夫が暴走してくれたおかげで、私は自分の気持ちを整理することができました。
乳がんの告知された時に、決めたことがありました。治療は私が納得したものを受ける、夫が望むからという理由で選ばないようにしよう、というものでした。
そこで決めたのが、手術、放射線治療、ホルモン療法のセット治療だったのです。
理由は、小さながんだからこそ、ちゃんと治療して再発しないようにしたい。初期で見つけてもらったがんだからこそをきちんと治療したい、自分で選ばなかったことを後悔したり、相手を責めることはしたくないと決めていました。
セカンドオピニオンに乗り気でないのは、手続きが面倒ということだけではなかったのです。自分の中では標準治療を望んでいたからなのでした。
それでも夫が納得できるかは別問題です。
そこで役に立ったのが、東京女子医科大学のホームページでした。
乳房照射は日本乳癌学会の乳癌診療ガイドラインでも全ての乳房温存術後の患者さんにお勧めしている標準治療です。
乳房温存術後の患者さんでは、照射しないと約30%の人で乳房内再発が起こりますが、温存乳房に放射線療法を行うことにより乳房内の再発が70%減ることがわかっています。さらに、乳房内再発を防ぐことにより生存率も向上させる可能性があることがわかっています。
そうそう、これが知りたかった。詳細なデータはここでは公開されていないのですが、もちろん英語の文献も探せばあるのでしょうけれど、夫を説得するには十分でした。すんなりと標準治療を受け入れてくれました。あちこちにメールしたり電話する前に解決して、ホッとしています。
暴走が止まってよかったけど、くたびれました。
今日は腕が痛いです。ibuprofen飲んで寝ます。