春の運動会シーズンも終わりました。吹奏楽部員にとっては、あと1ヵ月少しもすれば、吹奏楽コンクールの地区大会が待っています。

   コンクールと言うだけあり、各学校の演奏について金賞、銀賞、銅賞と、いずれかの評価が下されます。そして金賞受賞した団体の中から、上位大会への推薦校も決まります。
   しかし、決して吹奏楽コンクールに限ったことではありませんが、たとえ上位大会に進んだ場合でも、それが子供達にとっての真の成長につながるかというと、決してそうではないと私は思っています。
   私が特にそう思うようになったのは、ある年の県大会の閉会式でのある先生のお話を聞いて以来でした。詳しくは以下のブログ記事をご覧ください。


   因みに、このブログ記事でのエピソードは、“神”の「閉式の言葉」をしてくださった先生によるもので、通常は形式的な話で終わるものです。つまりは、上位大会に進めなかった子供達は、悔し涙を流しながら家に帰って来ることが殆どです。そんな時、私たち大人には、そんな子供達に正しい評価の仕方をしてやらなければならない責任があると思うのです。