性病の検査方法 淋病検査編 | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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性病科に務める現役スタッフだからこそ分かる
性病検査の種類や対処方法など詳しく解説していきます。

性病に関する正しい知識・情報を出来る限り発信していきます。

性病で多いものとして淋病があげられます。

性病の代表格と呼ばれる1つです。

自分のクリニックでも、クラミジアについで淋病の陽性者が
多いですね。

特に最近は咽頭の淋病が増えています。

統計をとったことはないので確実な情報ではないのですが、
梅雨時期になると咽頭の淋病患者が増えるような気がします。


感染経路は、主に性行為、ディープキス、オーラルセックスです。

やはり感染源においては風俗がらみで感染するケースが多いです。

男って。。。ショック!

自分も男なので行きたい気持ちも分かるが。。。(-"-;A

気になる日から1週間~で検査可能です。

検査方法は、基本2つになります。

性器・咽頭です。


・男性(性器)→男性は採尿による検査(初尿が理想)
 ※自己採取

・女性(性器)→膣にスワブ(綿棒みたいな物)を挿入し検査
 ※自己採取
 
・咽頭の検査→男性・女性共にうがいによる検査
 ※病院によっては咽頭を綿棒で拭ったりする方法もありますが、
 うがいで採取したほうが、統計上、検出率は良いそうです。
 

よく性器だけ受ける方もいっらしゃいますが、
冒頭でも話したようにオーラルセックスでの性行為も
当たり前になってきているため、
念の為ため、性器。咽頭の両方の検査することをお勧めします。

特に風俗関係にお勤めの方は、咽頭の検査は必須ではないかなと
思いますね。


次回の記事は淋菌の主な症状と治療法の情報についてお伝えしますね。