ヒルデガルト修道院を訪れてきました。
高い青い空、爽やかな陽光溢れ、緑はいきいきとして、花々は咲き誇る
ヨーロッパの６月「ジューンブライド」の季節がやってきました。
聖ヒルデガルトは１０００年前に活躍した修道女です。
修道女や教会がなぜ、自然療法に関係しているのか？
自然療法って・・・・昔は「医学」です。
ヨーロッパでは古代ギリシャから。
日本では、もともとの医学とともに仏教伝来とともに発展しています。
それが現代医学に通じているのです。
ヨーロッパでは、多くの修道院では民衆の悩みや病に寄り添い、
庭には薬草を飢えて治療していたのです。
聖ヒルデガルトはドイツ自然療法の根幹を築いたともいわれています。
さまざまな薬草や宝石、動物の癒しを使って多くの人を導きました。
というわけで、
自然療法スクール・ヒルデガルトファミリエは宗教とは全く関係ありません。
（一応、念のために）
が・・・さまざまな宗教と文化、自然療法は関連しています。
世界中のさまざまな場所にでかけて勉強しています。
聖ヒルデガルト修道院に出かけた日も、キラキラと自然が輝き、眩しい！
けど〜〜。
外に一歩出ると〜〜
「さ、、寒っ」
・・・・気温が低い。
朝は８度、日中も１８度とか・・・
これって日本の３月、４月の天候じゃないか・・・という日々が続いています。泣
こんなに寒い６月って初めてかも。
いつもまぁ、薄いシャツくらい。
ドイツは真夏でも朝夕は冷えるんですが・・・いつまでも寒いのも困ります。
家を出るときにあまりにも窓からの景色は眩しく、ぽかぽかしているようにみえます。
一瞬（コートは、ほんとにいるかな？）と躊躇しましたが
スプリングコートを持ってきていて正解でした。
寒いわ〜〜！！！風邪引きそうに寒い！！！（ひきませんが）
夏至に近づくにつれ・・・
太陽は力強く、光線は強く眩しくなるのです。
サングラスはマストな眩しさ。
その眩しさは、例えると日本の真夏の砂浜なみに、強い！のですが。
気温がついていっていないという現象なのです。
そんな中、久しぶりに訪れたヒルデガルト修道院は、お庭がいつにましても美しかったです。
聖ヒルデガルトにまつわる薬草やお花も植えられているのですが、
心から癒されました。
さまざまな薔薇やラベンダーがほんとうにはっとするほど色鮮やかでした。
ここまで見事な色合いをみたのははじめてです。
空気は寒いけれど、今年の季節と関係しているんでしょう。
草木たちには心地よいのでしょう。
あまりにも見事な薔薇たち。
薄ピンクのが・・・天国の香りでした
香りの種類も花の種類もそれどれ個性があって違います。
修道院のお庭で、薔薇をふたりでくんくん。。。。それも楽しい時間でした。
今回はホームステイに来てくださったSさんとともに
聖ヒルデガルトの修道院を訪れました。
楽しいそして大きな学びと気づきの時間をともに過ごさせていただきました。
ありがとうございます。
ホームステイに来られる方、聖ヒルデガルトの修道院をご一緒する方は
ほんとうに深いつながりがあるかたなんですよね。不思議なことに。
なのであなたにもシェアを。
Sさんからの許可をいただいて、書いています。
Sさんとの出会いは３年前.。
初対面の印象は・・・
（このひと・・・だいじょうぶか？）でした。笑
強烈な出来事が、彼女の人生におこっている最中でした。
なのでネガティブと悲嘆のエネルギーが彼女の周りにどす黒く渦巻いているような状況でした。
２回目のリアル対面は、昨年の奈良の薬草遠足のイベントで出会った時でした。
その間にホメオパシーや生命組織塩のレッスンも受講されて、
ご自身で暮らしの中で、Sさんなりに工夫しながら、取り入れられていました。
しかし２回目のときも
「まるでドラマか？？」みたいな出来事が彼女の身の回りにおきていました。苦笑
「前より落ち着いてるけど・・・まだ大丈夫そうじゃないな〜」
しかし悲嘆にくれると言う感じではなかったです。
そして薬草魔女のレッスンを受講されて、ご自身でハーブティをブレンドしたりティンクチャーを活用したりされていました。
今年の３月に日本にわたしが一時帰国したときは、お会いできなかったので
今回ドイツに来られる際は、（大丈夫なのかな？）と思っていましたが。。。
「あら〜〜！！すごいわ〜」っていうくらいに変化しておられました。
それがもう、感動的で・・・泣
この３年間、彼女自身が自然療法をとりいれ、
（ほかのヒーリングなども）自分自身の心に向き合われて、
