こんにちは

わたしは今、五島列島に来ています。

 

あまりに感動したので、五島列島の旅の様子を書こう!!と、

いても立ってもいられなくなって、朝、目覚めました。

 

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上五島島にいまは、滞在しています。

 

朝、目覚めると、ホテルの窓からはぼんやりと海と港が見えて・・・

向こうにも島がみえて、ゆったりとした朝の空気を楽しめます。

 

ほっと心が安らぐ光景です。

 

神戸に暮らしていたときも、マンションのリビングからは神戸の街並みの向こうに港がみえて海が広がっていました。

 

だから、懐かしいというか・・・

 

当たり前に海が見える景色はドイツではないので、本当に心がほっと落ち着きます。

 

ホテルはスタンダードなホテルですが、

それだけでも、贅沢な空間と時間を楽しんでいます。

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さて・・・五島列島にきた理由は、友人からの強いおすすめで。笑

 

長崎からホームステイで訪れたくれてからのご縁での友人が、

ホームステイ滞在中も、ことあるごとに(笑)

 

ず〜〜〜〜〜〜っと

「五島列島ほど綺麗なところはない」と語ってくれていたおかげです。

 

いつかは行きたいけれど、

ドイツからだと、日本ですら、そんなに簡単にアクセスしやすい場所でもないので・・・

 

行きたいなぁって思いながら年月が経っていました。

しかし。

 

今回、わたしの大きな節目の誕生日を迎えるので

 

「よし!!記念に日本に帰ってお祝いしよう。

だったら行きたい場所に行こう!!」

 

そう五島列島の旅を決めました。

 

結論からいいますと・・・・もう感動しかない。素晴らしい・・・

 

ありがとう〜〜〜〜!!!!Kさん〜〜。笑

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日本の一時帰国の時間は、わたしにとってすごく貴重で、さまざまなリミットがあります。

 

その中限られた中で、

家のこととか、仕事とか・・・健康のこととか、会いたい人に会ったりとか、さまざまなことをかなりのハードスケジュールでこなしていきます。

 

そんな中、自分自身の旅の時間は、特別です。

 

五島列島の旅は、自分への特別な贈り物ということで決めました。

 

しかしながら、五島列島・・・

 

超・観光地の沖縄とかと違って・・・レンタカーもタクシーも、

ホテルも連絡船もいろいろ少ないのです。

 

島同士のアクセスとかもかなり・・・不便。

 

キリシタン系の教会や文化をたどるには、予定を組むだけで一苦労。

 

一緒にいく友人がさまざまなスケジューリングしてくれたことに感謝します。

 

スケジュールも何度も練り直し、予約し直し(友人が)

その時点でかなり疲弊しました。

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それに上五島、下五島とたっぷり見てまわると。。。

費用もまぁまぁかかります。

 

「なんか・・・こんな大変なら、ハワイいけるよ。

台湾とかにしたら良かったんじゃ?」

 

とか友人と笑い合いながらも、

滅多に行ける場所じゃないから、一生に一度くらいの勢いで、とりあえず五島だ!!!ということで決行。

 

 

というわけで、長いフライトと時差ぼけもあいまって・・・・日本に到着した時は

 

(なんで五島列島にいくんだ???」

 

かなり、やる気を失っていたのです・・・

 

が・・・

 

いやぁ〜〜〜五島列島、きて良かった〜〜。ほんと魂に響く旅です。

 

五島列島へは

ほぼ期待値0からのはじまり。

 

遠藤周作の「沈黙」にも登場する五島列島。

映画をみたんですが、美しい青い海に絶望的な気持ち・・・

ボロ泣きしました。。。

 

キリシタン文化と教会堂の、すこし暗くて悲惨で、悲しいイメージばかりが先行していました。

 

 

しかし何度も言っていますが、きて良かった!というより、

ここに導かれたんだなぁって。

確信できました。

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素晴らしい場所です。(現在進行形)

 

めちゃ自然が綺麗で、

海も山も輝いていて・・・豊かな自然の美しさで、感動しました。

 

なんといってもひとびとが、親切、オープン。

 

まだ2日目なんですが、五島のひとたちの正直な親切さに心打たれて感動しています。

 

あちこちに綺麗にお花が植えられていて、それも島民のひとたちの豊かさを感じました。

 

おうちもお墓もどーーーんとしてて大きいんですよ。

 

キリシタンの文化だけでなく、空海や最澄もここから旅立ったり、帰ってきたり。

遣唐使たちにとっては最後の日本の地。

 

倭寇と藩主が仲良くて、密貿易していた、とか、唐人街の跡地や記念廟があったりと、大陸との交わりの文化がありました。

 

