【ツイート①】

記事[「ほめ方」「叱り方」に迷わない理想の親子関係とは?]https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210124-00259755-diamond-soci


《スーパーとかでおもちゃやお菓子をねだって泣いている子供に「じゃあもう置いていくからね!」「もう知らない!」と怒っている親御さんがよくいます。子どもにとっては、親が唯一信頼できて頼れる存在なのに、その親から「置いていくよ」と言われたら、自分の存在を否定されたことになります。でも、それが二度三度と続くと、「実際は親に置いていかれない」ことを子供も学びます。すると、もっとわがままを言ったり大声を出したりして、もっと悪いことをやってやろうと思い始めるんです。そうなると、親も負けじともっとひどい暴言を吐いたり脅しがエスカレートしたりして虐待につながっていく》

②《感情的になって子どもに暴言を吐きそうになった親が自分をセーブするコツは、とりあえずお子さんをハグすること。たとえどんなに子供に腹が立っていても、抱きついた瞬間、ひどいことは言えなくなるものです。》

③《「ほめ方がわからない」という親御さんは、子供が何か頑張ったときにだけ褒めるものだと思い込んでいることが多いかもしれません。でもそんなに難しく考えず、子供が普段当たり前にやっていることを、「ご飯をいっぱい食べられたね」「ブロックで遊んでるね」って言うだけでいいんですよ。なぜなら、子供は、大好きなママやパパに自分のことを見てほしいだけだからら。

→《記事①》いわゆる「脅し育児」です。この詳細については以下の記事をご参照ください。

《記事②》親が子どもに対して感情的になる時と言うのは、子どもが問題を抱えている「充電場面」(下表)にいる時です。その時の支援は「安心7支援」等のような母性による働きです。

その7支援の筆頭に挙げているのが記事中でも指摘されている「スキンシップ」です。更に、「親が暴言を吐きそうになった」という“問題の深刻さ”も支援に影響します。なぜなら、それ程深刻な問題の場合、スキンシップの後に、「でも、これからは……してはいけないよ」という子供に社会的自立を促す父性の働きは加えない方が良いからです。おそらく、親子間の愛着はかなり不安定になっていることが考えられますから、必要なこと、不足しているものは、とにかく「愛情」です。

《記事③》「ご飯をいっぱい食べられたね」「ブロックで遊んでるね」という評価は、「安心7支援」の「⑥ 子どもの中にある良さを探して褒める」の中の「褒め方の詳細」で紹介している「できて当たり前の事を褒める」です。このような褒め方を日常的にする事は、自分は親から良い子だと思われている」と言う自己肯定感を育む上でとても効果的だと思います。


【ツイート②】

記事[なんで今言うのー?!子どもが「人前で下品な言葉」を言った時の保護者の対処法]https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210123-00010003-benesseks-life

《「うんち」「おしり」「ちんちん」といったいわゆる下品な言葉。子供達がこういう言葉をよく言うのは「楽しい」から。下品な言葉を使うことで、周りの友達が笑って注目してくれる。大人達が慌てたり恥ずかしがったりする反応が見られる。それが楽しいから下品な言葉をたくさん使いたくなるのです。

 楽しいから言ってしまうのであれば、楽しくないようにすればOK。つまり、言ってほしくない場所でお子さまが下品な言葉を面白がって使った時は、冷めた態度を取りましょう。「ふーん、それで?」という感じで返してあげるとよいですね。子供は「そんなこと言わないの!」「恥ずかしいからやめて!」という大人の過剰な反応を期待しています。その言葉を言ってみんなが自分を見てくれることを望んでいます。ですから、その逆の態度を取ってあげればOK。そうすれば、「つまらない」と思うようになり、徐々に下品な言葉を使わなくなるでしょう。》

この手法は、応用行動分析学(適切な刺激を与えることで子供の問題となる行動を改善する考え方)で言うところの「消去」と言う手法です。

 子どもが下品な行動をとった時にそれに対して、「大人の過剰な反応」という子どもが喜ぶ刺激を与えてしまうと、その結果として子どもは更にふさわしくない行動を示します。この行動を起こさないためには、刺激を何も与えない「消去」がふさわしいとされています。

 学校でも、わざと問題行動を起こすことで周囲の注目を浴びようとする子どもがいます。これに対しても特に反応しない「消去」を施すことで、子どもの行動は治まります。ただし多くの場合は、親からの愛情が不足している(「愛情・所属欲求」の未充足)ことによる場合が多いですし、それまでは反応してくれていた相手が急に反応しなくなったということになれば、寂しさを感じるかも知れません。ですから、「消去」だけでなく、日常的に「安心7支援」等のような母性の働きによって、「愛情・所属欲求」を満たしてやる必要があると思います。


【ツイート③】

記事[いじめ自殺 2600万円支払い命じる 福岡地裁]いじめ自殺 2600万円支払い命じる 福岡地裁(TNCテレビ西日本) - Yahoo!ニュース2013年、福岡県内の男子高校生が自殺したのはいじめが原因だとして遺族が学校側に損害賠償などを求めた裁判で、福岡地裁は約2600万円あまりの支払いを命じました。訴えによりますと2013年11月、リンクheadlines.yahoo.co.jp


《2013年福岡県内の男子高校生が自殺したのはいじめが原因だとして遺族が学校側に損害賠償などを求めた裁判で、福岡地裁は約2600万円あまりの支払いを命じた》

→危険予測能力が弱い子ども達が安易に行ういじめ。普段から大人達が「いじめを続けているとこういう事態になる」と教えるべきです。因みに、これは「外発的動機付け」の内の「不利益を知らせて当該行為を減らす」方法です(詳細は「我が子がいじめを受けていた(その2)〜いじめ行為をなくす方法〜」参照)。


