【ツイート①】

   懐かしい「V6」の番組「V6の愛なんだ2019」が先日放送されました。

   今回の放送の中では、パイロットに憧れる男子高校生が現役パイロットから直接アドバイスを受けると言う場面がありました。



   男子高校生が「パイロットになるために今のうちから努力しておいた方がいいことにはどんな事がありますか?」と質問したところ、パイロットの方からは、「パイロットとして必要な知識や技能は入社後の訓練で身につけることになります。だから今は自分の“人間性”や“積極性”を磨いておくことが大切です」と返答。これはいわば一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てる教育 」とされるキャリア教育」の「人間関係形成能力」や「意思決定能力」と意義を同じくするものだと思いました。

   パイロットに限らず、受験勉強で得た知識をそのまま仕事に使うケースは殆どなく、仕事に必要な専門知識は社内研修で学ばせる企業が殆どだと思います。と言うことは、子ども達が今身に付けなければならないことは、正に「キャリア教育」で示されている4つの視点に示されている力と言えるでしょう。

   私は以前今の企業が学生に不足していると思う能力要素 」 についてブログ記事に取り上げています。その中で、企業が支持する力のベスト3が以下の力でした。

1  主体性
2  コミニュケーション力
3  粘り強さ
これらは取りも直さず「キャリア教育」で謳われている能力と深く関わっているものです。

   子どもがそれらの力を身に付ける為には、親自身が「キャリア教育」の4つの視点を頭に入れて、意識的に子どもを導くことが求められると思います。なお、「キャリア教育」の実践の仕方については、上記「キャリア教育」についての記事(「子どもの人格形成を一生にわたって支える「キャリア教育」」)をご参照ください。


【ツイート②】

   先日、MGCを走ったマラソン選手の設楽悠太選手の名前を検索エンジンに打ち込んだら、他の候補に「設楽悠太 口曲がってる」とありました。

   また、以前では、タレントの有村藍里さんがネットで「口元が残念」と言う書き込みを見て悩み、遂には整形手術までしたと言うこともありました。

   他にも「顔でかい」「太ってる」「ハゲ」等も。

   子供達には「他人の顔や体のこと(身体的特徴)を悪く言うのは厳禁」ときちんと教えてあげる必要があります。特に、これらの記述が氾濫しているSNSに毎日浸かっている子どもであればなおさらです。

   まず、①言われても自分ではどうすることもできない相手にとっては、これ以上ない屈辱感を抱くことになるという“他人の気持ち”に気づかせてあげたいです。更に、②軽いイジリ感覚で発言した結果、屈辱感を持った相手からの強い反発によって、いじめ被害などを受けることになるかもしれないのは、他でもないその子本人なのです。

   でもやっぱり大切なのは①です。「自分が被害を受けないために言わない」ではなく、「相手を嫌な気持ちにさせないために言わない」、それが重要ですね。

   念のために、「Twitterである人の事をリンクの画像を貼って名指しで身体的特徴を馬鹿にした行為は、内容によっては名誉棄損か侮辱になる」

(https://legal.coconala.com/bbses/3334)とのことです。子供達も利用するSNS上では、当然の危機管理意識としてもユーザーの自覚が求められるでしょう。


【ツイート③】

記事「小6の息子が作ったホットケーキが完璧すぎて… 「潔く母を引退します」

「私が作るのが面倒で『うんうん明日ね…明日作るから』と毎日誤魔化し続けていたら諦めて自分で作るようになりました」(母親)との記事。



   親が適当に手を抜くことで、それを補おうとする子供に生活スキルが身につくいい例だと思います。何から何まで親が“転ばぬ先の杖”を用意していてはこうはなりませんね。

   この記事の場合は、息子さんがホットケーキを作ったのは、お母さんの予想外で起きた“偶然”でしたが、場合によっては、子供でもできそうな料理なら「お母さん、忙しくてなかなか作れないから、自分で作ってみる?」と投げかけてみるのも良いと思います。ここでも「見守り4支援」の出番です!


【ツイート④】

記事「キャンプ場で7歳女児行方不明 70人態勢で捜索再開へ

女の子の家族は、知り合いの6組の家族と、2泊3日の予定でキャンプに来ていて、(小学1年の)女の子は当時、年上の子供達を追いかけて1人で森に入ったが、その後行方が分からなくなったという」との報道。

   大人を含む大人数でいても、子供同士で遊んでいれば不測の事態も起きます。特に、初めて訪れる場所は、子供にとっては対処が難しい場合が多々あります。

   学校で遠足などに出かけると、現地到着直後に教師が「ここからは子供だけで行ってはダメ」と言う指示を出しますが、同じようなことがあれば良かったと思います。

   ある詳しい映像ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190924-00000349-nnn-soci)によれば、女の子は「他の友達が午前中に遊んでいた場所と同じ所にいるのでは?」と思い違いをして誰もいない場所に入り込んでしまったのではないか?と指摘。子供達だけで遊んでいた場面に大人の目が行き届いていなかった可能性もありそうです。

   但し、全てを大人が予想して監督することは不可能です。だからこそ、大人の目の届く範囲に子供達を居させるための工夫が必要だと思います。

   女の子の無事を心から祈っています。


【ツイート⑤】

記事「え、この間言ったよね!? 「すぐ忘れる夫」あるあるとトラブル解消法

「男性はシンプルタスク型、女性はマルチタスク型が多いです。シンプルタスク型は、一点集中が得意です。一つのことに打ち込んだら、他の事は目に入りません」との記事。

   実は男性が一点集中タイプなのは、「感覚過敏」と言う先天性の自閉症的特徴が女性よりも強いためです。因みにこの特徴は、大なり小なり誰でも持っていて、それがある一定の基準以上に達すると自閉症スペクトラム障害と診断されます。決して自閉症スペクトラム障害と診断された人だけが持っているものではありません。

   これは生まれつきの特徴なので、直せないことをパートナーが怒ると問題は益々こじれます。そこで、本人に正しく情報を伝えるためのある“4つの工夫(①取り組む対象をはっきりさせる、やり方をいつもと同じようにする、スモールステップで提示する、視覚化をする⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12345643003.html)”をして、パートナーも穏やかに促すのがベストになります。

   例えば、新しい用事ができたら、いつも(②)直ぐにスマホスケジュールに打ち込む習慣をつけて、いつ何をすれば良いか(①)画面上に表示される(④)ようにする、等。ただし、ここで紹介しているのはあくまで“例”です。それぞれの実態にあった方法を考えていただきたいと思います。

   更に、これは忘れやすい子どもにこそ効果てき面です!