指輪物語とピノキオの鼻。

指輪物語とピノキオの鼻。

はなにか、失くしものをしたことはありますか？

わたしは人生でいろいろ失くしたり、忘れたりしてるんですが・・・

不思議でありがたいことに、

だいたいのものが還ってきているんです。

なんと今回、無くしたのは指輪でした。

（自慢げに言ってますが・・・泣）

今年４月に結婚２５周年の記念に、

ドイツ人夫と二人でフィレンツェに旅してきました。

そこで金の指輪をプレゼントしてもらったのです。

決してそれは高価なものではなく、

記念のささやかな贈り物。

高価なのもみてみたんですが、

わたしのライフスタイルでは普段使いできるかんじではないので。。。笑

毎日つけられるもの。

草原でも、森でも、街でも。。。そんなのが欲しかったんです。

フィレンツェの老マイスターが作った典型的な金細工の指輪だそうです。

細かいミル打ちがされていて

職人さんが丁寧に作っている様子を勝手に想像できて・・・

人の手の温もりを感じるのが、なんかいいんですよね。

それを人差し指にはめて、

「あぁ、可愛いなぁ」

時折、うっとりとして見入ったりして、結構気に入ってました。

すると・・・

前庭の草むしりをしていた時に・・・

なんということでしょう！！！

失くしてしまったんです。

失くして30分くらいして、気がついて

「な。。。。ない。さっきはめていた・・・」

記憶をたどりながら思って、家中探して

（も・・・もしや）

と前庭にいってベンチの下をみたら。。。。

なんということでしょう！！！

そこにキラッと光るものが。。。

まさかの指輪が、草のかげにあったのです。

「あ〜〜〜よかった・・」

贈ってもらって１週間も経たないうちに失くすなんて

さすがのドイツ人夫もキレるわ。。。。

なんて焦ってドキドキ胸を撫で下ろしました。

我が家の前庭はもう６年ほど前に、日本から庭師の友人たちがきてくれて

その友人監修のもと、家族で作り上げた庭なのです。

ガーデンセンターにお花も一緒に買いに行って、みんなで植えた薔薇も

ようやく花が見事に咲くようになって・・・

癒しの前庭なのです。

その庭師、晴照庭園のたけはるくんと家族の愛情いっぱいの庭。

（なんかお庭がみつけてくれたみたいだなぁ）と

お庭に

「ありがとうね〜〜指輪探して、置いておいてくれて」とお礼をいいました。

大切な指輪・・・なくなさいようにしないと。。。と心に思いました。

フィレンツェでも不思議なことがあったのです。

夫がウフツィ美術館に行ったので（入場料がひとり５０００円もするので、わたしは前回ガイドさんと行ったので

別行動）

カフェでのんびりとお茶を飲んでいた時のこと。

たまたま日本の友人からメッセージがSNSに入ったので、

メッセージのやりとりしていると、

電話がかかってきたのです。

「え？いきなり、イタリアで電話？」

イタリアにいるということは言ってなかったので

「あ、はい」という感じででたら

カフェなので、ざわざわしているわけです。

「どこにいるの？外？」

「イタリアのカフェのテラス席なんだけど〜。笑　フィレンツェにきてるねん。」

なんてひとりでいることを説明したら

「え！イタリア！！！」

と弾んだ声。

滅多に電話とかもしない友人なんで、

このタイミングでなんで電話なんだ？という不思議な感覚もしたんですが。。。

（SNSもしないひとなので、わたしがイタリアにいるのは知らない）

「イタリアがどうしたの？」

と聞くと・・・

もう何十年も前に、新婚旅行の時に、イタリアでピノキオの人形を旦那さんが買ってくれたそう。

そのピノキオの鼻が引っ越しの時に折れてしまって・・・

「だから、その鼻だけが欲しいのよ〜」

メーカーに問い合わせしようかと思ってたそうで、ねじ式の鼻だそう。

「ピノキオの鼻・・・ですか・・・」

ピノキオの人形とか。。。

なんか街角で見かけたことがある感じもしたので、

「アンテナを立てて、もしお店にあるようだったら聞いてみるよ〜」

と返事をしました。

（ないな〜〜〜ピノキオの鼻ってマニアックすぎる）なんてかすかに思っていたのですが。。。

写真をすぐに送ってきてくれて、

電話もなんか「じゃ、またね〜」って、あっさりと終わったのです。

で、お茶も飲んだし・・・一人歩きのフレンツェも楽しみ。

街歩きを楽しもうと、カフェを後にしました。

美術館、街の中心地に向かってカフェからの道を５０mほど歩くと・・・小さな玩具屋さんがありました。

すると。。。。なんということでしょう！！

友人が送ってくれたピノキオがわんさかと

ショーウインドーに飾ってあるではありませんか！

「え？このピノキオって、

こんなにメジャーなん？？フィレンツェの名産品とか？」

盛岡のこけしみたいな？

北海道の木彫りの熊的な？

まだ9時だったのでお店もオープンしたばかり。

そのお店に入っていくと、さまざまなおもちゃの中で

奥にピノキオのコーナーまであります。

フィレンツェの名産ではないっぽいです。

「へ〜〜・・・このピノキオは有名みたいだなぁ。。。」

念の為。。。店員さんに聞いてみよう。

