【ツイート①】

記事「貴ノ岩、必然だった引退決意 耐えられない家族批判 決断の裏にきょうだいの存在



   日馬富士の傷害事件を受けて協会は今年の10月下旬に「暴力決別宣言」を発表していた。それだけに、今回の貴ノ岩の引退は確かに必然だったのかもしれない。

   しかしあるスポーツライターは「“宣言”は空念仏だった」と指摘した。例えば、単純な方法であるが、“宣言”の内容を紙に書いて各部屋内に貼る等の手立ては取っていたのか?口頭だけの情報は私達の記憶に残りにくい。その一方で、視覚情報は人間が取り入れる総情報の8割以上を占めると言う。その紙を日常生活の中で度々目にしていれば常に個人の意識に留まるだろうし、もしかしたら今回の暴力も起きなかったかも知れない。

   教育現場に身を置いていた者から言わせてもらうならば、子供が問題を起こすのは教師の指導が十分ではないためである。その意味で、今回の貴ノ岩の引退は、その指導的立場にある協会の“空念仏宣言”によって引き起こされたものではないか?とさえ思えてくる。

   なお、目標を紙に書いて家の中に貼っておくのは、子供に対しても効果的な方法である。


【ツイート②】

記事「認知症の父を高速PAに置き去り 容疑で女逮捕 兵庫

「認知症とみられる父親(79)を神戸市の中国自動車道のパーキングエリア(PA)に置き去りにしたとして、兵庫県警は保護責任者遺棄の疑いで無職の女(46)を逮捕した。女は『自分が面倒をみるより、警察に保護してもらって施設に入った方がいいと思った』と容疑を認めている。」との記事。

   何とも非情な仕打ち。現代の“姥捨山”か?いやあの民話では、息子はどうしても母親を捨てる事ができなかったし、主題は「年寄りは大切に」であった。

   結果的には、職につけず収入のない不安定な生活の中で、認知症の父親の面倒を見ることができなくなっての行動だろうか?もしそうだとすれば、ある精神科医が“「愛着」崩壊”が進行し続けていると指摘する今の社会の中で、安定した“「愛着」スタイル(人格)”を身につけられず、人間関係能力や自律心が欠如した人間が引き起こした、現代を象徴するような事例である。


【ツイート③】

記事「“学校朝食”で学力アップ?各地で広がる

「共働き世帯の増加で多くの家庭で時間がかけられない朝食。実はこの朝食が学力アップにつながっているという。朝食を毎日食べている生徒と全く食べない生徒では15%以上も正答率に差が出た調査も。」との記事。

「共働き家庭だから朝食を作ってあげれない」と言う状況には共感できない。子供は「親は自分の食事よりも仕事の方が大事なんだ」と思わないだろうか?沢山稼いで子供に楽をさせる事と、稼ぎはそれほど多くなくても一生懸命子供の食事を作ってあげること事と、どちらの方が子供の心の成長にとって大切か?(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12374335055.html


【ツイート④】

記事「子どもの障がいを「個性」と言えますか? 人間の寛容さが試される映画「いろとりどりの親子」

   親が“世間体”を気にしている限り、「個性」とは思えないだろう。

   しかし世の中には、例えば、我が子の発達障害を隠そうと、普通学級を希望したり、デイサービスの迎えを隠そうとする親がたくさんいる。子供の「生活し難さ」は二の次なのである。


【ツイート⑤】

記事「給食後も牛乳を飲まされ…学校の過剰な「完食指導」はなぜ起きる? 会食恐怖症に発展も…

「給食が苦手で、牛乳を飲みきれなかった日は、給食後の5時間目の授業で牛乳を最後まで飲まされていました。下校の時間になっても『牛乳を飲みきれなかったら下校できない』と教員に言われ、後日、教育委員会へ相談して、学期途中で転校したそうです(自閉症の小学1年の子どもの事例)」との記事。

   自分が安心できる世界の中で気持ちの安定を図っている自閉症の子供にとって、自分が飲めない牛乳を無理に飲まされることは明らかに精神面での虐待である。

   しかも、この事例では、学校が改めることなく子供側が転校の道を余儀なくされている事が驚きである。自閉症等の発達障害の子供が通常学級にもいることが分かって導入された「特別支援教育」は今から10年以上前から始まっている。“教育のプロ”として給料をもらっている教師達の意識はいつ改まるのだろうか?


【ツイート⑥】

記事「「三島駅に停車しない」のぞみ号車掌に平手打ちか 29歳の男 豊橋駅に臨時停車し逮捕

「新横浜から名古屋の間を走行中の『のぞみ401号』の車内で『三島駅に停車しない』と言いがかりを付け、車掌の男性(22)の頬を平手打ちした疑いが持たれています。」との報道。

   普通なら、乗り間違えた自分を責めるところを車掌に暴行を働くとは…。この男性も現代特有の“自分第一主義”の人間だろう。「自己愛性パーソナリティー障害」の疑いさえ持たれるところである。

   因みに「自己愛性パーソナリティー障害」の診断を受けているのは、現アメリカ大統領他。なぜそういう人間が生まれるのか?因みに「歪んだ自己愛を持った大人に育ってしまうのは、幼少期の養育の仕方が原因である」とオーストリアの精神科医コフートは指摘する。つまり、どの家庭でも起こりうることなのである。(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12259316974.html)。