さまざまな気づきを経て、変化されていたのです。
レッスン都度、個人コンサルもついていますので、お話しは個人的にしてきたのですが、
やはりホームステイは一緒に過ごす時間が長いのでほんとうに変化が手にとるようにわかります。
お話ししているときにも、Sさん自身から、
はっとする言葉が出ていて、感動しました。
「それはね、わたしが被害者でいたかったからなんです」
「この３年間という時間が、わたしには必要だったんですね。。。だから
さまざまな出来事がおこったんですね」
自然療法のレッスンを通じて、変化していく受講生の方々を多くみつめてきましたが、あの絶望の淵からよくここまでこれたなぁって思いました。
すごく興味深かったのは、奈良の薬草遠足のときにタロットカードでもある
「インナーチャイルドカード」というカードを引いてもらっていたんです。
３年前は小人が氷の山を登っているカード・・・あとすこしで山の頂上みたいな。
山の頂上にはクリスタルの雪の結晶があるんです。
あと少しでそこに届くけど、あとひといき、というカードです。
これが出る人って、全員・・・人生の氷河期で超・辛くて、孤独で、まるで地獄にいるような状況の時。
カードが出たときに（あぁ〜〜・・・）って思いました。
見事に彼女の状況を表していたのです。
昨年は海の底の宮で、一人静かに瞑想している女性のカード。
このカードは、心の静けさ、考えること、癒すこと、
そして内省する時間が必要ということ。
まだまだ悲嘆にある状況の人によくでるカードです。
でも一番苦しい氷河期は抜けたけど、まだ「内省」が必要なとき。
そして今回・・・我が家でひいてもらったところ・・・はじめてハートのカードが！
人魚が宝箱をみつけて、波打ち際の岩礁で羽のハートを抱いているカード。
これは希望や自分自身への信頼、癒しをみつけた。。。というような意味があります。
五芒星と月の出た夜空の中、
後ろには海が広がり、ヨットが浮かんでいます。
そう。。。夜だけど、希望がある。はじまりのカード。新しい出発、発見、癒しへ向かっているという意味があります。
「おぉ〜。。。すごい・・良かったぁ〜」って、私が感動してしまいました。
本当に、涙が出そうになりました。
３年という月日の中、
Sさんの置かれた状況、その心の変化とともにカードも見事に変化していたのです。
だいたいみんな変化がカードに現れるのですが、
Sさんの場合は顕著にわかりやすかったのです。
正直、今回もお話を聞いていると、
決して彼女が望んだような形で現実が変わったわけではないのです。
Sさん自身が自分自身を見つめて、本人が変わったんだなぁって。。。
すると・・・世界が変わっていくのです。
やはり自然療法がめざすところはそこなんですよね、
どんな状況でも心の中に平安と静けさ、逞しさ、真の芯の強さを育んでいくこと。
自然療法でセルフケアするとき、薬草や精油、物質的なもの、エーテル的なもの、
宝石、ホメオパシーやフラワーエッセンスなど波動的なものを使っていきます。
そしてホリスティックに物事をみていく練習もしていきます。
自然療法というのは、いままで置き去りにしたきた、自分自身をみつめること。
そして決して見ないように蓋してきたものを、見つめていくというプロセスもあります。
でも が闇だと思っている、恐怖のある部分に・・・
カードに描かれた人魚がみつけた宝箱の中の羽の生えたハートが隠されているんですよね。
それをSさんの変化とともに、見せていただけました。
これは、本当にありがたいなぁって。。。
聖ヒルデガルト修道院へご一緒できたことを、心から天に感謝しました。
３年前に「いつかホームステイに行きたい・・・」
と言われた時は、正直。。。
（うーーん、、、大丈夫か？こんな状況で？？？）
と内心思っていました。笑
本人も「あのときは超ネガティブだったから、さやかさんも心配してた？あははは」
なんて柔和な笑顔でからっと仰っていましたが、
いやぁ〜〜〜・・・３年前のSさんは、嘆き悲しみ・・・
まったく微笑んでおられませんでした。
でも聖ヒルデガルトの修道院にご一緒して、お連れするかたは、必ず意味があるんですよね。
その時期も・・・。
聖ヒルデガルトが天で働いておられる・・・としか思えないようなタイミング、ご縁や出来事があるのです。
なので、わたしの心配とか、懸念はおいておいて
天にお任せすることにしています。
そうしやら、（あぁ、やっぱり、このタイミングだったんだなぁ）ってすごく嬉しく、感動していました。
