「漢字は書けなくても読めればいい?!」
どう思いますか?
私の意見は、「NO」です。
塾を始めて4年、
「書けた方がいいです。」から
「書けなきゃいけない。」に変わりました。
なので、塾でも漢字テストを始めます。(笑)
少しわかってきたことがあります。
それは、
語彙力と学力には、相関関係があるということです。
当然ながら、言葉を知らなければ、教科書や参考書を読んでも、意味は分かりません。
先生が、少し難しめの表現で説明したらそれも分からない。
じゃどうやって語彙を増やすか。
<幼少期>
・周囲の大人の会話から。
いわゆる「あれ何?これ何?なんで〇〇なの?」と大人を質問攻めにしながら、
子供たちは語彙を増やしていきます。
・「読み聞かせ」もひとつの手段です。
<小学校高学年から中学生>
・自分で増やすしかありません。
本、新聞を読む、日記を書くなどです。
でも、これが、なかなかできません。
なので、「漢字テスト」となるわけです。
漢字テストの目的は、漢字の意味を知ることです。
漢字の書き取りテストで満点が取れなくても、
その漢字を使った熟語をたくさん知ってることが、
日本語の運用能力を高めるからです。
『漢字学習=意味理解』です。
お子様に漢字学習を促す際には、このポイントを押さえてやることをオススメします。
お子様が、漢字学習をしていたら、
『郷里』ってなに?!
『郷里』と同じ意味の熟語は、『故郷!』
ついでに、
英語も同じです。
単語の意味が、わからないと長文読解は難しいです。
だから、『英語』は、やった人とやらなかった人との差が、はっきり分かれる
教科なのです。
国語力を鍛えておけば、学習能力は、いつか飛躍的に向上します!
「とにもかくにも、漢字です。」
わかなべ