(授業前のワントークで使う小ネタです。)
私は、知りませんでした。
この選手を、
まずは、動画をご覧ください。
(1分55秒)
片腕のメジャー投手、ピーター・アボットは、知っていたのですが、ピートグレイは知りませんでした。
片腕のメジャーリーガー。
しかも打者。
信じられません。
自分だったら、片腕を事故で失った瞬間、挑戦どころか自暴自棄になり、
まわりの人に当たり散らしていると思います。
次に、もし、息子が、片腕を失ったら、絶対に「あきらめるな!」とは言えないと思います。
現実的な生きる道を考えると思います。
しかし、ピートグレイもまた、お父さんも違いました。
ピートグレイの言葉
「自分のような、体に障害をもつ者にとって、練習こそが全てでした。
たとえ練習しても自分にやってくるチャンスはわずかなものでした。
ある時こう言われたことがあります。
「両方の腕があっても、野球をするのが難しいのに、
片腕で野球なんかできるわけがないだろう」
それでもあきらめず、
自分は常に夢に向かって
練習したのです。
A winner never quits.
『勝者は常にあきらめない』
ピートグレイ
<お父さん>
お父さんはいつも
「おまえなら、大丈夫」
「お前は必ずヤンキースタジアムのバッターボックスに立つことができる」
と言っていたそうです。
ピート・グレイは、大人になってもお父さんに
承認されていたからこそ「自分はできる」と思い続けることができたそうです。
彼は、普通の男の子だったんです。
でも事故で彼は利き腕を失うことになりました。
お父さんは、ピート少年が腕を失くした時に、なんて声をかければいいかわかりませんでした。
ですが、夢だけは失わせないようにこの子を育てていこうと決めたそうです。
だからお父さんは毎日野球を一緒に練習をして、
毎日「おまえなら大丈夫だ」「おまえならできる」「片腕がなくても大丈夫だ」
と言い聞かせたそうです。
ここで共有したいことは、「親力」です。
とにかく、親自身が、命ある限り心を磨きがんばり続ける。
その姿こそが、お子様にとって最高のお手本になるように思います。
私もいまだ、修行中です。
ともに子育てを楽しみましょう!!
(長女/大学4年、次女/大学3年、三女/高校3年、長男/中学3年)
コーチ わかなべ