なので島内キリストの教え、仏教の教えに触れることができるのですが・・・

 

この世界を天国にしていくこと。

これは、両方の教えがいっていることです。

 

あぁ・・・教えは全て共通する真理があるんだなぁと。

 

そしてキリシタンの歴史の中の人間の悲しさや愚かさ・・・

 

はるか昔に大陸への夢や希望を抱いて、この海へと旅だったのか・・・と。

そして大志や希望を胸に帰ってきた場所。

 

はじまりの場所。

 

でもあるんですよね。

 

ドイツに暮らしている私からすると、大陸に旅立ち、

また日本に帰ってきている。。。

 

というところに共通点を見出し、胸に迫ってくるものがありました。

 

海の美しさと緑の豊かさと。

 

今回の旅は、魂に触れる旅となっています。

 

さて、わたしはは日本での一時帰国、今回はひとりで帰ってきています。

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ドイツの家族にも話して、

誕生日祝いに、特別に日本で過ごすことを選びました。

 

こどもたちも大きくなり、子育ても終わり

虚弱時で弱かった次男も、超元気になり。。。

 

自然療法を必死でやっていたときとは、

また見える視点がちがってきていました。

 

自分の中の違和感に気がつかないまま、もやもやっとしていたのです。

 

ドイツでは誕生日のひとが「生かされていることに感謝」ということで

盛大にお祝いしたり(主役がご招待する)大きな寄付をしたり。

 

学校や職場でも

誕生日は「ありがとう」の気持ちをこめて、

誕生日を迎える人がケーキなんかを用意して、

みんなに配る習慣もあります。

 

(わたしも、記念になにかしたいなぁ・・・感謝の気持ちを還元したいな・・)ってふと思った時に、

 

今回、日本のセミナーなどでお配りする小冊子

「宇宙の薬箱」を創るというアイディアがふってきました。

 

フランス旅行から帰って、一気に内容を書き上げて・・・

 

ベルリン在住のデザイナーの友人にイラストを依頼し、

そして編集を友人に頼み・・・

 

素敵なイメージ通りの小冊子ができました。

「めちゃ可愛い!すごい内容ですね」

と手に取った人みんな、すでに喜んでいただいています。

 

ページ数も76ページあって、情報量も満載です。

 

正直いって出し惜しみなく、自然療法への心得を綴っています。

そして、すごく経費がかかっているのです。笑

 

そうしましたら・・・

 

日本のあちこちを回るんですが・・・

 

なんか、この小冊子だけで、すごい内容で

ほんとうに、さやか・・・

ワークショップで配る必要あるのか?

 

と・・・出し惜しみする気持ちが・・・

 

わたしの軸自身が揺らぎはじめたのです。

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しかし自分で

(でも、誕生日の記念だし・・・)

と偽善的に言い聞かせていたのです。笑

 

そしてもやっとする気持ちを持ったまま、訪れた五島列島・・・

 

五島列島に来て、あぁ!!!って明確になりました。

 

はじまりの地であり、

悲しみの地であり、、、

守り続けた地であり、

浄化された地であり・・・

 

もう一度、

初心に戻ること。

 

病弱だった次男は、もう高校生に。

おそらく丈夫でしっかりした健康の基礎は築けているでしょう。

 

でも、いまの日本の教育や自然療法の状況は??

 

みんな大丈夫になってる?

 

いや。。。まだまだ。

 

ずいぶん良くなった部分もあるけれど、

まだまだ不自然。

 

日本の社会のありかたも、疑問点がいっぱいあります。

 

それを今回のお話し会などでは語りたいと思いました。

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多くのこどもたちが健やかに過ごせるように、やはり

メッセージを伝えていこうと思えました。

初心に還る、ということを思い出させてくれました。

 

昨日、午後2時くらいに、玉の浦教会という教会を一生懸命訪ねて行ったら・・・小さな教会だったのですが、当初の予定を

間違って迷って、訪れたのです。

 

童話に出てくるような小さな教会で、屋根のうえにはとんびが止まっていました。

 

「可愛いね〜」

 

「まぁ、迷ってきたけど、良かったね」

 

なんて話しながら。

 

小さな海沿いの集落でのどかなところでした。

 

で、五島列島・・・町も小さいし、教会があるのは僻地なので、店もほぼしまっているんです。

 

で、お昼ご飯を食べ損ねて、あまりにお腹が空きすぎて、

 

ぼろぼろのひなびた売店に何か食べるものはないかと、入ったのですが、

そこでさつまあげを売ってたので、

お腹の足しに、と買おうと思ったら・・・

 