【ツイート④】

記事[学校の勉強についていけず、自信もやる気も失くした中3息子(前編)【小川大介先生の子育てよろず相談室】](https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210126-01016306-lettucec-life)

《相談入学時は中程だった成績も今は最下位に近い位置にまで落ち勉強に対する自信ややる気を失くしゲームで気を紛らわしている。

助言「1日に10個単語を覚える」「数学は1日4ページやる」というように、今やったらできることまで目標をすごく小さく設定し、できたら褒めることが大切》

1日に◯個」「1日に◯ページ」「1日に◯問」等と毎日の目標を数値化して「どれだけがんばればいいか」が具体的に分かるようにすることが有効。そして何より大切なことは、親が子どもを褒めること。「達成できたかどうかを数値でハッキリさせるのは、褒めれるようにするため」と言っても過言ではありません。もちろんそのためには、設定する数値目標も子どもががんばれば達成可能なレベルに設定することが必要です。

 方針としては、まずは第一段階として、ゲームから脱却させるために学習意欲を上げることだけに目標を絞って、それができたら第二段階として、「更に何をしたら学校のペースに近づくか」を考えるよう、スモールステップ式に導いてあげるのが良いと思います。

 とにかく「なんだ、この成績は?!!」と突き放すのは避けるべきです。


【ツイート⑤】

記事[「丸つけ」が家庭での学習効果を高める! 丸つけができる子、できない子(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210124-00010000-benesseks-life)

丸つけができない”(丸つけをやらない、丸つけを後回しにしてまとめてやる、丸つけに間違いが多いお子さまは「課題を終わらせること」つまり、解答欄を埋めることが主目標になってしまい、「できない問題をできるようにする」ということまで意識されていない》

→“できる喜びを知らずに、ただ終わらせる子。確かにこういう子いますね。もしかしたら、いつも親から「宿題やったの?」とばかり言われているため、「できたかできないか」より「やったかやらないか」だけしか頭にないのかもしれません。こういう子にいきなり「出来ているかどうかきちんと確かめなさい」と言っても難しいと思います。

 例えば「初めの3問できたらお母さんが丸つけするから持っておいで」と言って、持ってきたら「すごい!出来てる!」と褒めてやり、「残りもできるかな?自分で丸付けしてごらん」と対応するとできる喜びに気付くと思います。


【ツイート⑥】

記事[ゲームやYoutube、休息を入れるタイミングは? 「見守る」子育て(2)](https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210121-01017624-lettucec-life)

《時間を決めておいても、「あと5分!」などと言ってやめようとしないことは往々にして起こります。

 YouTube などの動画もそうですが、やりすぎを防ぐには、始める前に「20分遊んだら、おしまいにしようね」等と時間や回数を決めておきましょう。時間が来たら、「そろそろおしまいだよ」と子どもに近づいてから声をかけます。

 ゲームで遊んだ直後は脳や体が興奮している状態ですから、言葉だけでは全然入ってきません。叱られている感じだけが伝わってきて、余計に興奮したり反発したりしてしまいます。そこで大切な関わり方の法則が「笑顔体温言葉の法則」です。子どもに何かを伝えたい時には、まずは親が笑顔によって安心を見せることがスタートです。そして背中を撫でる、抱きしめるなどボディタッチをします。体温を通して肌感覚の安心を届けるのです。ここまで来て、ようやく親の言葉が子どもの心に届きます。言葉で言い聞かせたいときほど、この「笑顔体温言葉の法則」を思い出してください》

「始める前に時間や回数を決めておく」「興奮状態にある子どもに『そろそろおしまいだよ』と声をかける際は笑顔と体温(スキンシップ)で安心感を与える」、何れも大切なことです。

 なお、約束していた時間を守らずゲームなどを続けている、これは明らかに問題を抱えた「充電場面」(下表)にいる状況です。その際に必要な支援は「もうやめなさい」等の子どもの社会的自立を促す父性による指導の言葉ではなく、母性による受容の働きです。

その際の具体的な方法として、私は、子どもに安心感を与える「安心7支援(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html)」を勧めていますが、その中でも、記事で書かれている「②見る」「①スキンシップ」の他に、「⑤穏やかな口調で話しかける」も必要ですし、更に「④聞く、共感する」によって、まず楽しそうにやってるね」等と子どもの気持ちに共感してから、その後で「でも約束の時間を過ぎてるからそろそろやめようね」という父性で働きかけると、子どもはその言葉を受け入れやすくなると思います。


 因みに、こういう穏やかな声がけが必要なのは、ゲームの後だけではありません。子どもの興味・関心が湧く時はどんな時も脳や体が興奮しています。例えばデパート等に行った時等、子どもが騒いで走り出した。その時、「こら!走るんじゃない!」でしょうか…?


【ツイート⑦】

記事[母親が操作した駐車装置に3歳児が挟まれ…続発する死亡事故を防ぐには

母親が操作した駐車装置に3歳児が挟まれ…続発する死亡事故を防ぐには(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュースわれわれの身の回りには、動く機械がたくさんあります。首や胸郭が機械に挟まれると重大事故に至ることがあります。リンクheadlines.yahoo.co.jp


2007年9月、 3歳女児が乗用車の後部座席に乗っていて、窓から頭を出していた際に、運転手がそれに気づかずパワーウィンドーのスイッチを操作して窓を閉めたために首が挟まれた。2000年4月より、6歳未満の子どもを自動車に乗せる場合にはチャイルドシートの使用が義務付けられている》

→この事例の他にも、動く機械による事故事例が複数紹介されています。