川崎フロンターレ 0-0 東京ヴェルディ

2024明治安田J1リーグ第9節@Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 

 

今季3試合目の等々力でしたが、3試合とも昇格組との一戦というすごい偶然になりました。

そんな試合に、際がスーパーカップ以来のスタメンに抜擢。

 

 

ケガのためフランスに一時帰国していたゴミスがベンチ入り。最近チーム全体の得点力不足が目立っているので、起爆剤になってほしいですね。

 


ホームタウンが近いクラブ同士の対決なので、ヴェルディのマスコットであるリヴェルン(左)とヴェルディ君が来場。

ヴェルディサポーターのチャントにノっている姿が可愛らしかったです。

 

 

そして、ゲストはマスコットだけではありません。

フロンターレ牧場開催を記念し、動物繋がりでお笑い芸人・大西ライオンさんが来場。

始球式前の挨拶で、フロンターレを応援するコメントをしたところ、相手のヴェルディサポーターからブーイングが。素で動揺する様子に、サポーターからは笑いが起きました爆笑


いよいよ始球式。百獣の王らしく堂々ど真ん中に蹴り込み、ネットを揺らしました。

 


始球式を成功させ、喜びを表しました。

 


8節終了時の時点で16位、そして未勝利・無得点が3試合続いていたため、サポーターはGゾーンに手書きの横断幕を掲げて選手を後押しします。

 

 

選手の入場です。先程始球式を務めた大西ライオンさんが、景品贈呈にも登場。ライオンキングらしく、キャプテンの脇坂にライオンのぬいぐるみを贈呈しました。

 

 

両チームとも1stユニフォームを着用して試合に臨みます。他と被らないのだから、審判の色は赤でもよかったのに…と思ってしまいます。(触れるとこそこ?)


試合前半は、崩されたわけではないもののピンチを迎える場面がありました。

CBの裏へ一本のパスで抜けられたり、クリアミスからシュートを打たれたりしたものの、辛うじて凌ぎ続けます。


相手が素早く縦パスを入れてくるので、自ずと球際が激しくなる展開に。

ボールを奪えたら、フロンターレらしくパスを回して崩しを狙います。



加えて、リーグ戦初スタメンの際のこの力にも惹かれました。20分、縦へのドリブルから相手を剥がしたり、次のプレーではヒールパスで脇坂のミドルシュートに繋げたり、華麗な姿でスタジアムを沸かしました。

攻撃面でなく、体を張ったスライディングで相手のカウンターの芽を摘むという守備のところも印象的でしたね。


スコアレスで迎えたハーフタイムには、後援会会員がスプリン太と競走で対決する「川崎スプリント」が開催。今回もスプリン太の勝利となりました。

挑戦者とスプリン太の美しいフォームを後ろから。

 


後半に入り、何が何でも点が欲しいフロンターレは、小林、家長、フランスから戻ってきたゴミスという攻撃的な選手を続々と投入。


腕章を巻く小林の姿を、2019シーズンぶりに見ました。

 


しかし最後までゴールは生まれず、スコアレスドローに終わりました。


試合後の場内一周でも、もどかしさや悔しさというものが選手から伝わってきました。

 



引き分けとはいえ、際の左SB起用がイケそうと分かったのは収穫ではないでしょうか。


そしてこの試合以降は、2△2(10節広島戦)、3⚪︎1(11節浦和戦)、1△1(12節福岡戦)という結果になっており、得点不足という状況は打開しつつあるのかな…ということが読み取れます。

どうにか結果に繋がっていけばいいのですが……



【P.S.】

スタジアムDJの林毅史さんの声が治っていました!!いつものような、スタジアムのボルテージを高めるあのアナウンスを聞くことができました。

無事に回復して、安心しました。