【ツイート①】
記事「密集避けるため『外で待っていて』と言われ逆上か 宅配会社のドア壊した疑いで男を逮捕 静岡・裾野市」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200628-00010000-satvv-l22)
「新型コロナ対策で密集を避けるために宅配会社が店の外で待機するように男性に求めたところ、逆上して犯行に及んだとみられている」
→この男の行為は絶対に許されません。ただ、会社側がコロナ対策の意図だったとしても、その理由まできちんと伝えたかはこの記事からは分かりません。
 あくまで一般論ですが、客に誠実に対応する店員は、きちんと理由まで伝えるものですし、穏やかで肯定的な対応(例「安心7支援」)もします。その逆なら、その両方が欠けている場合もあるでしょう。仮にこの記事の男性が発達障害等を患っていたとしても、対応を間違えなければ逆上することはありません。断言できます。
 無愛想な店員は決して少なくありません。

【ツイート②】
記事〜星槎大学大学院阿部利彦氏ツイート
「園児たちが『のどがかわいた』『おなかがすいた』と大人に伝えられることはすごいことだと思う。「おトイレいきたい」とか『おなかいたい』とか。そして『つかれた』と言えるのは、当たり前のようだが、とても重要なことだ」
→ 子ども達がこういう勇気ある訴えをしても、大人達から「我慢しなさい」「弱音を吐くんじゃない」等を言われ続けると、次第に諦めはじめ、最後には言わなくなってしまいます。
「強くあること、自立することを求め過ぎると、子どもはいじめ被害さえ相談出来なくなり自死に至る」、白梅学園大学教授の増田修治氏がそう言っていました。

【ツイート③】
記事「ワゴン車にひかれ死亡 スケートボードの4歳男児」
「23日午後1時ごろ世田谷区中町の交差点で近くに住む藤原拓海君(4)がワゴン車にひかれた。目撃者の話では、拓海君はスケートボードに腹ばいの状態で乗っていたという」


→自宅が近くだというこの子ども。記事には保護者が一緒にいたという記述はありません。しかも映像を見る限り、現場は住宅地街で道路も狭い場所だったようです。もしかしたら普段から一人遊びを自宅付近でしていたのかも知れません。ただ、やはり4歳の幼い子が路上でスケートボードに乗って遊ぶというのはリスクが大き過ぎたのではないかと思います。
 この子に限らず、再度子ども一人ひとりの外遊びの仕方について考える必要がありそうです。

【ツイート④】
記事「『免許は返納しない』高齢男性に池袋暴走事故の遺族は…」(https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200623-00000002-jnn-soci)
 この高齢男性は返納後の交通手段が確保されているにも関わらず返納に応じようとしてない。
 この男性が満たそうとしている欲求を、例えば「マズローの五段階欲求(https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12349971717.html)」で説明すると、運転行為が誰かの役に立つということではない(むしろ逆である)ため「承認・尊重欲求」ではない。ということはおそらく「所属・愛情の欲求」だろう。
 今は、この男性にとっては自分が所属できる“居場所”が車の運転なのだと思う。しかし本来なら私達の心の居場所となるべきは、絆で繋がった“他者”、即ち自分の最も近くにいる誰かなのだと思います。

【ツイート⑤】
記事「『自信のある子』の親がしている“最高の5つの習慣”」(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200622-00238247-diamond-soci)
「①ありのままを受け入れる②(親が子どもの)苦手に固執しない③大人は聞き手にまわる④立ち直る力を育む⑤子どもを信じる」という5つの習慣。更に「『理由は無いが上手くいくような気がする』と無条件に自分を信じる力がとても重要。これを精神医学では『基本的信頼感(ベーシック・トラスト)』と呼ぶ。自分はいつも認められているという実感が相手との心の壁を取り払い生活の意欲になる」との記事。
 この「基本的信頼感」が、乳幼児期の養育で形成される「愛着」によってもたらされる“安心感”のことです。「自分は上手くいくような気がする」という安心感が無いと、その不安をアルコールや薬物で埋めようとすると言われています。

【ツイート⑥】
記事「言うことを聞かない子どもに『効果的な命令』8つのルール」(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200620-00000017-pseven-life)
「使ったクレヨンを戻さない子供には、怒るのではなく普通の声で『使ったクレヨンを元の場所に置いてください』と直接的に命令形で伝えれば子供が何をすればいいかが分かる」と専門家。
 この記事のタイトルを読んだ瞬間からドッキとしましたが、言うことを聞かない子に「直接的命令」という表現は刺激が強過ぎるかと…。「普通の声で『使ったクレヨンを元の場所に置いてください』と伝える」という趣旨なら具体的教える」が適切だと思います。
 なお、問題を抱えている子どもにこそ、指示や注意をする際は“言い方”(「…しようね」)に注意が必要です。「元の場所に戻しなさい!」(注意)や「元の場所に戻して!」(指示)は刺激が強すぎます。「元の場所に戻そうね」だと語調も厳しくなりません。

【ツイート⑦】
記事「忘れ物を届けることが子どもの考える力を奪う。普段の会話でできる思考力の育て方」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200612-00010003-benesseks-life)
「学校に着いて宿題のノートを忘れたことに気づいた子供は『忘れちゃった!先生になんて言おう』『取りに帰る時間はあるかな』と授業までの短い時間に考え出す。逆に親が届けてしまった場合、親は安心するが子供は忘れ物をしたという自覚もないままなんとかなってしまう。先回りしてすべてをお膳立てしてしまう親に育てられた子どもは、自分からは何もしなくても何とかなってしまう人生を歩むことになる」との記事。
 失敗した時こそそれを回避するために子どもがあれこれ考えを巡らせるチャンスなのですが…。