「わたし、絶対にここに行く!」
インターネットでみた一枚の写真。
それは鳳凰古城の運河沿いに立てられたミャオ族の家々が立ち並んでいます。
通称「燕小屋」といわれているそうi。
なんかその写真をみているだけで、なんだか切ないような、懐かしいような気持ちになるのです。
もしかしたら広島の山奥の木造のお屋敷に住んでいた祖母の家に似ていたのかなぁ。
さて鳳凰古城。
近くの宿のひと、オススメの朝食飯屋でごはんを食べまくり、おなかいっぱいに。
今回の中国でいちばんおいしいレストランでした。
ミャオ族のごはんは、どくとくの薬味がきいていてクセになる味。
朝食後、散歩にいくことにしたのですが、
かさをさして、雨の降りしきる中、こどもと3人で鳳凰古城の町を歩きました。
最初は川沿いの道を歩いていると。。。。
「うわぁ、おもしろそう!」
「ぼく、先行ってるね~~」
とことこと長男が駆け出した先には。。。
飛び石橋。
川に石の柱をたてただけの橋があるのですが
こどもは大喜び。
「ちょ。。。ちょっとまちなさ~~い」
というのは、全く聞くわけもなく・・・
で、なんども往復。。。
ひゃ~~、雨の中、落ちたらどうすんのよ~~!!
オカンは気が気ではありませんでしたが、
無事に5往復ほどしてから
「もう、いいやろっ」
と、先にすすみました。
川沿いの道は堪能したので、中の道を行くことに。
ずっとつづく細い細い石畳の路地。
次の角を曲がったら、なにがあるんだろう?
歩いているだけで、
ほんとうにワクワクしてきます。
路地でたたずむ、ミャオ族のおばちゃんやおばあちゃん。
竹細工のおもちゃを売る店、
ミャオ族の銀細工のお店、
牛の骨のアクセサリーやら、
華やかな民族衣装(のお土産)やら。
焼き栗のいいにおいが漂ってきたり、
甘いお菓子のにおいがしたり、
ストーブにしている炭火の香りがしてきたり、、、
「面白いね~~」
「ほら、みてみ~~」
レストランの厨房から勢いよく火があがって、炒めものしてるのが見えたり。。。
しばらく歩いていると、
「あれなに~?」
こどもたちが指さしたのは、むかしながらの製法で飴を作る飴屋さん。
これは町のあちこちにありました。
ここの名産はしょうが飴。
にょろ~~~んと、店先で熱い飴をのばして、練って、冷やして、
切って、その場でパッキング。
試食をもらったら
「からい~~!!」
食べたら、びりびりくるほどのしょうが味。
でも、おいしい。
こどもたちは面白そうに見学しています。
「ホレホレ」ってかんじで手招きされて
物珍しそうにみていたら、飴作り?!させてくれました。
こちらの飴は、ピーナツやゴマ、いろんな木の実をあつい飴の中にいれて、ぺったらぺったら、おおきなキネでつきます。
試食も食べまくり。
葛根湯でも有名だそうで、とろんとしたくず湯を食べました。
龍の形のポットにお湯が入っています。
中心が空洞で、練炭が燃えているので、いつでもホカホカのお湯がでます。
おいしかった♪
こどもと3人でのんびり町を歩くのって楽しい。
寺院でおまいりをしたり、
たくさん道草して、宿に帰りました。
ここの城下町内は、車は通れないし、ときどき荷台をひいたバイクがすごい勢いで通るけど、ま、いたって安全。
この鳳凰古城では、ほとんど欧米人をみかけませんでした。
皆無というわけではないけど、桂林ほどは知られていないみたいです。
この場所ほど、中国というかノスタルジーを感じるところはない。。。
(って初めてきた中国なんだけど)
しかし観光地なのは、間違いなく、
ひっきりなしに町外れのバスターミナルには
各地からのバスが到着していました。
宿は川沿いにありますが、川向きの部屋は満室。
道側の部屋に泊まりました。
大きなベッドが2つと小さいベットひとつの部屋で、1泊100元。
って1300円くらいです。
もちろん4人で。
トイレの上にシャワーだったので、ドイツ人夫は青ざめていましたが、実際シャワーしていると臭いもきにならず、清潔なかんじがしました。
昔からのミャオ族の民家である川沿いの家は、ほとんどが今はホテル。
ここの鳳凰古城の素敵なところは、その燕小屋とよばれる家たちが
魂をもっていること。
家自身がすごく良い「気」に包まれているのです!!。
わたしたちはぐっすりと眠ることができて、
わたしもこどもたちもすごく気持ちのいい幸せな夢をみました。
この旅で、心から安心して眠ることができた・・・というか
まるで守られているような気持ちで眠れたのは、この町だけでした。









