川崎フロンターレ 1-1 湘南ベルマーレ

2024明治安田J1リーグ第20節@Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 

 

ミッドウィーク開催の神奈川ダービーは、史上初開催のイベントで盛り上がりました。その名も「ワルナイトカーニバル」。

史上初めてワルンタのフォーカスした企画で、その日だけのノボリが用意されたり、ミッドウィーク開催ながら気合が入っていました。

 

 

いつも以上に、GK1stユニフォームを着ている方が多かったですね。

他にも、入場者全員に配布されたワルンタのフィギュア、公式サイトの選手プロフィールにある「最後に食べたいもの」を3人答える「終ワル世界」のブースが印象的でした。筆者も挑戦し、3人正解してワルンタのサインをゲットできました。短期記憶は得意なんですよね〜てへぺろ

 

イベント以外にも、フロンターレに嬉しいニュースが。負傷で離脱していた大島が、今シーズン初のベンチ入り。

 

 

試合前の選手チャントも、他の選手よりも声量や手拍子が間違いなく大きくなっていましたね。

 

さらには、前節新潟戦で今季初出場の宮城が、今日もベンチ入り。こちらもシーズン前の負傷でベンチが続いていました。

 

 

元フロンターレのラルフと馬渡洋も、ベルマーレで元気にやっているようでした。誰であってもフロンターレ戦士の活躍は嬉しいですね。

 

 

 

こちらは始球式の様子。本イベント名の元にもなっている「One Night Carnival」でお馴染み、氣志團の皆さんが登場。

陸上トラックはバイクNGなので、デコチャリで颯爽と現れたのはボーカル・綾小路翔。

 

 

ピッチ上では、GKを務めるワルンタとメンチを切りあっていました。すかさず止めに入るメンバー。

 

 

いよいよ本番。

強烈なシュートに、ワルンタは一歩も動かず。PK対決は氣志團に軍配が上がりました。

 

 

すかさずGゾーンに走っていく氣志團のメンバーたち。勝者と敗者のコントラストをお楽しみください。

 



ここからは試合の様子を。

入場後、5月11日の札幌戦でJ1通算100試合出場を達成した遠野へ、ご家族から花束が贈呈されました。

 


JFL所属のHonda FCから引き抜かれ、J1優勝も経験してきました。ものすごいシンデレラストーリーですよね…


前半は、フロンターレがボールを握る時間が続きました。16分、マルシーニョがドリブルで運ぶと、パスを受けた山田が左足でシュートを放ちます。これは相手GKのセーブに阻まれ、こぼれを拾った佐々木のシュートもポスト直撃。さらには脇坂の逆足ミドルも再び相手GKに止められ、期待感は高まる一方でなかなかゴールが奪えません。


ハーフタイムまではフロンターレが試合を支配し、自チームのシュート数は13本、相手のシュート数は2本と数字にも差は表れていましたが、結局スコアレスで折り返しました。


ハーフタイムには、始球式の大役を果たした氣志團のライブが開催されました。名曲「One Night Carnival」や、チャントにもなっている「鉄のハート」を聴くことができました。

 


ライブ後にはゴール裏のサポーターに手を振りながら退場。実際のツアーやフェスには、ここまで人が近い会場はないでしょうね。

 


不良仕様のワルンタが後からついてきています。


後半も引き続き、フロンターレは積極的にゴールを狙います。60分、山田の落としを受けた脇坂が右サイドへ展開すると、最終ラインから走り込んできた際がダイレクトシュートを放ちます。ところが、ここもクロスバーを叩きました。


その2分後、PA内で山田が相手DF2枚を振り切ってカットインすると、フリーのマルシーニョに折り返します。マルシーニョは落ち着いて流し込み、待望の先制点をもたらしました。

 


前節新潟戦に引き続き、2試合連続のゴールとなりました。


フロンターレは73分、際に代えて田邉を投入。

際のゴールは生まれなかったものの、強烈なシュートには期待感がありました。

 

 

逃げ切りを図りたいフロンターレでしたが、78分、相手選手にスーパーミドルを突き刺され、1-1の同点に追いつかれてしまいます。


80分、勝ち越したい状況の中、満を辞して大島がピッチに送り込まれました。

 


後半ATに入ると、フロンターレはパワープレイのような感じで、なんとかゴールに迫ろうとします。CKのチャンスも何度かあったのですが、ゴールが生まれないまま時計の針が進むので、自ずと焦りも出てきていました。


90+8分には、CKの流れから放った小林のシュートが相手に当たって外に出たものの、足が相手GKの顔に当たっていたとしてファールを取られ、相手ボールになる場面もありました。

 


このまま1-1で試合終了。3試合ぶりの3ポイントを勝ち獲ることはできませんでした…。


最後に追いついた前節とは異なり、先制しながらも追いつかれる結果となった今節。相手が同じ残留争いをしているクラブということもあり、非常に悔しく感じます。



次節の広島戦も現地で応援していたので、その様子も後ほど投稿する予定です。