太陽光発電設置の際、何年で元が取れるかという話しは必ず出てくるものです。現在、国が進めている補助金や電力の買取制度、都道府県や市町村等、その他の太陽光発電設置への助成を考えると住宅用で10年~15年で元が取れる地域もあります。もちろん元が取れた後はランニングコスト以外は全てプラスになるので、住宅用についてはその点が重視されるのも理解できます。


では、住宅用ではなく、マンション・アパート・ビル・工場等への設置ではどうだろうか。

住宅用に比べ、補助金制度がまだ整っていない事や工事費が高くなる要素もあり、元を取ろうとすると結構な年数になってしまう事が多いです。しかし、住宅用以外でも太陽光発電の設置が増えている理由の1つに、儲けではないメリットがあるからです。


それはCSR(企業の社会的責任)であり、個人の社会的責任です。

儲けの為ではなく、社会的責任の為に設置している会社・個人が導入しています。

「儲けがないからこそのメリット」です。

また、太陽光発電の設置はISO14001の基準クリアの助けにもなり、必然的に有効なアピールとなります。


太陽光発電設置の理由は様々です。節電も大事ですが、その他のメリットも考えてみるとオリジナルなメリットが出てくるかもしれません。

新日本石油が川崎市の社宅に首都圏初の各戸連系型の太陽光発電システムを導入し、2009年12月18日から稼動を開始したそうです。


参考URL:http://response.jp/article/2009/12/18/133984.html


ここで僕が注目したのは、マンション用戸別太陽光発電システムが首都圏では初という事です。1戸建てにかなり普及し始めた太陽光発電、ついにマンションにも設置していく時代に突入しました。マンションやアパート、ビルへの設置は戸建住宅への設置と異なり、様々な問題点があります。高さによる風圧の問題、戸建住宅よりも大きいサイズのパネルを設置する際の基礎を含めた耐加重の問題、施工方法、その他いろいろです。その問題を1つずつクリアしていかないとマンション・アパート・ビル等には設置できません。またそのような戸建以外の建物への設置については取り扱っている会社も少ないのでしょう。ただこれからの時代、地球環境を考えたマンション・アパート経営、会社経営が必要になってきます。その観点からもどんどんマンション・アパート・ビルまた工場などに設置されていくでしょう。


ちなみに今回は社宅だったので、首都圏で初の通常のマンション・アパート・ビルへの各戸連系を見たいものです。

「おひさま0円システム」というなんともユニークな制度が長野県飯田市で始まりました。


なんと約3.5kWの太陽光発電システムを0円で設置できるというものです。

ただ、毎月1万9800円を9年払うという条件があります。


さて、これはお得?それとも損?


ちなみに1万9800円を9年間払い続けると・・・


1万9800円×12ヶ月×9年=213万8400円となります。

また213万8400円÷3.5kW≒61万円


平均は約65万円程だったと思うので1kW当り4万円→3.5kWだと14万円程

安くなるという計算になると思います。

また、もしサンヨー製のパネルが付くならさらにお得になります。

サンヨー製のパネルは単結晶シリコンで作られているので単位面積当たりの

発電量が世界1だからです。


他のメーカーでも少しはお得のような気がします。

要は9年の分割払い金利手数料負担無しって感じでしょうか。


10年目以降は譲渡されるので、初期費用をかけないで設置したい人には良いですね。


ただ、募集人数が30名なのでなかなか運と日当たりが良くないと選ばれないですね。