お母さん やはりスマホはてごわい(ラスト)
9月6日
【やはりスマホはてごわい(その1)】で、
「小・中学校ともスマホの使用時間が
長い子ほど平均正答率が低くなる」を紹介しました。
今回は、
「長時間スマホで成果帳消し!?」
(朝日新聞EduA2019年5月12日/関口修司)を
紹介します。
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中学生の数学の平均点との関係について、
家庭(平日)での平均勉強時間と
スマホの使用時間でクロス集計を
したところ、自宅で
2時間以上勉強する子のうち、
スマホを持っていない子の平均は
71点でしたが、
4時間以上使用する子になると
平均は59点でした。
驚くのは、家で勉強していないけれど
スマホを持っていない子の
平均(61点)が、
家で2時間以上勉強して
スマホも2~3時間使用する平均(60点)を
上回っていたことです。
家で2時間以上を勉強した成果は、
どこへ行ってしまったのでしょうか。
また、数年にわたる調査の結果、
スマホを使っていた子が、
スマホをやめると、
成績は徐々に上昇するという
結果も出ました。
川島隆太・東北大教授は
「スマホが脳に害を及ぼすことは、
疑いようがない」とまで言っています。
この調査では、スマホの使用時間を1時間未満に
すれば学力への悪影響が少ないことも明らかに
なっています。
そこで現実的な提案をします。
まずは、せめて1日30分スマホの使用時間を削り、
その分は本や新聞を読んではいかがでしょう。
1日30分。
でも1年間続ければ、
なんと小学校高学年と中学校の国語の
総授業時間を大きく上回るのです。
先週、日曜日、
中学3年の娘が使用しているタブレットを
とりあげました。
私からイエローカード(次回、タブレットとりあげ)
2枚、出されていたにも関わらず、
妻から注意、姉(大学3年)からも
注意を受けました。
やなりスマホはてごわい。
子どもに、スマホとの関係をコントロール
することはできないとの結論にいたりました。
残念。(泣)
成績が上昇したら成果報告しますね。
コーチ わかなべ