【ツイート①】

記事《森七菜の恋する表情がたまらない!『エール』梅と五郎さんのピュア過ぎる恋模様》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200917-00010007-realsound-ent)

《見返りを求めない純粋な優しさで寄り添ってくれたのが五郎。思ったことが口からこぼれ落ちてしまうほどの素直な心、間違ったことを全力で注意できる真摯な態度。五郎は梅の足りない部分を補うることのできる人》


精神科医の岡田氏が「愛着不全を治せるのは相手が安定型愛着タイプの人である場合」と指摘していますが、まるで親の愛情が不足しているために陥る回避型愛着タイプの梅の心を溶かしていく安定型タイプの五郎、と言えそうですが、梅のあのご両親の愛情が足りなかったはずはありません。そもそも愛着不全が日本に生まれたのは、戦後経済成長期以後の、祖父母が同居しない核家族が定着し、父親が仕事で不在、母親は子どもと家に二人きり、と言う日本の歴史上稀な養育環境でのことだそうです。

 人付き合いが苦手だけれど、小説家と言う特定の分野の才能だけは長けていた梅は、おそらく自閉症スペクトラムの傾向が強いタイプとして描かれたのだと思います(「回避型」の場合は、自分を世話しなかった親への怒りと諦めが根底にあるため、特定の能力が高いと言うことはありません)。自分が想いを寄せる五郎に対して「あなたは私のことが好きですか?」「私はあなたを必要としています!」「(私の気持ちを)信じろ!」と曖昧な表現をせず単刀直入な物言いで語りかける様子は、正にそのことを物語っていると思いました。

 それでも他者に対する安心感が不足していると言う点では共通する愛着不全と自閉症スペクトラム症。いつもおおらかな愛で包んでくれる五郎は、そんなタイプの人間の不安感をかき消してくれるのです。


【ツイート②】

記事《「話しかけやすい母親」のつもりが... 子どもとの意外な「ズレ」が判明》(https://bg-mania.jp/2018/09/12261904.html)

《ある調査によると母親の48.3%が「子供は躊躇なくいつでも自分に話しかけられると思う」と答えているのに対し「お母さんにはいつでも声をかけられる」と答えた子供は34.5%。「お母さんに話しても興味なさそう」「お母さんは片手間で話を聞いている」等、母親のつれない態度が悩みの種になっている》


このような問題を改善するためにはどうすればいいでしょうか?(→ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12405520575.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=8e57e0d77be746968fd7308a6a625313)


【ツイート③】

記事《息子が父殺害自分の問題解決したかった(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200916-00000598-nnn-soci)

《例えば自分の子供が引きこもり、不登校、宿題をやらなかったり、約束を守らなかった時。親としてどうやって教えて対応していけばいいのか悩むことがあります。現時点でもぶつかってる問題です。親からすれば将来を心配して注意してるつもりでも、子供からすればうざかったり、無性に腹が立ったりするんだろうな》

これは本記事に寄せられたあるユーザーからのコメントです。「自分の子どもが引きこもり、不登校、宿題をやらなかったり、約束を守らなかった時。親としてどうやって教えて対応していけばいいのか悩む」とは、正に子どもが問題を抱えている状態です。この時に対応を間違えると子どもの反発を招くということをこのユーザは心配しています。確かに、この記事に登場する息子さんは、日頃の父親からの言葉に反発心を重ねストレスを貯めた結果このような行為に及んだのかもしれません。

 ストレートに子どもに対する「指導」の言葉をぶつけると子どもは反発心を抱くでしょう。問題を抱えている子どもには、先ずは「共感」が必要です。「指導」はその後に回したいものです。(→参考ブログ記事「問題を抱えた子どもにかけるべき言葉はどっち?〜『①共感②指導』のイメージの着〜」(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12623127272.html)


【ツイート④】

記事《「また忘れ物したの!?」っと怒る前にやってほしい!今日からマネできる対策アイデアまとめ》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200916-00010005-benesseks-life)

《事前準備として、子どもが帰ってきたタイミングや、保護者が帰宅したタイミング、夜寝る前など、決まったタイミングで必ず連絡帳やおたよりをしっかりチェックして、明日必要なものを一緒にチェックすることが大切です。毎日しっかりチェックをしていくと、気が付けばチェックをすることが習慣化していきます。保護者と一緒に確認する習慣がつくだけでも、忘れ物を減らすための第一歩となります》

子どもが忘れ物をするのは、忘れ物をするとどんな困ったことが起きるかを知らないからだと思います。記事のように親が完璧すぎると我が子に忘れ物をさせないことに躍起になり過ぎて、結果的に子どもがその期待に応えられない。子どもに任せて忘れ物をさせて困り体験をさせれば忘れ物なくなると思います。

 因みに、この「子どもに任せる」のは、自身のお腹を痛めず子どもを持った父親(例「見守り4支援」)の得意分野です。


【ツイート⑤】

記事《【元保育士がアドバイス】子どものためになる「叱り方」と「言い過ぎ判断」ポイント》(https://ure.pia.co.jp/articles/-/817297)

《「頭ごなしに叱ってはいけない」と思っていても感情的になってしまう。怒鳴ると子供は怖がってしまうので冷静になって言い聞かせることが大切》

本記事の助言は叱ることが前提になっています。さじ加減を親に委ねると上手くいかないことが多いです。「失敗は成功の元」と教えているのであれば、一度目の失敗は励ますべきで、注意するのは同じ失敗を2度繰り返した時で遅くはありません。

 子どもは失敗するのが当たり前の生き物。発達段階にそぐわない無理な指導をすると子どもは爆発します。1997年に起きたあの神戸児童殺傷事件でも、少年Aの母親が1歳半以後の「肛門愛期」までは無理とされる排便トレーニングを1歳になる前から強行したことが大きな要因とされました(→ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12601619185.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=8e57e0d77be746968fd7308a6a625313)


【ツイート⑥】

記事《【小児科医リレーエッセイ15 子どもたちは大人をよく見ています。そして成長するのはあっという間です》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200912-00024085-tamahiyo-life)

《生後9カ月健診の頃は「人見知り」「保護者(母親)の姿が見えない時の不安感と後追い」が特徴。そのような時には、お母さんに「こんなに泣き叫んでいる子でもある日突然泣かなくなる」と話します。先日「早くそんな姿が見たい」と言うお母さんがいました》


母親の後追いをしている時は、その子にとっては世界中で頼りになるのはお母さんたった一人。生き続けていくために持てる全能力をあげて後を追います。これだけ子どもから必要とされるのは、おそらく子どもの一生の中でこの時が一番でしょう。逆に後追いをしない子どもは、既に母親との関わりを求めない「回避型」の愛着タイプに陥っている恐れがあります。赤ちゃんがお母さんを後追いするのは、お母さんが自分を救ってくれると信じているからなのです。

 仮にその時に母親から拒否されると人生を揺るがす大変なことが起こるそうです(→ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12381656454.html)


 因みに、赤ちゃんの後追いを出来るだけ少なくするためには、目の前からママがいなくなることが不安なので、①いなくなる前にこれからお母さんが離れることを予告するとともに、お母さんが戻ってきたことを教えたり、②お母さんの姿が赤ちゃんから見えるようにしたり、③肌が触れ合うおんぶをして安心感を与えたりするのがいいそうです(→https://mamadays.tv/articles/1390)。