-移動を遅くする黒い液体を垂れ流し、Brownie Cornの代わりに最大3体のChargerを召喚する。Chargerは強いためこれはこれで厄介。死ぬとDangleの代わりに黒ウンチである2体のDank Squirtsになる。
15.Scolex
出現ステージ:The Womb(7F), Scarred Womb(7F)
HP:300
関連ボス:Pin, Tha Frail
Pinの幼体あるいは年老いた姿のどちらからしい。Scolexはサナダムシの頭の名前である。
ダメージが尾にしか与えられない割に身動きが素早い。しかもHPが割と高い。必死になって攻撃しようとして返り討ちになることが多い難敵である。
Pinと同じく飛び回るが弾は出さない。頭を出すとMonstro式拡散弾、尾を出すと3つの爆弾を出す。尾を出した時の攻撃は危険だがダメージチャンスでもある。
強化:
黒-より大きくより遅くよりHPが高い。遅いことがかえってダメージチャンスを得難く難しい。
14.Mask of Infamy
出現ステージ:Necropolis(5F)
HP:ハート200 /マスク 150
Mask + Heartのボス版。このボスは装備によっては雑魚だが装備によっては撃破不能というとんでもない危険性を孕んだボスである。
第一形態では仮面と心臓が独立して動いており、心臓のみにダメージが与えられる。心臓は追い詰められると8方向弾を出す。
第二形態では仮面が生き残りプレイヤーに高速で襲いかかるようになる。この時後ろから撃たないとダメージが当たられない。
このため遅い弾しか持ってないと勝つことがほぼ不可能になる。逆に貫通弾だと極めて楽である。
また空中に浮かんでるように見えて地上をちゃんと歩いてる。つまり床に巻かれた液体の影響は必ず受けるお忘れなく。
強化:
黒-心臓の攻撃が4方向のホーミングショットになる。
13.Mom
出現ステージ:The Depths(6F), Necropolis(6F), Dark Depths(6F)
HP:645
最初のラスボスであり、当然のことながらラスボスの中では最弱である。Isaacの名前を呼んだり嘲笑したりするのでラスボスの中では一番悪夢めいていて怖い。
強烈なビジュアルの足の踏みつけ攻撃が特徴のボスであり、他に4方の壁に設置されたドアから雑魚敵の召喚などを行う。扉に接近すると手が現れてダメージを食らう。
足の踏みつけは爆発ダメージと同じである。つまりハート1つ分のダメージだが、Host hatだと無傷、Pyromaniacだと回復する。踏まれてンギモヂイィ!ということだろうか。
足の踏みつけ攻撃が怖いが、雑魚敵はどれもHPが少ないので、ぶっちゃけ逃げ回って打てば勝てる。それゆえ初期ステータスでも倒しやすいラスボスとも言える。
Momが死ぬと雑魚敵全員死ぬが、Globinは放置すると復活する。
Momを殺すことによってEndingが見られるが、勿論のこと真ENDではない。
ドロップアイテムは最初は普通のアイテムだが、先のボスIsaacを5回倒すことによってThe Polaroidを、Satanを5回倒すことによってThe Negativeのアイテムを落とすようになる。どちらもストーリー進行上極めて重要だ。
アクティブアイテム聖書を使うと即死する。
強化:
青-召喚される敵が変化する。
赤-召喚はしないがひたすら踏みつける。Pyromaniacにとっては天国のような時間だろう。たまに壁から3方向弾を出す。壁に接近しすぎるとて手がでる。
12.The Bloat
出現ステージ:Necropolis(5F), The Womb(7F), Utero(7F), Scarred Womb(7F)
HP:450
関連ボス:Peep
Bloatは膨張の意味。Peepの死後バージョンである。
初見でこいつと遭遇したとき何度もいたぶり殺される事だろう。何しろこいつはノーモーションでブリムストーンレーザーを放つ危険すぎる敵だからである。
Peepと違って初めから目が取れている。大ジャンプして8方向弾、赤い液体のばらまき、ブリムストーンの3つの攻撃パターンを持つ。
ブリムストーンは左右および下の直線位置にいると問答無用に発射する。よって上のみが死角だが、大ジャンプで徐々に迫ってくるのでその時は危険を冒して下に戻って調節せねばならない。
ブリムストーンを打ってる間に・・ということが難しいほど、出すまでが瞬間的であり、しかもブリムストーン攻撃自体もすぐ終わってしまう。
とにかく左右から下に回り込むことを避ける事だ。
強化:
緑-8方向弾およびジャンプのたびに3つの爆発弾を撒き散らすさらにクレイジーで危険な強化がされている。液体をばらまくと2体のチャージャーが現れる。殺す気か。
11.The Matriarch (Afterbirth+)
出現ステージ:The Womb(7F), Utero(7F), Scarred Womb(7F)
HP:800
関連ボス:Fistula, Chub
Afterbirth+の最後の更新にて追加されたボス。ダサい身なりだが、女族長(Matriarch)の名はハッタリでもなく、ラスボス以外で最強のボスである。
The Matriarchは以下の攻撃パターンを持つ。
・8方向に往復するChubber
・Fistulaを纏った飛び回る砲台の雑魚敵であるFistuloidを最大4匹召喚する。
・Mr. Fredのような、血の跡を残す巨弾。この弾は壁に当たるとバウンスし、Fistuloidにダメージを与えることがある。
・140ダメージを受けると小さなFistulaを2体出し、以降100ダメージを受けるたびにFistulaが出る。
・HPが減ると、自分のHPを減らしながら大量のFistuloidを出しまくる。
・HPが減るとThe MatriarchはFistuloid、Fistula、Chubに分裂する。このChubは爆弾を食べても弾き返すので注意。伊達に女族長やってない。
ラスボスかというほどの攻撃パターンの多さであり、その上弾幕が激しくて予測不能である。とくにこうコツとかなく頑張るしかない。手強い。