「3つの真実(野口嘉則著)」の「自尊心を自分で満たす」より、

 

『行動や行為のことをDoing(ドゥーイング)という。

そして、

 

その結果得られるものをHaving(ハビング)という。

 

親が期待するような行動を取ったときに、『いい子だね』と褒める。

 

これはその子の行動、つまりDoingを評価したことになる。

 

また、子どもがいい成績を取ったときに、その成績を褒める。

 

これは、その子が手に入れた結果、つまりHavingを評価したことになる。

 

 しかし、DoingもHavingも、その子自身ではない。その子の付属物。

一方、その子自身のことをBeing(ビーイング)と言う。

 

Beingとは、その子の存在そのもののこと。

 

人間はDoingやHavingばかり評価されていると、

 

自分の存在、つまりBeingが不安になってくる。

 

『そのままの自分ではダメだ』と思えてくる。

 

Doingよりも根底にあるのがBeingです。


私達は、どんなに多くのDoingを手に入れても、

 

Beingが満たされない限り、

本当の満足は得られないのです。

私達は、自分が感じていることを受け止めてほしいし、尊重してほしい。


自分の気持ちに関心を持ってほしいし、

一人の人格として大切に扱ってほしいのです。


つまり、自分の存在実感(Being)を満たしたいのです。

 

私の意見、

・「どんなときもあなたを愛しているよ。あなたがいてくれることがお母さんの幸せなのよ」

・「おはよう!、元気だね。嬉しいな。」

・抱きしめたりするのもありかと思います。

・学校出発時に「いってらっしゃーい」と見送る。

ちょっとはずかしいと思ったら、

 

生まれきてくれた時の「喜び」を思い出すといいように思います。

 

わかなべ