The last night 2023 years | 果てなき旅路

果てなき旅路

旅、温泉…たまには歴史。時の徒然に、好きな事を綴っております。

こんばんは。


2023年の大晦日。


皆様、如何、お過ごしでしょうか。





本年を振り返ると…


新型コロナウイルスに翻弄されたこの数年、ようやく、そのコロナ禍が緩和され、我々の生活も以前に戻りつつある状況ではないでしょうか。



しかしながら、信じられないほどの物価高に対して、我々の収入は極端に増えるわけではなく、このまま物価の上昇が止まらなければどうなるのだろうという社会不安の招く影響は、とりわけ深刻な問題です。



他方、年末になり明らかになった自民党最大派閥( 清和政策研究会)の政治資金パーティーでの裏金問題は、大臣経験者クラスのキックバック記載や訂正などが次々と報じられることとなりました。



岸田首相は、党幹部に各派閥の政治資金パーティーを自粛するよう指示しましたが、各社の世論調査で内閣支持率は20%割り込んで危機的状況を迎えており、焼け石に水の様相の中で、この政治不信をどう乗り切るのか、どうなる日本。





さて、話題は私個人的なことに(笑)



とにかく、全国津々浦々と言うとオーバーな表現となりますが、東は岩手、西は広島、数度の関西遠征もあり、ここ近年では珍しい、積極果敢に旅に出ました。



Life is the Journey 

人生とは旅である 



伊東園ホテルズのスリッパに施されているほどの有名な言葉ですが、日本語には同じ意味合いでも、かっこよさが違う言葉があります。



それが…



旅行と「旅」



旅行と言うと、観光地に行ったり、温泉に入ったり、その土地のお土産を買ったりというとても観光的な響きに感じます。 



一方、それが「旅」となると、未知なるものへの探究心が芽生えて、何か目的を探すかのような冒険的な意味合いが強くなります。 



カタカナで言っても、トリップ = Tripと言うと旅に近く、なんだかちょっとかっこいい。



一方で、トラベル = Travelと言うと、どちらかというと旅行に似ていて、観光風な雰囲気が漂い始めます。



では、実際の英語では?? 



Travel = 旅行するという動詞なので、「旅」はTrip、または、Journeyになるとのこと。



さらに、Tripは短い旅で、Journeyは長い旅のようなニュアンスがあると言います。



まあ~そんな英語表記は、一旦置いといて(笑)



目的は多々あれど、「旅」をすることで、未知の経験を積み、人々と出会い、新しい景色が開けます。



旅に出ると、計画通りに行かないことは良くあることで 、何かしらの理由で、時間通りに来ないバスや電車があったり、普通の生活ではありえないことが日常的に起こったりもします。 



旅で経験する困難も楽しめるようになれば、旅人として一人前なのかもしれないなどと、妙に悟ったり何かもします。 



旅で出会う1つ1つのプロセスが、自分の価値を高め、人生は深みを増していく。



Trip = 短い旅を繰り返すことで、Journey = 長い旅となるのかもしれない。



Life is the Journey 

人生とは旅である 



等と、“オチ” がついたところですが…

 




本当に人生とは、山あり谷ありで、壮大な旅のようなものですよね。



もし、今自分が人生の終わりを迎える瞬間の時、きっと、思うことがあるのだろうか。



または、自分が生きてきた人生に、日頃から不平不満をつぶやきながら生きてきた人は、人生の最後も過去を振り返って、後悔の念が多いのだろうか。 



他方、自分の生きてきた人生に、困難や喜びなどのたくさんの喜怒哀楽を、一つ一つ心を込めて生きた人は、経験がとても豊かで充実したものになり、人生の終わりには、感謝の気持ちが湧き出して感動しているのかもしれない。 



そのどちらかを決めるのも自分次第…



そう考えると、どれほどの “心の経験” をし、それらを乗り越えてきた時の感動が、心の財産へとなり、いつまでも持ち続けることができるのではないだろうか。



特に、辛い経験も乗り越えた時の感動は、とても大きいもので、そんな人生の経験が自分の宝物になるのではないのかと思うのです。 





時として旅に例えられる人生



人生という長い長い旅をする全ての人に送られた名言があります。



今から20年後

君はやったことよりも

やらなかったことに

ずっと後悔することだろう 

さあ もやいを解き放て

安全な港から船を出せ 

探検せよ 

夢を抱け 

発見せよ


by マークトウェイン  ※「トムボーヤの冒険」の著者



この言葉は19歳の時に出会ったもの、それはまさに私が予備校生だった時のことですが、以下のように、この名言を解釈をしています。



人は失敗することを恐れて、挑戦へ踏み出していた足を止めてしまいます。


その時にはやらなかった決断が最良と思えるかもしれません。


しかし、20年後に今の自分に立ち返った時に、やらずに結論を下してしまった自分を悔いるのです。


失敗は一つの結果でしたかありませんし、まず何よりやってみないと何もわからない。


やらないことは「やって失敗する」よりも大きな失敗なのです。



私の場合は現在、20年後と言うよりも、もう少しだけ、年齢を重ねてしまいましたが(笑)



!? こんな名言と出会った時に、私は一つの冒険をしました。



以前にも触れたことがありますが、それは私が19歳の夏の終わり。



以下、当時綴った自身のブログより引用…



敢えて、予備校生という表現を使ってきましたが、一般的には浪人生・・・それは、青春時代の中で、暗く後ろめたいイメージ。



私もそんな暮らしから逃げ出したくなり、自分の受講していた夏期講習も終わった夏の終わり、北海道へ旅に出ました。

「青春18きっぷ」を利用して…。


東北本線をひたすらに、各駅停車で北へ北へと進み、青森からは「夜間急行・はまなす」だったと思いますが、終点の札幌まで乗車し、そこからはまた、各駅停車で苫小牧まで。


この旅には目的があって、苫小牧から仙台行きのフェリーに乗船するということ。


吉田拓郎さんのファンならお分かりの方は多いはず・・・『落陽』の歌詞です。



私の旅の始まりは19歳の夏の終わり。



予備校生という身の程は分かっていながら、もしあの時、旅に出ていなかったら、私は一生後悔していたかもしれないし、旅の素晴らしさを一生わからなかったかもしれません。 



あれから二十数年が経ち、酸いも甘いもしりました。



そして今年、そんな二十数年の旅路を振り返り、「このようなことが、本当に起こるのだなぁ」という衝撃的な経験が…



6月の初旬の台風直撃



もはや、帰る術もなくし、その日泊まる宿も探さなければならず、けれども、途方に暮れるわけでもなく、何故かあの時考えていたことは、初めての旅で北海道へ行った時のこと。



そして、あの日の少年 = 自分に向かって、問いかけました。



「色々と人生は困難なことは多いけど、ぼちぼち、宜しくやってるよ」と…。





そう言えば、私がこのマークトウェインの名言に出会ってから数年後、アントニオ猪木が、引退時に禅僧である一休宗純の言葉を引用していました。



(セリフ)

人は歩みを止めた時に

そして

挑戦をあきらめた時に

年老いていくのだと思います


この道を行けばどうなるものか

危ぶむなかれ

危ぶめば道はなし

踏み出せば

その一足が道となり

その一足が道となる

迷わず行けよ

行けばわかるさ


いくぞ~!!!!!

1、2、3、ダ~~~~~!!!!!


byアントニオ猪木 ※1998年4月4日 引退試合にて



さて、これを持ちまして、本日この投稿が、本年最後の記事となります。


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それでは皆様、良いお年をお迎えください。


来年もよろしくお願い致します。