【ツイート①】

記事《飛び出し男 暴行の瞬間 自転車で車の前に》(https://news.yahoo.co.jp/articles/58e2da193056b6adec1643b13ea7463e41525aba)


 自転車で車の前に飛び出して急ブレーキをかけさせた罪で有罪判決を受けた男。「運転手のびっくりした顔が見たかった」といいます。注目欲、即ち「所属・愛情欲求」(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12349971717.html)が満たされていない現れではないでしょうか?

 また、子どもは乳幼児期に親から承認される(笑みかけてもらったり褒めてもらったりしたことが殆ど無いと「回避型」愛着タイプに陥ってしまうことがあります。自分自身を対向車に近づける行為からも、「自分を大切にしない」という同タイプの特徴がうかがわれます。正に「子ども時代を引きずる人々」(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12364364609.html)です。


【ツイート②】

記事《小さいころの食習慣がその後の肥満リスクに影響する 日本で論文が》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200922-20000002-nkgendai-hlth)

《新生児53575人が調査の対象となり、2歳半における朝食の摂取状況が調査され、その後の過体重や肥満との関連性が検討された。過体重もしくは肥満のリスクは、2歳半で朝食を取っていた小児と比較して、朝食を取っていない小児では、7歳時点において男児21%女児24%、10歳時点において男児22%女児19%、有意に増加した》《実際、朝食を取らない人では、そうでない人に比べて心臓病による死亡リスクが高いという研究も報告されている。肥満リスクの増加のために心臓病のリスクも高まるのかもしれない》

「食事を抜くから太らない」と言うのは間違いだと言うことが分かります。それどころか死亡リスクまで高まるとのこと。朝食は大事です!


【ツイート③】

記事「踊る!さんま御殿」(日テレ)

《アニマル浜口の娘浜口京子さんが15歳の頃に父親からボディービル大会に出場させられたとのこと。その前夜、父親からは甘いものを食べることは固く禁じられていたが、母親がこっそり京子さんに羊羹を持ってきてくれた》

子供に社会的自立を求める父性を持つ厳しい父親から子どもを守るように接する母親。母親あるあるではないでしょうか?これも、自分のお腹を痛めて産んだ母親が、我が子を受容しようとする母性の本能による行動だと思います。子供が精神的に苦しい時にこういう母性の働きがないと子供は壊れてしまうでしょう。

 逆に家庭での父親の立場が弱く、いつも子供が母親によって満たされているようなことが起きれば、犯罪統計に見られるように15歳児の母子家庭の子どもの犯罪率が両親が揃っている家庭の子どもに比べて約5倍高くなると言うことが起きるのかもしれません。

 父親と母親の働きはそれぞれ違い、それぞれがお互いを尊重しながら子育てに当たる必要があるのです。


【ツイート④】

記事《なだめても、叱っても、抵抗されて...言うことを聞かない子どもに保護者ができることは?》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201009-00010003-benesseks-life)

《普段、話を聞いて欲しいと言って寄ってくる子供に家事をしながら「後でね」と返事をするだけだったり、視線を合わせず適当に相槌を打っていたりといった保護者の態度を子供はきちんと見ている。子供が保護者の言うことを聞かないのは普段の態度の裏返しでもある》との指摘。

「子供を見る」ことの大切さが指摘されています。「見て見て!」と寄ってくる子供は親からの視線を求めているのです。

 因みに、(子供を)見る、微笑む、話を否定せずに聞く、優しく語りかける、小さな事でも褒める、は、それらが子供との間に愛の絆を築くうえで大切であると指摘する複数の専門家の意見を集約した「安心7支援」に含まれている行為です。これらの行為で子供に接すれば、子どもとの間に「愛着」(愛の絆)が形成され、子どもは親になつくようになります。


【ツイート⑤】

記事《逃げ回る子どもを「朝学習」させるためのコツ》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200926-00248272-diamond-bus_all)

《朝、子どもはお腹がすいています。朝学習が終わらないと朝ご飯が食べられないとなると大変です。慎之介さんは逃げ回るのをやめ、朝ご飯の前にきちんと食卓に座れるようになりました。今は毎朝1分だけ、座って学習する練習をしています。1分座ることができるようになったら、少しずつ座る時間を長くしていけばいいのです》

今日は◯◯◯だけでいいよ」と、その時の子供が出来そうな事だけをさせて、出来たら褒める。安定してきたら少しずつ目標を伸ばし出来る度に褒めると言うスモールステップ式なら無理なく取り組めると思います。

 子どもにとっては長い時間ジッとしているのが苦痛であり、どうしても逃げ回ってしまうのだと思います。しかし「1分でいいよ」と言われれば安心して課題に取り組めるのです。これも「『充電場面』での安心感『活動場面』の探索行動」という愛着場面理論によるものだと思います。

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 ただし、記事冒頭にあるように「朝学習をやらないとと朝ご飯が食べられないよ」と言ってやらせようとするのは賛成できません。ある意味の考えによるものです。を与えなくとも、子どもが無理なく取り組めるスモールステップ式指導を取り入れれば事態は改善するはずです。


【ツイート⑥】

「『勉強は何のためにするの?』と子どもが聞いてきたら何と答えるのがいいか?」と言う内容を扱っていたTV番組がありました。

 専門家によれば、「『生きる力』を身に付けるため」と言う答えが理想的とのことでした。この「生きる力」とは「総合的な学習の時間(仮想生活場面に見立てた体験活動を通して、問題解決力を身に付ける時間)で身に付ける目標とされているものです。ですから言い換えるなら、「将来生活の中で困ったことが起きた時にそれを解決する力を身に付けるため」と言ってもいいと思います。なお、教科学習で学ぶ力は、その問題解決のための知識として活用するとされていますが、この質問をしがちな小学生の頃に習う内容は特に日常生活の中で使われることが多いですね。


【ツイート⑦】

記事《「すくすく子育て」(Eテレ)》

「『就学時や将来のために早いうちからPCやタブレットに慣れさせておこう』と考える親御さんも少なくないと思うが、乳幼児期を児童期以降の準備期間にするのは相応しくない。自分で動いて五感を総動員するリアルな遊びを経験をした子供は、大人になってからの問題解決力が高い。例えば、自分で考えて自分で判断する力や、他の人の違いを認め協力しながら物事を進める力は、乳幼児期のリアルな遊びで培われる」と専門家。

発達心理学者のエリクソンは、3歳から小学校入学までの幼児期後期の発達課題として、「探検」「お絵かき」等による「積極性」の習得を挙げています。まさにPCやタブレット等に頼らないではないリアルな遊びです。子供が本来生物的に持っている発達段階にそぐわない教育をすれば子供に異常をきたすのはある意味当然と言えるでしょう。

 ただし、様々な専門家の意見を総合すると、あくまでも積極的に使わせるのが良くないということであって、やむを得なく使わせるのは許容範囲のようです。