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   川崎市での通り魔事件があった日の夕方のあるテレビ番組で、司会アナが犯罪心理学の専門家に次のように聞いていた「直近の今、事件に巻き込まれた子供の保護者は子供達にどのように接するのが良いのでしょうか」それに対して専門家は「子供達の不安を受け止めてあげることが必要」と指摘。それは具体的に親がどうすることか?

   今子どもに必要なのは“安心感”。親がその安心感を与える上で必要なのは、子供を自分との「愛着(親に対する“安心”が基盤にある愛の絆)」で繋げること。そのための方法について複数の専門家に共通する指摘を調べてみると次のような行為が挙げられる。⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html

   なおこれらの行為(上記記事中の②〜⑥)は、凶悪犯罪が起きたときだけでなく、例えば、子どもたちが学校生活に不安を抱いて不適応症状を表した時等にも効果を発する。


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記事「川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい

「ネット上では『死ぬなら迷惑かけずに死ね』等の表現も多く見る。次の凶行を生まないためにこれらの言説をネット上で流布しないでほしい。過去の凶悪事件でも、被告が述べるのは『社会に対する怨恨』『幸せそうな人々への怨恨』である。」と専門家。つまり、今回の容疑者と同じように「怨恨」を抱いている他の人間を刺激し更なる反発を招くからだと思う。

   更に、この専門家は「類似の事件をこれ以上発生させないためにも、困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはあるというメッセージの必要性を痛感している」とも指摘。この指摘についてTBS「ゴゴスマ」でも紹介。しかしスタジオでは「じゃあどう接していけばいいのか?」という壁にぶち当たった。「一口に『孤立させない』『手を差し伸べる』と言うがその方法は?」という壁である。

   この壁を打ち破る具体的な方法は、私達の周囲にいる「変なやつ」と感じる人間に対して「変人」扱いせず、相手との間に“絆”を築くための愛情行為で接することだと思う。それは何も難しいことではない。「相手をきちんと見る」「微笑む」「穏やかな話し方をする」等である⇨ https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html(尚この方法は子供限定ではない)

   なお、番組では、「誰かと繋がっている“絆”が一本でもあれば、人は悪事に走らない」というある専門家の指摘も紹介していた。全くその通りである。


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記事「「好きで好きで仕方なかった」男性刺して逮捕の女

「好きで好きで仕方なかった」と男性を刺して逮捕された女。


   一般に、相手からの愛情を激しく求めようとするタイプの人は、不安型「愛着」タイプと呼ばれ、幼い頃に、よくできた時は親から褒められるが、できなかった時には過度に厳しくされた経験を持つ場合が多い(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12256540130.html)、と精神科医の岡田尊司氏が指摘。その結果、成人後も「いつまた相手から冷たくされるかもしれない」と恐れ、相手に対する思いが強くなっていく(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12261842563.html

   また、毒親」に象徴されるように、幼少期の親から支配される感覚が当たり前になってしまい、やはり成人後も無意識のうちに自分の価値観を親に支配されながら生活している人もいる。

   何れにしても、自分の価値観を我が子に強く押し付けようとする親が増えているためだ。


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記事「トランプ大統領「私は主賓」、あす来日 厳戒の“おもてなし”

「主賓」としておもてなしを受ける事を喜んでいるトランプ大統領。ある心理学者はトランプ大統領を「自己愛性パーソナリティー障害」と結論づけている。ひと言でいえば、“極端なうぬぼれ”と“自己中心的な性格”。(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12259316974.html)そんな大統領が「私は主賓」と自慢したくなるのは当然か。

   あるオーストリアの精神科医によれば、この障害の原因は、乳幼児期に周囲からの「共感」が得られないこととされている。それは例えば「子供の話をうなずきながら聞く」と「小さなことから褒める」のような親の何気ない行為(何れも「愛着7」の愛情行為)。幼い頃にこの「共感」を得られなかった場合、どの子供でも「自分を見て!」となる。


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記事「神戸市連続児童殺傷事件 きょうで22年 手紙届かず

   小学6年生だった土師淳君は22年前の今日、当時14歳の男子中学生に殺害された。頭部が切断され校門前に置かれるという残虐な犯行だった。

   この発端は母親のヒステリックなまでの否定的養育だった(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12275831102.html)。つまり、このような残虐な事件は、どの家庭にも起こり得る事例なのだ。