イボ状のデキモノありませんか。それもしかすると。。。 | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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性病科に務める現役スタッフだからこそ分かる
性病検査の種類や対処方法など詳しく解説していきます。

性病に関する正しい知識・情報を出来る限り発信していきます。

こんにちは。
性病検査マスターのランドリーです。

当院では、症状が出いる状態で受診される方も
いるのですが、その中でも多いケースが、
コンジローマと呼ばれる性病です。

正しくは「尖形(せんけい)コンジローマ」
と呼ばれるものです。

ヒトパピローマウイルス(HPV)
と呼ばれる
ウィルス感染によって発症します

【主な症状】


◆男性の場合
主に性器カリ部分にイボ状のデキモノができます。
※仮性包茎の人が発病しやすいとも言われています。

◆女性の場合
・大陰唇・小陰唇など膣の周りにイボが現れやすいそうです。

・膣の中や子宮頚部などにイボができることもあります。

※目視で確認できない場合もあるため、
指を挿入して、触って確認する必要があります。

●男女共通
・肛門やその周辺にデキモノができる場合があります。

大小関わらずイボ状のデキモノが現れることで、
病院に受診されるケースが多いです。

最初は数ミリ程度の大きさですが、
放っておくとどんどん大きくなり
カリフラワー状態になることもあります。

感染経路はほぼ性行為です。

また最近は肛門性交の普及によるため
肛門による感染も広がっています。

※検査方法つきましては
コチラ参考ください。

※治療方法は
コチラを参考ください。

症状が出ている場合は、治療にくると思います。

しかし症状が出ていない状態で、HPVをもっていた場合、
自分が知らないうちに誰かにHPVを移してしまい、
感染者が知らない間に増加してしまう危険性があります。


また「ヒトパピローマウイルス(HPV)」は、
100種類以上のタイプに分類されるウイルスですが、
その中には、ガンから検出される
「高リスク型」のウイルスは要注意です。

このタイプのHPVは、子宮頸ガンを引き起こす
可能性があるとされています。


思い当たるリスクのある行為をされた方は
一度念のため検査を受けることをお勧めします。