【ツイート①】
「相談をしてくるのは、親が離婚している子どもと『離婚はしていないものの仲が悪くてしんどい』という子供と、半々くらい。メッセージには『死にたい』『消えたい』『飛び降りる』など追い詰められた言葉が多く見られる」との記事。


 子どもがいる前での大人達の言動は影響力が大きいです。配慮が必要です。

 私事で恐縮ですが、私が20代半ばの時、母親が父親についての昔からの不満を、当時帰省していた私に打ち明けたことがありました。私はそれまで両親が喧嘩した様子を見たこともなければ、互いの愚痴さえ聞いたこともなかったので、当時その話をびっくりして聞いたのを今でも覚えています。父親は昔気質の人間だったので、どうやら母親の方が我慢していたようでした。どちらかだけが我慢するのは良くないとは思いますが、当時の幼い子ども達に配慮してくれたことには心から感謝しています。
 なお、母は晩年癌に侵されて闘病生活を送りましたが、その間父はまるで別人のように甲斐甲斐しく母の世話をしていました。彼なりの母への謝意の表れであったように思います。

【ツイート②】
「妻から『あなたの稼ぎが少ない』と罵られたのでやった」と容疑者の夫。
 夫の立場が弱い昨今、こういう“鬼嫁”は多いのかも知れません。ただしあまり侮辱し過ぎると、(決してあってはならないことですが)最悪こういうしっぺ返しもあるということを教えてくれる事例と言えるかも知れません。
 子どもを愛着不全にせず、安定した“将来”を過ごさせるためにも、今こそ夫婦が互いに尊重し合い、父母両性のバランスを保つことが大事です。

【ツイート③】
「自宅にいても、何時から仕事をして、休み時間はここにする等のタイムテーブルを作ることをお勧めする」と専門家。
 つまりは“見通し”を持たせることが“安心”に繋がるということ。自制心の無い子ども達が、学校で朝から夕方までの長時間を過ごせるのも“時間割”という見通しがあるからです。

【ツイート④】
 4/6(月)の「モーニングショー」で、この土日に行われた“街コン”(男女の出会いを提供するコンパ)を特集。更に、あるライブイベントでは主催者側が「知人を5人連れてきたら出演者と動画撮影ができる」という特典をつけたところ友人を誘って来たという女性が紹介されていた。
 こういう人達は「自分の大切な友人や恋人にうつしてしまうかも?」とは考えないのでしょうか?一般に「他者との愛着(愛の絆)が脆弱な人は危険な物事に敢えて近づく」と言われますが、「愛着崩壊のスパイラル」が今も進行中という昨今にあって、もしかしたら“大切な誰か”という存在がいないのではないでしょうか?

【ツイート⑤】
「『コロナが怖い。不安で眠れない』『コロナ休みで1ヶ月以上、他人と会話してない』『いまだ満員電車で通勤する日々。不安しかない』SNS上には、新型コロナウイルスに関するこうした不安の声があふれている」との報道。
 次の2つさえ気を付けていれば感染しない、そういう“見通し”を持つことが大切です。
①外気に放出されるウイルスを吸い込む「飛沫・エアロゾル感染」を避けるには「3密」の場所に行かないこと。
②どこに付着してるのか分からないウイルスに触る「接触感染」を避けるには目鼻口に触らないこと。

【ツイート⑥】
「神奈川県は9日、県民の外出自粛を徹底するため、県警本部に協力を依頼し、協力が得られたと発表した。夜間の繁華街などで警察官が声掛けを行い、外出自粛要請が出ていることを県民らに伝えるという」との報道。
 警察に限らず、大人が子どもに注意を促す時には、「穏やかな口調」(「安心7支援」の「子どもに指示や注意をする時には子どもに穏やかな口調で話しかける」)に気を付ければ、子どもはきちんと受け止めることが出来ます。
「生ぬるい」という意見もあるかも知れませんが、否定的な表情で注意されるよりも“受け止め感”が確実に上がることは、私達大人でも職場で経験済みではないでしょうか?それでも直らなければその時に厳しく注意すれば良いのです。

【ツイート⑦】

 ある日の歯医者さんでのこと。1歳半くらいの男の子がお母さんに連れられてやって来ました。そのお母さんは、抱き抱える男の子を揺らしながら、何度も子どもに優しく話しかけていました。またある時は、抱き抱えて立ち上がりあやします。男の子がグズっても、そのお母さんから微笑みは消えません。

 どんなに子育て上手ななお母さんでも子どもがぐずらないお母さんはいません。でも、愛着の考え方からすると、そんな時でも微笑み穏やかな語りかけ”に努めるお母さんに育てられた子どもは将来きちんとした大人になるのだと思います。

 ただそれも、お母さんに精神的な余裕がある場合だと思います。人間は「共同養育」をする本能がある(⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12588246351.html)そうですから、お母さんを支えてくれる人の存在があってこそだと思います。


【ツイート⑧】

記事「前橋・高2死亡 友人、メモ裏付け証言 遺族「いじめと認定して」

「(ある友人から)ハダカデバネズミに似ている、と言われた」「(私より)ハ○タデバネズミの方がかわいいらしい。『キライ』とも言われた。聞こえてるのに」と自殺した女子高校生。

 身体的特徴(顔や体)についての悪口は厳禁!それが原因で自死に至る場合もあるのですから。大人はそのことをきちんと教えるべきです。私の経験上、教えられないと2/3程度の子どもは言っていると思います。