待ちに待った夜行列車の旅だったのですが、
恐ろしいことが怒りました。

「こ・・・これは!なんだ?」

モクモクとたちこめるタバコの臭い。
ヤニ臭さが車両全体にしみこんでいます。

「く・・・くっさぁ~~」

急いで窓を開けましたが、そういう問題ではないらしい。
歴代乗客の方々が、しみこませた臭いです。

しかも冷たい空気が流れ込んでくるし、こんな中で眠れるのか?

さらに追い討ちをかけるように、

「なんだこれはぁ??」

ドイツ人夫が、血相を変えてシーツを指差しました。

「ん?」
シーツは薄汚れて、シミとかもついています。

「こ・・これは?!」

「きったなぁ~~中国の寝台列車って、こういうのなの?」

まるで何十人もの人々がずっと使ってきた
超安宿のシーツのように?!古びていて、汚い。

「これ、洗ってないの?」

「ダメだ。。。こんなところで眠れないよ」

夫は超キレイ好き。これは彼には信じられないレベルのはず。

車掌さんが切符を確認しにききたので、
夫は真剣に怒って、身振り手振りで

「コンナノ ネムレナイジャナイカ!シーツを4マイ モッテキテクレ~~!!」

と伝えると、車掌さんが急いで新しいシーツを持ってきてくれました。

「良かったねぇ~~!いってみるもんやなぁ」

と、感心してシーツを広げると

「・・・・」

「・・・・」

き・・・きったなぁ~~・そのシーツも薄汚れているのです!

「ちょ、ちょっと待って」

わたしは急いで鼻をシーツに押し付けました。
しっとりとした汚いシーツからは、間違いなく洗いたてのにおいが!!

「これ、大丈夫やで。汚く見えるけど、実はキレイやねんって!」

「えぇっ!」

車内のシーツは全て洗っていたということが判明。
一安心ですが。。。
しかし一度、気持ち悪いと思うと、なかなかその『気持ち』は
払拭できません。

結局、わたしは・・・・あれやこれや考えて、
(大丈夫かな?こども眠れるかな?)

(こんなことなら、バスにしといたら良かった~)
と・・心配しすぎ、
ふっと眠ったかと思えば
次男が「ままぁ~~こわいの~~」とかいって、わたしの寝台に入ってくるし。

わたしは
一睡もできませんでした・・・・

ドイツ人夫は、いびきとかかいて寝てるし・・・
こどももぐっすり・・・

(ほんと、オカンって大変やわ)

外の景色は、南国から・・・北国へ。。。
というと大袈裟っぽいけど、変化していきました。

高い山に樅ノ木とかがふえて、おまけに天気は雨。

朝の6時過ぎに『吉首』駅に到着。
わたしはフラフラ・・・

中国の夜行列車・・・子連れには、あまりオススメはできないかも。
(ヨーロッパのときも、そうだったけど・・・)

フツウの座席のところも見学にいったけど、すごい状態でした。
床は食べ物のくずだらけ。でも赤ちゃんとかも寝ていて、たくましさを感じました。

吉首からバスでやく3時間たらず。。。山へ山へ・・・とバスは走り。。。

ついに、念願の目的地『鳳凰古城』に到着。

バスターミナルからタクシーで古城の街へ。

「うわぁ!!!」

虹橋という風雨橋をこえると、そこは
まるで千と千尋の神隠しのような世界が・・・

宿屋のおばさんが、わざわざ橋まで迎えにきてくれました。

おばさんの肩越しに、狭い路地を傘をさしながら見物。

細い石畳の路地に、たくさんのお店。。。
赤いちょうちん。。。

人々の生活が垣間見えます。
ミャオ族の民族衣装をきたおばさんたち。。。

これがみたかった!!というミャオ族の人々の町が!
。。。
コ・ト・タ・ビ 
コ・ト・タ・ビ 
コ・ト・タ・ビ