@JAM EXPO 2022 8月27日の公演についての感想 | 不条理に抗う:女性アイドル最高評議会

不条理に抗う:女性アイドル最高評議会

不条理な経験について記します。その逆も書こうかな。
「アイドル最高評議会」とは「ジェダイ最高評議会」のパロディ。
記事を投稿するにあたっては時間をかけて推敲しています。しかし、まちがったこと、書き忘れたことをあとから思い出して加筆修正しています。

8月27日の公演について。

基本的にずっとストロベリー・ステージのアリーナCブロックにいました。

 

まずは、NMB48。あえて挙げると、推しメンは塩月希依音なので、昨日に続けて見られてよかったです。コロナ禍に発表された「だってだってだって」は今までと違う新生NMB48の開始を告げる名曲ですね。

 

 
「絶滅黒髪少女」、「北川謙二」、「ドリアン少女」、「甘噛み姫」…。大阪育ちの私には、NMB48は東京から見れば下世話に見える世界を切り開いてきたし、それが持ち味でした。それに対して、最近のNMB48のシングル曲はクール。私は前者は飽きてきて、後者のほうに魅力を感じます。 
 
次は、 ピーチステージのAppare!。観客が多くて正面に人が入り切らずに私を含めてかなりの数の観客がステージ左側、上手にできた待機列で見ざるをえませんでした。しかし、工藤のかはそのことを察して左のほうも見てくれました。
 
ストロベリーステージに戻って、femme fatale(ファム・ファタール)。フランス語で「運命の女」。男性が一生に一度出会い、自分の人生を狂わされてしまうような女性のことです。戦慄かなのというお名前だけは存じ上げていましたが、こういうことをなさっているかたなのですね。音楽的にはエレクトロ。アイドルとエレクトロと言うと、Perfumeの大成功のあとは、成功例があまりないと思うんですよ。でも、femme fataleのエレクトロは楽曲派ととらえてもいいほど良質のエレクトロですね。

 

サザンオールスターズ「エロティカ・セブン」のカヴァーが印象に残りました。TIFのタイトル未定と同じく、メインステージ出演権争奪戦を楽曲派が勝ち抜くのはいい傾向ですね。

 

続いて#ババババンビ。やはり手堅いパフォーマンスを見せてくれました。

 

キーウイステージに移動して、Ringwanderung。やっぱり「waving」がいい。リンワンの曲は陰鬱もしくは虚無的なポストロックなのですが、この少し明るく楽観的な曲はセットリストにメリハリをつけていますね。

 

 

 

次はブルーベリーステージのAppare!。

 

そのあとはストロベリーステージのHKT48、STU48瀬戸内PR部隊Season2。

HKT48は運上弘菜がいないのが残念でした。

STU48瀬戸内PR部隊Season2は「暗闇」も「夢力」も「花は誰のもの?」も意外によかったです。でも、このユニット自体がファンから総選挙でお金を搾り取ってそのお金で、コストのかからない少人数を作って活動させるという運営、事務所側のエゴイスティックな一石二鳥で作られているユニットなので、それに乗るメンバーっていったいどういう気持ちなのか疑いたくなりますよね。

 

そしてOCHA NORMA。「恋のクラウチングスタート」、「素肌は熱帯夜」(新曲)、「ジリリキテル」(Berryz工房のカヴァー) 「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」(モーニング娘。のカヴァー)、 「お祭りデビューだぜ!」。そろそろ同じレパートリーのヘヴィーローテーションに陥らないように、TIFのときから比べると、「素肌は熱帯夜」、「ジリリキテル」が追加されている努力がすばらしいです。

 

次はTask have Fun。ブレイクの機会は逃したとは思いますが、しかし、今回、楽曲がいいグループだと思いましたね。当初高度な楽曲についていけていない観のあったメンバーも入れ替えがなく活動を続けてきたことも大きな強みになっています。

 

 

 

FES☆TIVE。この有名な曲はこのグループの曲だったんですね。このバカ騒ぎソングがすごくい嫌いだったんですが、もう認めていいと思うようになりました。

 

次はまたRingwanderung。パイナポーステージ(19:05-20)。入場規制にひっかかって途中入場。このあと(19:15-40)、ストロベリーステージにフィロソフィーのダンスが登場するので、泣く泣く途中退場。

しかし、ストロベリーステージに戻ってくると、まだでんぱ組.incのパフォーマンスが続いていました。結局十分以上伸びていたんですね。これならRingwanderungをぜんぶ見てもフィロソフィーのダンスに間に合いましたね。

 

そして肝心のフィロソフィーのダンスですが、TIFのSMILE GARDENのときとあまりセットリストが変わっていないので、少しがっかりしました。おそらく「サンフラワー」「ダンス・ファウンダー」「フォーカス」「ライブ・ライフ」の流れの最初に「シスター」が加わっただけでした。まあ、しかたがないか。

 

最後はつばきファクトリー。彼女たちにも「表面張力~Surface Tension~」というディスコ・ファンクの名曲があったんですね。勉強になりました。

 

 

次の記事では、8月28日についての感想を書きます。