店の奥に鯵のフライを発見してしまいました・・・!!笑

 

おもわずおばさんに

「あの、鯵のフライは?売り物ですか?」と。

 

「お惣菜が余ってるやつなの、食べる?」

 

「あ、食べます〜〜!!お支払いします〜〜」

 

っていったら

「もう、いいわよ〜〜」

 

っていって、鯵のフライとかき揚げを振舞っていただきました。泣

めちゃ美味しかった〜〜〜

 

それで感動してバクバク食べてると、

さらに

「おにぎりもいる?ご飯があまってるからね」

 

って

おばさんが梅干し握りまで作ってくれて・・・

友人は感動して泣いてました。

 

わたしも泣きそうになったけど、堪えた。

 

という出来事が!!!

 

というか、見ず知らずの通りすがりの飢えた中年女性ふたりに・・・

ここまで親切にしてくれるなんて。

 

もう、すっごい親切で・・・五島列島の人、なに?この親切さ。。。という感じです。

 

そのおばさんは、たまのうら教会の信者さんでした。

 

なんか迷っていった・・・小さな可愛い村の教会堂。

 

でも、お昼ご飯まで天は用意してくれているのか。。。と、本当に感じました。

 

またそのアジフライが超・美味しかった。。。。

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わたしは、しみじみ、アジフライを食べながら・・・反省と感動しました。

 

なんか小冊子をつくって、もったいぶって。

で、ぐちぐち言ってる場合じゃないなぁって。

 

小冊子を受け取った時の最初の気持ち。

 

自然療法を広げたいって思った時のあの時の気持ち。

 

初心に帰ること。

 

それを忘れてはいけないと。

 

神様はごはんまで食べさせてくれたんだから、

なにも不安に思ったり、心配したりする必要はない。

 

わたしも与えて、貢献していこうって。。。

 

それこそが真意なのだと。

 

おばさんはほんと親切で、こんなふうに与えるということをしないといけないなぁって。

 

反省とともに、なにかが吹っ切れました。

 

五島列島のひとびとの守り続けてきたものに、魂が確実に触れたのです。

 

そういうシーンが、五島のひとと話していると、ふと訪れて、涙があふれそうになることがあるのです。

 

これは魂に響いてるんだ。。。と。

 

そんな体験をしました。

 

今回お会いする人々には

「宇宙の薬箱」の小冊子を心と魂から手渡して、メッセージを伝えていこうと、そんなふうにやっと

心から、魂から思うことができたのです。

 

するともやもやは消えていきました。

 

五島の海はエメラルドグリーンに透き通り、風も青空も眩しく・・・

 

すかっとした気持ちになりました。

 

今、この瞬間に、わたしはここにくる意味があったのか。

 

メッセージを受け取っているんだなって。

 

というわけで、みなさまに今回、日本のどこかでお会いできれば幸いです。

 

それでは美しい五島列島より愛をこめて。

いつも幸せと健康を祈っています。

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森 Wenzel 明華 (もり ウェンツェル さやか)

 

尾道

https://ssl.form-mailer.jp/fms/89de7cfe779701?fbclid=IwAR2I8MaR2w1VMGXtzcVF8R5wlaolWxe7llWM08NdUvy0cavhbHncn_LAAMA

 

東京

 

https://tsukiyomido.com/lp/hildegardfamilie/?fbclid=IwAR0K8EddGEj7zWJgnFADyCW8YB3ERdb7ouOBGqZr4iZfpemDheZPjAdmkKs

 

 

 

葉山 

https://mother-earth-aroma.com/news/家庭でできるドイツ自然療法お話会%E3%80%80/

 

あまね庵では初の試みで5日間連続でいろいろプランを考えてみました。

 

ならの古の神々、薬草と触れ合う、というのがテーマです。

少人数で和気藹々と薬草のワークショップして楽しみます。

 

プログラムは大神神社参拝(山が空いていたら山に登ります)からはじまり、グーダドラムと宝石療法、ローフード、鑑真和上の唐招提寺のハーブについて、薬草遠足、薬草御前、宇陀の薬草園見学など、盛りだくさんの内容になっております。

 

日帰りでも、何日か連続でも。

 

お好きなように組み合わせてのんびり癒されて帰ってください。

 

宿泊のかたはプライベートセッションもします。

お好きな日程を選んでお申し込みください。

 

https://www.hildegardfamilie.com/retreat

 

こちらの鑑真和上の薬草を知る、というテーマのプログラムについては、いろんな偶然が重なり、なんと、野崎先生という唐招提寺の薬草園の再現にご尽力くださっている先生にお話を伺えることになりました。