「受け身」と「自主的」そして、「主体的」の違いについて、
事例と共に共有させてください。
■『受け身』
他から働きかけられるだけで、こちらからは積極的に出ない、消極的な態度。
例)言われた事だけを勉強しているようす。
■「自主的」とは、
他からの指図や干渉によらずに、なすべきことを自分の意思に基づいて行うさま。
例)勉強という「やるべきこと」を自分で「やろう!」と思ってやることができる。
■『主体的』とは、
様々な状況下においても自分の意志や判断で行動するということです。
例)何をやるかも、どれ位の量をやるかも自由。自分自身がやると決めて行動する。
小学校6年生のAさんは、5月22日土曜日、運動会でした。
これまでの会話でリレーの選手だということまでは把握していたものの、
運動会の開催日を確認できていませんでした。
毎週、土曜日に英検の勉強をしているのですが、
これまで通り、「じゃあ、次は、土曜日、08:30ね。」
で終わっていました。
A子さんは、その時、了承してくれました。
当日の朝、塾の前歩いていく地元小学生。
えっ!今日。運動会。
しばらくすると、A子さんが、塾に現れました。
今日、運動会だよね!
「はい、1年、3年、6年は、午後だから。大丈夫だと思ってきました。」
(えっ、でも)
自分だったら、絶対来ていませんでした。
私の小学校時代。
そして、中学時代は、「自主的」でなく、ましてや「主体的」でもなく、「受け身」で勉強していました。(泣)
「主体的に」勉強する姿勢を見せてもらいびっくりしました。
ここで、共有したいことは、
『お子様は、必ずどこかにやる気スイッチを持っている』という事です。
その『やる気スイッチ』を忍耐強く探し続け、
押し続けることが大切なんだと、あらためて認識させられた出来事でした。
以上です。
応援しています。
すららコーチ わかなべ