お母さん むずかしい子にやさしい子育て
~ペアレントトレーニング~その3
まめの木クリニック発達臨床研修所
ケースワーカー 藤井和子氏の講演会に参加。
その内容をシェアしますね。
3回目は、 「養育の難しい子どもたちへの対応」です。
考え方
・性格は変えられない。でも、行動は変えられる。
・性格は変えられない。でも、人生は変えられる。
ポイント
子どもの人格や性格に注目するのではなく行動に注目する
行動とは、見える、聞こえる、数えられると具体的な行いのこと。
(例「やさしいね」「いい子ね」「親切ね」は見えない、聞こえない、数えられない)
知っておいて欲しいこと
・注目には強力なパワーがある。・・・・子どもは注目を欲しがっている
注目には肯定的な注目と否定的な注目がある。
肯定的な注目・・・・ホメる・認める・喜ぶ・感謝する
否定的な注目・・・・怒る・小言を言う・けなす・皮肉を言う
・・・・そのひと言が自信を失わせ、劣等感を育てます。
大人にとって、また、親からしてみれば「当たり前」と思える事から
肯定的な注目を与えていきましょう。
例:「さくら、 洗濯物たたみありがとう。」(中3)
「雄大、ごみ捨てありがとう」(小6)
「春花、AOの志望動機の下書きすすんでる。」(高3)
「春花、首痛よくなった」(高3)
「美咲」(大学3年)肯定的な注目与えられず。静観。
コーチ わかなべ