「あの〜〜すみません〜〜、実は友人が。。。」

と写真をみせたら

お店の店員さんが

「ちょっと待ってね」と言って

どこかに消えていきました。

（もしや。。。もしかして。。。鼻があるとか？）

この電話して切ってから、3分もたってないこの展開って。。。うそみたいなんだけど。

透明のボックスを持ってきたのですが、そこには様々な鼻が。。。

（すごい、鼻だらけ〜〜）

って驚いていたら

「これと、これかな。」

二つのピノキオの鼻をわたしの手のひらにおいてくれました。

「ありがとう〜〜〜。ふたつ持って帰ります。

友人が喜びます。新婚旅行の記念だそうです」

店員さんもにっこり。

レジでお金を払おうとしたら

「お金は要らないわ。」とまたまたにっこり。。。

「え！！！いいんですか？」

微笑みながら優しそうに頷いてくれました。

まぢかい〜〜〜？？？泣

そして赤いピノキオ専用の袋に入れて手渡してくれました。

「ありがとう〜〜本当にありがとうございます〜〜」とイタリア語でもありがとうを連発して

店を後にしました。。。

まるで夢のような展開・・・・

なんで、さっそく友人に電話を

「はい〜〜もしもし〜？」（なに？みたいな感じで）

「なんと〜〜〜！！！ピノキオの鼻、ゲットしました〜」

「え？うそ〜」

奇跡のような話を聞かせてあげました。

記念にお店の店員さんの写真も撮らせていただいたので（友人専用で）そちらも送ってあげました。

「え〜〜〜！！」

「ね〜〜、奇跡だね〜。結婚記念のプレゼントね。。。」

なんて話していたのです。

お店をでて５０mもいかないうちに、ピノキオにすぐに巡り会うなんて。。。

夢のよう。

で・・・その後、フィレンツェの街中をうろうろしたんですが

玩具屋さんはあっても、ピノキオコーナーがある、あんな玩具屋さんは皆無。

お土産屋さんに、ピノキオの偽物のキーホルダーとかは売ってるんですが。。。

「あのピノキオ」は気軽にみつかるものではなかったのです。

（すごい偶然ってあるもんなんだなぁ。。。いや・・・偶然じゃないんだろうなぁ）

ピノキオの店が、たとえ気軽にみつかっても、

鼻をプレゼントしてもらえるということは・・・ないでしょう。

すごい奇跡だわ。。。と感動しました。

電話がかかってくるタイミングといい、

道を歩いてすぐというのも。。。びっくりです。

わたしたちが出会っているひとびと。出来事。

学んでいること。。。。言葉・・・

全ての巡り合わせも、出会いも・・・偶然ではないのかも。

すべて天は知っているのかもと思えたのです。

そう感じる出来事でした。

ピノキオの可愛い鼻、2本はわたしの書斎のひきだしに入っています。

秋に日本に帰る時に持って還って、友人に直接、渡す予定です。

引き出しをあけるたびに、微笑ましい温かい気持ちになるのです。

で・・・・

指輪を失くして・・・

その１週間後のこと・・・

またまたわたしは。。。やってしまったのでした。　

つづく。。。　to be continued ….

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書いていたら、超・長くなったので　不思議な巡り合わせの話？はまた明日。

6月末から、

いよいよ待望のホメオパシーのレッスンがはじまります。

ホメオパシー基本のレメディプラスαを

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このレッスンを受講されたかたは本当に人生が変容していっています。

なぜならホメオパシーは気づきと巡り合うレッスンだから。

ホメオパシーレッスンで

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ホメオパシーは地球の全てから成り立ちます。

植物だけでなく、植物も毒物も、鉱物、動物も。

「神は全てに癒しを与えた」というように

地球全ての癒しが理解できるのがホメオパシーです。

ぜひ、この機会に、じっくり、ゆっくり学んでみませんか？

このタイミングでの受講もまた巡り合わせかもしれません。

すべてがそうなんだなぁって、フィレンツェから帰ってきてからいろんなことがおこっているので

それをしみじみ感じています。

そしてレオナルド・ダヴィンチの言葉

『チャンスきたら前髪を掴むんだ。チャンスの神様には前髪しかないから。』

後ろは禿げているそうな。

これはレオナルドダヴィンチの言葉だったんですね。

知らなかった〜。

ホメオパシーでセルフケアできることは、

未来のあなたを、あなたの愛する存在を

確実に守ります。

ほんとうに家庭でできること、

そうではないことも、判断することができるようになるので、

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緑の薬箱レッスンとともに合わせて学びたい方、自然療法はじめたいかたも

どうぞ。

ではいつもドイツから　の幸せと健康を心から祈っています！

ありがとうございます。

森Wenzel明華（もりうぇんつぇるさやか）