ウサギとカメの解釈から思うこと
「ウサギとカメ」のお話はよくご存じのことと思います。
皆さんは、どのように解釈されていますか。
足の速いウサギと、足の遅いカメが競争をして、最後に勝ったのはカメでしたよね。
「能力が低くてもコツコツ努力を続ければ勝てるんだ」という教訓として覚えていると思います。
塾ではこの時期、模試の受験が多くなります。
・合格判定80%。
・〇〇高校を第一志望とする生徒の中で〇位。
・合格圏まであと30点など、、、、。
私が、この時期、中学3年生に「ウサギとカメが"どこを見て"走っているのか」をポイントにして話します。
ウサギは自分のゴールを見ずに、競争相手ばかりを気にしていた。
なので、カメが遅いから安心して休んでしまったのです。
一方でカメは、ウサギがどんなに速くても、ウサギが、途中で休んでいても関係なく、ただひたすらゴールを目指して進みました。
カメは「自分のゴール」を見ていたからこそ、止まらずに前へ進み続けられたのだと思います。
伝えたいことは、模試の合格判定に一喜一憂するのではなく、自分の目標を見て、「少しずつでも進もう」と思って取り組めば、きっと結果につながるということです。
すると 「寝ているウサギを起こさなかったのはズルくない?」
たしかに、(この話に興味をしめしてくれた、、、、と喜ぶ私。)