天の計らいはすごいですね〜。
聖ヒルデガルト修道院のお庭は、いつにも増して美しく、
美しい６月の空の下、鮮やかな薔薇に囲まれていました。
そして修道院を出ると、葡萄畑のあいだの道を通って麓の街に帰ります。
道すがら、たくさんの薬草の花がいきいきと咲いていました。
「この薬草は〜」って説明しながら歩いて行きました。それも楽しい時間です。
現在Sさんは薬草や、ホメオパシー、生命組織塩を独自でブレンドしたり、いろいろ実践しセルフケアで対応されています。それも嬉しいことです。
旅のお供に緑の薬箱のポーチも持ってきておられて、
昨年、Sさんはコロナにかかられたんですが、その時も、自然療法だけでセルフケアして乗り切られました。
「対応する方法を知っているというだけで、心強くて安心でした」
という言葉は、わたしの心にも沁みました・・・
わたしも以前、自然療法に出会う前は、こどもたちが発熱した時、症状が出た時は異様に心配していました。
こどもの一挙一動を見守って、ハラハラ、ドキドキ・・・
でも自然療法の考え方、セルフケアの方法、体の仕組みを知った後は・・・安心して、どーーんと構えて見守ることができるようになりました。
病院か、セルフケアか、という判断もできるようになります。
「安心」っていうのは大きいですよね。、
そして・・・自分自身を、そのひと自身を、天を信頼すること・・・
その大切さをSさんの変化によって、改めて学ばせていただいた時間になりました。
ヒルデガルトファミリエの自然療法の講座の中で、さまざまな人に出会って、多くの方の『変化』もみつめてきましたが、昨日今日の変化はないです。
ゆっくりと、自然の流れのように・・・変化するものなのです。
※あ、体の急性の症状に関してはすぐに咳が止まるとか、胃腸炎が治るとか・・・それはあります。
心のの変化、成長、悲しみ、苦しみなどの癒し、気づき、
状況の変化に関しては時間が必要なんです。
（このひとにはこの時間が必要だったのか・・・）とか
（大丈夫か？）とか思うことはあっても
それもまた天の時間と采配なのです。
そして体も、心も健康になっていくのを見つめてきました。
わたし自身もです。長い時間をかけて癒されて、気づいてここまで歩いてきたなぁって思いました。笑
暗闇があるからこそ、光の尊さってわかります。
わたしたちの人生は、ときに辛く、苦しく、悲しいことがあります。
でもその中には、やっぱり気づきがたくさんあるんですよね。
苦労して、それを見出せた時、ひとの魂は深く、輝きを放ち、もっと清らかになるんだなと感じます。
そして器が大きくなっていく。
なにがあっても嵐の中でも光を放つ小さな山小屋みたいな。。。笑 そんな存在になっていくのでしょう。
まぁ、もう願わくば。。。苦労しないで、あまり悲しむこともなく・・・
心を楽に生きていきたいなぁって思います。
しかしですね。。。これも、弘法大師とかイエス、ブッダとかみんな、修行とかしてます。
あれってあえて苦行（しんどい、暗い、面倒臭い）ことをして、普通の状況の中に光を見出しているんですよね。
なんで、鍛えられて逞しくなり・・・
昔は（ひどい・・・）とか悲しんだり、怒ったり、嘆いたり、憤っていたことが、
（あ、朝飯前・・・）とかになっていくのでしょう。笑
結局、そう言うことなんだなと思います。
毎日を丁寧に暮らしていくこと。
日々、愛する人たちが幸せに当たり前に存在していることに感謝すること。
当たり前というのは、当たり前ではない。。。ということを知ること。
そんなことをSさんと過ごし、学ばせていただきました。
ほんとうにありがとうございます。
聖ヒルデガルトの癒しとご加護を感じた時間となりました。
自然療法の基本・生き方・考えかたセルフケアを学べる「緑の薬箱」レッスンが始まります。
ぜひ、ご一緒に歩んでいきませんか？
ゆっくりとあなたが変化していくのを一緒に寄り添って行きます。
ホメオパシーのレッスンもはじまります。
あなたの幸せと健康を心から祈っています。
聖ヒルデガルト修道院より。
森Wenzela明華（もりうぇんつぇるさやか）
緑の薬箱説明はこちら
https://www.hildegardfamilie.com/course1
お申し込みはこちらです。
https://ws.formzu.net/fgen/S568445200/
ホメオパシーレッスン 説明はこちらです。
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