性行為で感染する性病と倦怠感 | 免疫力低下による性病のリスク

免疫力低下による性病のリスク

トイレやお風呂場などでも性病にかかるリスクがある事はご存知かと思いますが、まだ意外と知らない、疲れや免疫力の低下などによってもかかりやすくなる性病の種類や症状などについて解決法を交えて詳しく解説していきたいと思います。

性病は性行為によって感染するものです。
潜伏期間が長い物も有り、そういった場合は本人に全く自覚症状が無い為、何も気づかないで性行為を行ってしまう為、感染が拡大してしまう事も有ります。

性病にはそれぞれ特徴的な症状が有ります。
性器に何らかの異常が見つかる場合や、膿が出る場合、女性の場合はおりものの状態が変化してしまう事もあります。
また、性病とひとくくりで表現しますが、実際には様々な症状が有ります。
勿論その症状が出る場所、特徴によっても考えられる病気は変わります。

性器等部分的に症状が出る物も有りますが、中には全身症状として倦怠感を感じる事も有ります。
この場合に可能性がある性病が、B型肝炎・C型肝炎とAIDSです。
どちらも全身症状として倦怠感を感じる場合があります。
ただそれぞれ原因となっている物が違い、B型肝炎の場合はB型肝炎ウィルスの感染によって発症します。
またC型肝炎はC型肝炎ウィルスに、AIDSはHIVに感染する事によって発症する病気です。
それぞれウィルスが原因となっていますが、B型肝炎・C型肝炎は肝臓に異常が起きてしまう為、倦怠感だけでなく黄疸等が起きる事があります。
またAIDSの場合は黄疸が起きる事はなく、発熱や下痢、リンパの腫れ等の症状が出る場合があります。

この様に、性病と言っても一括りにする事は出来ず、それぞれの病気によっても症状が違います。
また倦怠感を感じている場合も、ただ何となく疲れているだけと思い込んでしまう事も有り、病院で検査してもらわないという人もいる為、早期発見が出来ない事も有ります。
それぞれ特徴のある症状が複合して出てくる場合も有る為、性行為後に何らかの異変がある場合は性病の可能性を考えて病院で検査してもらいます。