「国語力」
国語力は、重要です。
なぜか、
1、 スピード
神奈川県公立高校国語の問題文が読み切れない。
文字数は、約17310字。(平成31年度)
日本人の平均スピード500字/分で35分かかります。
という事は、解答時間は、15分しかありません。
2、 読解
例題:本文について説明したものとして最も適するものを次の中から
一つ選びなさい。
問題に対して、長文に読み慣れていないと、
一回目は、読むことで精一杯で筆者の伝えたい事を読解することは
容易ではありません。
解答のために読み直さなければなりません。
3、 書く力/要約力
例題:「Bさん」のことばを二十五文字以上三十文字以下で答えること
国語力の中に「書く力」もあるのですが、書く事が苦手な子も多いです。
4、 数学
数学の文章問題が苦手な子に共通するのが、設問を理解できないです。
(これは国語力が原因の場合もあります)
国語力は、自覚症状がない場合が多いので、気づいた時には、取り返しのつかない時期になっていている時も多いです。
逆に、国語力の大切さを理解し、コツコツと準備しておくと、
まわりの友達が国語でつまずき始める小学校高学年。
本を読んだり、日記を書き続けた事が、こういう意味だったのかかと
理解できた時、親のありがたみを知ることになると思います。
正直、国語力は、親のしつけの範囲と自覚し、
国語力を付けるに努力してください。
でも、
ゲーム、スマホ、SNS, Youtube と阻害要因は、たくさん。
この環境の中で、お子様の国語力がついていればそれは、大きなアドバンテージになります。
漫画からでもいいので、「国語」に触れる機会を増やしてください。
「勉強しなさい」ではなく、戦略的に「国語力」を付ける事に知恵を絞ってください。
中学校に入ってからの子育てがラクです。
思春期、反抗期を楽しめるか、
子育てに手を焼き、塾に頼らざるを得なくなるのか、
塾でも国語力を付けるのは難しいです。
というのは、
この時点で、すでに、
数学が、苦手になり、
英語が、分からなくなり始めている場合がほとんどで、
どうしても即効性のある「数学」「英語」の勉強に力を入れます。
受験生を見ていて切実に思う事をシェアさせて頂きました。
長くなり申し訳ありません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コーチ わかなべ