お母さん やはりスマホはてごわい(ラスト)

 

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【やはりスマホはてごわい(その1)】で、

 

「小・中学校ともスマホの使用時間が

 

長い子ほど平均正答率が低くなる」を紹介しました。

 

 

今回は、

 

「長時間スマホで成果帳消し!?」

 

(朝日新聞EduA2019512/関口修司)を

 

紹介します。

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中学生の数学の平均点との関係について、

家庭(平日)での平均勉強時間と

 

スマホの使用時間でクロス集計を

 

したところ、自宅で

 

2時間以上勉強する子のうち、

 

スマホを持っていない子の平均は

 

71点でしたが、

 

4時間以上使用する子になると

 

平均は59点でした。

 

 驚くのは、家で勉強していないけれど

 

スマホを持っていない子の

 

平均(61点)が、

 

家で2時間以上勉強して

 

スマホも2~3時間使用する平均(60点)を

 

上回っていたことです。

 

家で2時間以上を勉強した成果は、

 

どこへ行ってしまったのでしょうか。

 

また、数年にわたる調査の結果、

 

スマホを使っていた子が、

 

スマホをやめると、

 

成績は徐々に上昇するという

 

結果も出ました。

 

川島隆太・東北大教授は

 

「スマホが脳に害を及ぼすことは、

 

疑いようがない」とまで言っています。

 

この調査では、スマホの使用時間を1時間未満に

 

すれば学力への悪影響が少ないことも明らかに

 

なっています。

 

そこで現実的な提案をします。

 

まずは、せめて130分スマホの使用時間を削り、

 

その分は本や新聞を読んではいかがでしょう。

 

1日30分。

 

でも1年間続ければ、

 

なんと小学校高学年と中学校の国語の

 

総授業時間を大きく上回るのです。

 

先週、日曜日、

 

中学3年の娘が使用しているタブレットを

 

とりあげました。

 

私からイエローカード(次回、タブレットとりあげ)

 

2枚、出されていたにも関わらず、

 

妻から注意、姉(大学3年)からも

 

注意を受けました。

 

やなりスマホはてごわい。

 

子どもに、スマホとの関係をコントロール

 

することはできないとの結論にいたりました。

 

残念。(泣)

 

成績が上昇したら成果報告しますね。

 

コーチ わかなべ