今回は、
めずらしく教務編です。
小学生が増えてきて、
また、
数学の苦手な中学生を見ていて思ったことです。
「わり算」の概念とは?!
わり算の苦手な生徒の特徴として、
10÷2とか45÷5みたいな九九で計算できるものを
ひっ算してしまう、というものがあります。
また、
22÷2とかをしたときに、÷2が半分、というイメージがない場合が多いです。
この場合、有効なのは次の2つです。
1つ目は、割り算の概念を理解してもらうことです。
割り算は掛け算、もっというと足し算、ということが分かっていません。
例えば、8÷2は、8の中に2を何回足せるか、ということですが、
このイメージがない人が多いです。
また、
0.8÷0.2も、
0.08÷0.02も、
言い換えれば、
「0.8の中に0.2が何回入るか」
「0/08の中に0.02が何回入るか」
ということなので、
一発で4と答えが出るはずです。
これができないのは、
割り算が、何回足せるかという思考を記号で表しているだけ、
という概念を理解できていないからです。
イメージしやすい動画を添付します。
https://twitter.com/i/status/1515641211155271681
2つ目は、九九を毎回テストする、というものです。
ありきたりですが、九九にエネルギーを使い過ぎて
その後の計算をする余力が残っていないことが多いです。
だから、九九を鍛えると改善されます。
また、九九と付随して足し算・引き算も早くできるように鍛えていきます。
以上2点に気を付けてみてください。
わかなべ
似顔絵